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宅建を未経験、独学で合格する為にやること

2023年に不動産業界未経験で宅建に独学で合格しました。


今回はこの経験をもとにやっておいて良かった事や独学で合格するための考え方などを書きます。
この記事はこんな人におすすめです。

・未経験、独学で宅建を取ろうとしている人
・以下の悩みがある人
 「勉強を始めたものの慣れない単語ばかりで取っつきづらい」、「なかなか勉強を継続できない」、「過去問をやっても30点を超えられない、点数が伸び悩んでいる」

この記事が業界未経験や独学で宅建勉強をするときに役立ったらと感じています。
宅建試験や勉強方法、過去問の活用法についての詳しい事は別の記事に書いていますのでよかったらそちらもご覧ください!


1、独学のメリット、デメリット



まずは独学のメリットやデメリットについて書いていきます。

メリット1、費用が安い


独学は費用がかからないです。
参考書や申し込み費用などしかかからない為安く済ませたいという方におすすめです。
通信講座やスクールなどは費用が5万〜10万程度かかるのでできるなら独学で安く済ませたいですよね。

メリット2、自分の好きなスケジュールを組める


スクールなどでは学習カリキュラムが決まっていますが独学では自分のペースで学習を進められます。
苦手な単元には学習時間を多く割く、あえて得意分野に時間をかけることで確実に得点できるようにするといったように柔軟に勉強できます。


デメリット1、免除制度が利用できない


これは独学というよりは未経験者のみといった感じですね。
宅建には免除制度が存在します。
1問~50問の中の46問~50問を免除するという制度です。しかし、この制度には「すでに宅建業に従事しているもの」という条件があります。

デメリット2、勉強慣れしていないと結果が出ずらい


スクールなどは経験から培われた効率的な勉強方法やテキストがありスケジュールも管理されています。独学ですと勉強方法の確立やスケジュール管理は自分で行うこととなります。

スケジュール管理に自信があり勉強慣れしているのなら独学でも良いと思います。
しかし、今回は試験慣れしていなくても役に立つ考え方やノウハウについていていきます。

2、独学でやらないといけない事


(1)、ゴールを設定する


おすすめは早めに試験に申し込むことです。
宅建は例年10月の第3日曜日に試験があります。
申し込みをすれば勉強する期間のゴールができるので「試験日まで頑張ろう」という気持ちになりましす。

(2)、勉強の戦略を考える


宅建の試験科目は宅建業法(20問)、権利関係(14問)、法令上の制限(8問)、税など(8問)という構成になっています。
この4科目にはそれぞれ特徴があります。

宅建業法や法令上の制限は覚えてしまえば得点源となります。序盤で勉強して定期的に復習をして記憶を定着させる方法がおすすめです。

権利関係は理解して問題を解かないといけないのと難易度が高い問題(捨て問)が多いので取っつきずらさがあります。
過去問を繰り返しといて慣れるのがおすすめです。

税などは暗記問題が多く難易度は低いですが勉強範囲の割には少ししか問題が出ないのでタイムパフォーマンスは悪いです。

近年は宅建の合格点数も上がってきているので宅建業法や法令上の制限を得点源にすることは必須となっています。
ですので、宅建業法→法令上の制限→権利関係→税・その他順番で勉強するのがおすすめです。

(3)、スケジュール管理をする


宅建の合格ラインは年々上がり傾向にあるので問題の正答率を少しでも上げておきたいです。1問しか出ない単元であってもしっかりと勉強をして得点源にしたいです。
スケジュールを立てるコツは理想と現実のバランスをとることです。
勉強慣れしていないと理想のスケジュールを組んでしまい挫折してしまいがちです。
まずは2週間程度無理のない範囲で勉強をしてみて1日に割り当てられる勉強時間を把握してから、スケジュールを組む方法をおすすめします。

(4)、点数が上がらなくても焦らない


独学で宅建の勉強をしている場合、点数が上がらないと焦ります。
参考書や勉強方法を変えれば改善される時もありますし、一定期間伸び悩んだ後に点数が上がることもあります。
焦ってしまうと空回りしたり諦める原因になるので冷静に原因を探りましょう

(5)、やり切ること


最後まで勉強をやり切ることが大事です。
合格すれば理想ですが仮に不合格だったとしても最後までやり切れれば来年に向けて勉強を継続できます。悔いのないように勉強をしましょう。

3、未経験、独学できつかった事と対策

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