社内SEは会社の規模で仕事は全く違ってくる

大きな会社の社内SE

社員500人、1000人以上の大企業の社内SEになると、当然情報システム部の部員数は増え、インフラ部隊、ヘルプデスク、オペレーション、開発部隊、場合によっては業務改善部隊が組み込まれる事もあります。そうなると同じ部署でもどの担当になるかで働き方は大きく変わってきます。入社時、転職時には、自分がどの部隊でやっていきたいのか、しっかりとアピールしておく事が大事です。

小さな会社の社内SE

50人以下の企業の社内SEになると、総務部電算課のように、社内勢力は小さいものになり、パソコン担当、パソコンに詳しい〇〇さん、のような扱いになります。それくらいの会社になるとインフラ、社内システムなどが安定していない事が多いので、トラブル対応に追われる事が多いでしょう。それでもマンパワーが足りない部分は外注に頼む事になります。

どのレベルの情シスに入るのかを考える

会社の経営ビジョン、部署の規模、人数体制などで、社内SEとしての働き方が大きく変わる事を意識して会社を選択する必要があります。ITに関しては、会社において成熟度がまちまちであったりします。経営ビジョン、経営プランにおいて、きちんとITを重視していかどうかを見極める必要があり、無知な経営者はITを後回しにしたり、重きを置きません。

まずは広く浅くが求められる

会社の規模に関わらず社内SEに求められるのは、浅く広い知識と経験です。何故かというと楽観的に考えれば社内SEである自分達で対応しきれない仕事は外注に任せてしまえばいいのです。インフラからシステムまで、まずは浅くてもいいので幅広く知見を高める事をやって、そこから少しずつ深く勉強していきましょう。社内SEは会社を辞めない限りずっと続きます。焦らすじっくりとできる事をやっていく事が大事です。

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