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SIer12年から社内SEへ転職して12年。 社内SEになりたい人、成功したい人、社内…

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SIer12年から社内SEへ転職して12年。 社内SEになりたい人、成功したい人、社内SEの仕事の日常を知りたい方へのお手伝いをしたい。

最近の記事

社内SEが運用業務をやってはいけない理由

専門性の欠如社内SEは通常、システムの開発や設計に専念しています。運用業務は別の専門性を要求するため、SEがこれを行うと、専門的なスキルや知識の不足が生じる可能性があります。もちろん、システムを構築、保守する上で自社の運用業務を理解しておくことは重要です。しかし、運用業務を行うための知見とシステムを扱う上での業務の知見はニュアンスが違ってきます。 業務の分業化より効率的で効果的な業務遂行を図るためには、業務の分業化が必要です。社内SEが開発と運用の双方を担当すると、それぞれ

    • 社内SEは会社の規模で仕事は全く違ってくる

      大きな会社の社内SE社員500人、1000人以上の大企業の社内SEになると、当然情報システム部の部員数は増え、インフラ部隊、ヘルプデスク、オペレーション、開発部隊、場合によっては業務改善部隊が組み込まれる事もあります。そうなると同じ部署でもどの担当になるかで働き方は大きく変わってきます。入社時、転職時には、自分がどの部隊でやっていきたいのか、しっかりとアピールしておく事が大事です。 小さな会社の社内SE50人以下の企業の社内SEになると、総務部電算課のように、社内勢力は小さ

      • 社内SEへの転職で掴んだもの

        収入の安定私は所属のSIerの業績が傾き、倒産危機をきっかけに社内SEの会社へ転職したため、転職後に毎月きちんと給与が振り込まれる当たり前の事に感動を覚えました。転職後の会社はビジネスモデルがしっかりしていて創業70年以上の安定した会社でした。それだけで心の安定に繋がり、転職当初はなんとも言えない幸福感に包まれたのを記憶しています。 社会人的バランスSIerにいると、人間的に変な人がたくさんいます。エンジニアとしてはきちんと仕事ができるのですが、社会人としてはバランスに欠け

        • 社内SEの枠に出会えるかはタイミング

          社内SEの求人は少ないサラリーマンエンジニアが社内SEを目指すを目指す人は多いです。何故かというと、残業少ないし、安定している会社が多いし、仕事の技術的な難易度は低いし、締め切りに追われることもありません。しかしながら社内SEの求人は非常に少ないです。当然ですよね、こんな楽な仕事辞める人はほとんどいません。定年までしがみつくからです。人数の枠になかなか空きがでないのです。かといって、会社の規模を大きくするからといって、不景気な世の中で情シス部門の人数を増やそうという会社はなか

        社内SEが運用業務をやってはいけない理由

          なぜSIerから社内SEを目指したのか

          SIer年齢的限界説大手SIerと中小SIerは事情が違います。大手SIerは定年まで安心して働くことができます。勝ち組を誇って人生を楽しんでください。しかしながら、世の中の9割は中小企業のSIerで働いている人がほとんどです。ここでは私が働いていた中小企業のSIerの話をします。あなたが働いているSIerの平均年齢は何歳ですか?私が働いていた職場の平均年齢は28歳。20代が7割、30代が2割、40代前半のPMが1割、50代はゼロ。自分が定年まで働き続けるイメージがつかなかっ

          なぜSIerから社内SEを目指したのか