マガジンのカバー画像

#エンジニア 系記事まとめ

1,107
noteに投稿されたエンジニア系の記事のまとめ。コーディングTIPSよりは、考察や意見などを中心に。
運営しているクリエイター

2022年3月の記事一覧

ちょっとした修正で差分だらけになるリポジトリを落ち着かせた話

こんにちはテクノロジーグループの岩橋です。最近は引越しをして新しい街で生活しています。リモートワークなので、平日の生活はさほど変化はありませんが、新しい部屋の構想を巡らせながら楽しい日々を過ごしています。飼い猫はまだ慣れないようでなんとなく落ち着きがありません(ごめん)。 今日のお話 今回はリポジトリを整理した話をしようと思います。 クラシコムの社内システムを管理するリポジトリなのですが、OSSのパッケージやminifyしたファイルなどを一纏めにしたファイルがGitHu

Mackerel cloudwatch logs aggregatorを使ってログの監視をする

こんにちは、テクノロジーグループの矢田です。 我が家には猫が一匹おりまして、毎日のように窓から外を眺めて鳥が飛んでいるのを監視しています。今日も捗ってるな〜と思いながらそんな猫を眺めて仕事しているのですが、今日は監視の話をしたいと思います。 クラシコムでは「北欧、暮らしの道具店」の監視を行うためにMackerelを利用しています。 MackerelではサーバーのCPU・メモリなどのメトリック監視や外形監視、サービスメトリックを送っての監視など多方からサービスの状態を監視する

DevOpsの取り掛かりとしてのバリューストリームマッピングのススメ (リモート環境対応)

CyberZでエンジニアをしている齋藤です。 私は普段はOPENREC.tvの開発メンバーでSREチームに所属しておりますが、その一方でCyberZでDevOpsを推進する活動もしております。 今回はDevOpsを推進する中で、その取り掛かりとして実施したバリューストリームマッピングについてお話しいたします。また、Miroを活用することで、リモート環境においても効率よくバリューストリームマッピングの作業を進めることができましたので、どのような方法で実施したのかもお話しできれば

17年間のCTO経験から得た「経営者としての視野の拡げ方」

今回はグリー株式会社(以下、グリー)取締役 上級執行役員 最高技術責任者(CTO)兼 デジタル庁 CTOを務められる、藤本真樹さんにお話を伺いました。藤本さんは、2005年にグリーに取締役として参画されてから約17年間、CTOとして技術面から経営に携わっています。 そこで、藤本さんの17年間の経営者経験を振り返り、「経営者としての視野の拡げ方」というテーマでお話を伺いました。本記事では、そこで藤本さんに語っていただいた内容をお伝えします。 はじめにこの17年間でインターネ

ガラケーしか使えないデジタル音痴だった私が「GISでデータ分析」できるようになるまでの話

みなさん「Ctrl+C」ってご存じですか? そう、「コピー」するときのショートカットキーですよね。 私は知りませんでした。ずっとマウスを「右クリック」して「コピー」してました。当然、ブラインドタッチなどまったくできませんでした。 周りがみんなスマホに切り替えるなかで、「使い慣れてるから」とずっとガラケーでした。そんな「極度のデジタル音痴」だったはずの私が書いた記事がこちらです。 東京の多摩川沿いの浸水リスクがある地域で、「なぜか人口が増えている」ことをデータ分析ソフト

ブレインテック・ニューロテック入門ガイド

(最終更新:2023年5月) こんにちは、東京大学医学部を卒業後、医師かつ脳神経科学の研究をしている紺野大地と申します。 ここ最近、ブレインテックが盛り上がりを見せています。 2つほど例をあげると、  ・イーロンマスクの立ち上げたNeuralinkが、「サルが念じるだけで卓球ゲームをプレイする」ことを実現した(2021年3月)  ・カテーテル型脳デバイスを用いるSynchronが、「念じるだけでツイートをする」ことを世界で初めて実現した(2021年12月) などがあります

2ヶ月の育休を機にエンジニアチームのトラックナンバー・権限管理を見直す

こんにちは。テクノロジーグループの佐々木です。 タイトルにも記載していますが、2022年1月に第一子が生まれ、2ヶ月ほど育休をいただいていました。 2ヶ月というのはお休みをいただく期間としては当然短くありません。というか、こんなに仕事を休んだことはなく。自分の感覚としては、変な言い方ですが退職に近いです。 チーム内では最古参のエンジニアとして、今までの経緯によって自分に依存している業務が存在していたり強めの権限を有しているわけですから、何もせず休みに入るわけにはいきませ

大量の商品から欲しい商品を見つける情報アーキテクチャ

ネットショップへの集客を考える時に、ショッピングモールに出店するというのがまず一番最初に思いつくことであるが、ショッピングモールとは一体何か?と言うのをちゃんと語れる人は少ないようだ。 それぞれの情報導線にどういうメリット・デメリットがあって、それぞれに向いた商材というのは何か?をちゃんと考えて適切な導線を選びたい 第一世代 ショッピングモール / リスト型 (抽象化されたカテゴリによるブレークダウン型のUI) カテゴリは、サービス提供者側が用意した「カテゴリ」で商品を

エンジニア合宿をメタバースでやったらどうなるのか検証してみた

こんにちは! Showcase Gig の VPoE さとうだいすけ @dskst9 です。 みなさまは、オフサイトミーティングにはどのように取り組んでいますか? パンデミック以前は、「合宿」という名のもとにオフサイトミーティングを開催する企業も多かったのではないでしょうか。 しかし、パンデミックの世界では、オフサイトに集まるという行為ができなくなり、オフサイトミーティングを開催したくても開催できないという状況が続いていました。 そこで、Showcase Gigでは、オ

「アジャイル」という言葉や「変化」を苦手に感じる方にこそ知ってほしい、ゆるくはじめるアジャイル

今や、ソフトウェア開発シーンでは当たり前のように語られている「アジャイル」という開発手法。近年は、開発以外の文脈でも活用されるようになってきました。 リコーにおいても、アジャイルは開発者に限ったものではなく「新たな価値を創出するために必要な、基本的なスキル」と位置付けています。 その一方で、アジャイルに対して、よく目にする言葉だけれど「わかるようで、わからない」「開発手法だから私には関係ない」「なんだか苦手」という意識を持つビジネスパーソンも多いのではないでしょうか。