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#編集 #ライター 記事まとめ

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編集、ライター、コンテンツ、メディアなどに関する記事をまとめていきます。
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2018年11月の記事一覧

どうもnoteに書くと、普通のブログサービスより明らかに記事が読まれる気がする

noteでブログを書くのを再開してから、はや2ヶ月になろうかとしてますが、「#noteでよかったこと」という企画があるようなので、直近の体験を投稿しておこうと思います。 それはタイトルに書いた、どうもnoteに書くと、普通のブログサービスより明らかに記事が読まれる気がする。という話です。 noteにブログを移転するにあたり、私が最初の頃淡々と続けていたのが、LINEブログからの記事移転です。 まぁ、わざわざ記事移転しなくてもネット上にあれば検索できるでしょ、という意見はあ

だれでも企画が立てられる3つのヒント

「企画」はどうやって生み出せばいいのでしょうか? メディア乱立時代のいま、あらゆる場所で「企画」が求められます。企画を立てるのは、もはやクリエイティブ職だけの問題ではないのです。そこで今回は、だれでも企画が立てられるヒントをお伝えしたいと思います。 ①「悩み」はそのまま企画になるあなたに悩みはありますか? ・肩こりがひどい? ・職場の人間関係がぎくしゃくしてる? ・やせたい? ……それ、そのまま企画になります。 ・肩こりがひどい→「肩こりを一発で治す最強ストレッチ」

クリエイティブにとっての最大の敵。

先日、会社の田中さんから妙な感心のされかたで言われた。 「古賀さんは〇〇〇の原稿をやっていたときも、毎日 note を書いてたんですよね」。これだけ聞くと、どんなに忙しくとも実直に更新を続けるまじめなひとのように映るかもしれないけれど、感心のポイントはやや異なる。彼女が言わんとしていたことを年長者への礼を排したことばに置き換えると、「お前はあの原稿が大幅に遅れ、あの最恐におそろしい編集者さんから電話で怒鳴られていたレッドゾーンのあの時期でさえ、臆面もなく、いけしゃあしゃあと

メディア論79 遅いメディア、裏切るメディア、出会うメディア。

インターネットの普及と、SNSの発達と、スマートフォンの実装で、「誰でもメディア」時代になった瞬間、視聴者や消費者のメディア体験は、速いこと、自分の欲しい予測通りの情報が届くこと、わざわざ出向かなくてもいいこと、となった。  結果、失われたのは、ゆっくり、頭を冷やして、反射神経に頼らず、考えること。思いもよらない、自分の興味の対象外に出会うこと。わざわざ出向いて、直接人と出会うこと。 この3つは、しかし個々人と社会の能力を昨日より今日より明日より拡張していくためには、必須

本を仕入れる前に

別冊 本の仕入れ方大全 1 この別冊について 本を売りたい。少しの利益を得るために、定価ではなく、卸値で仕入れて売りたい。とてもシンプルなことなのだけれど、実はこれが、特に新品の本においては、一筋縄ではいかない。  多くの人は、まず「本 仕入」などのワードで、インターネットで検索するだろう。すると、確かに大手の出版取次のサイトも出てくるが、その他一ページ目に出てくる情報のほとんどは「Yahoo! 知恵袋」などのQ&Aサイトで「本の仕入れ方がわからない」などと質問されたもの

最近たくさんのプレスをいただく

最近、たくさんのプレスや、「一緒になにかやろう」というお声がけをいただく。 五年前、アンテナを始めた時にはこんなに多くの人と関われるなんて思っていなかったので、本当にありがたい限りで、今でもそんな連絡が来るたびにとても嬉しいし、必ず全部に目を通すようにしている。 ただその反面、最近はプレスが増加するのに比例する形で、様々な取材やイベントが進行していて全てには対応できていないのも事実で、非常に申し訳ない気持ちになる。これには様々な理由があるが、単純に「リソースが足りていない

ミミクリデザイン代表・安斎勇樹さんに聞く、「共創が生まれる環境について」【後編】

こんにちは。インタビューサイト「カンバセーションズ」の原田です。 前回に引き続き、ミミクリデザイン代表・安斎勇樹さんへのインタビューをお届けします。 前編では、安斎さんがワークショップに興味を持った理由から、ワークショップデザインの考え方や可能性などについてお話し頂きました。 そして、ミミクリデザインが掲げる「問いのデザイン」というキーワードは、カンバセーションズが大切にしている考え方とも共鳴するものでした。 カンバセーションズでは、ミミクリデザインさんのようにワークショッ

「いい文章」を書きたいなら「いい文章」を書こうとしてはいけない

いい文章を書くにはどうすればいいか? 先日、それについてあれこれとツイートしたのでnoteにまとめときます。 * いい文章を書くには、いきなりいい文章を書こうとしないこと。下手でも意味わかんなくてもとにかく書きなぐる。ぼんやり思っていることをまず吐き出してしまう。 その「言葉の塊」を今度は客観的に見てわかりやすく整えて編集していく。少しずつ削って最高の輪郭にしていく。一発で美しい彫刻は生まれない。 * 小説家やエッセイストは「才能の世界」なので全員がなれるもんじゃな

ミミクリデザイン代表・安斎勇樹さんに聞く、「共創が生まれる環境について」【前編】

こんにちは。カンバセーションズ原田です。 インタビューサイト「カンバセーションズ」を、「共創のプラットフォーム」にするためのヒントを探す、突撃インタビュー企画。 前回はメディア運営という観点から、inquire inc.代表のモリジュンヤさんにお話を伺いましたが、 今回は、「共創」というテーマについて、「ワークショップデザイン」を掲げるコンサルティングファーム「ミミクリデザイン」の安斎勇樹さんにお話を伺うべく、東京大学本郷キャンパスを訪ねました。 安斎さんは東京大学 大学院