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#お店 記事まとめ

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思想を持ったお店をつくったり、運営、デザインをしているひとやその感想などの記事をまとめるマガジンです。
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2019年1月の記事一覧

030. 好きな日に働くエビ工場・パプアニューギニア海産とは

 1年前に書いた働き方のまとめを短く読みやすく改訂しました。  その前にこの1年ほどを振り返って一言。  取材が多くて勘違いしそうな時期もありましたが、その間もいろんなことを乗り越えながら感じていたのは、僕は平凡な日々を大切に生きるために働いているんだということ。  そして助け合い認め合いながら組織を継続していくのはとても難しいということ。  『好きな日に働ける』『嫌いな仕事はしてはいけない』といったことは理論的に考えれば大したことではありません。 それよりも人間と

10人に1人の左利きはネットで100%

左利きの人は世界に10%ほどと言われる。 肌感覚にも合う。学校でもクラスに3人から4人くらいいて、野球では左打ちだったり、サッカーではレフティーと呼ばれたりして羨望のまなざしだ。 そんな左利きの人たちは少数派であるがゆえ、右利きに標準化された世界に苦労させられている。 右手でSUICAをかざすことが前提な駅の改札が典型的な例。もしも右利きの自分が左手でSUICAをかざすと考えると、手元がおぼつかない。左利きの人は、これを毎日感じているわけだ。 以前の日本は、そう、団塊

これからの豊かさを考えるメディア「イケウチな人たち。」をはじめます

突然ですが、2月1日にwebメディア「イケウチな人たち。」を始めます。 「イケウチな人たち。」は、私たちが好きな人たちとこれからの豊かさについて 考えるウェブメディアです。 私たちは、社員というよりも、その周辺にいる取引先の方やお客様など、IKEUCHI ORGANICに関ってくれていて、応援してくれる人のことを、イケウチな人たちと呼ぶことにしました。つまり、このメディアは、IKEUCHI ORGANICのタオルを愛用してくれている方に取材をして、どんな人生を歩もうとして

閉店の危機から繁盛店に!行列ができる奈良の人情派とんかつ店「まるかつ」の秘密

お店の前には頻繁に行列ができ、ツイッターでは10,000いいね超えのツイートを連発しているとんかつ店が奈良にあるのをご存じですか? そのとんかつ店は奈良市にある「まるかつ」。 一見普通のとんかつ店なのに、全国からまるかつ目当てで大勢のお客様が奈良に来られているのです。 人情派店長の金子友則さんが17年間修行した焼肉店を辞めて独立して作った個人経営のとんかつ店です。創業は2014年9月です。 金子店長が「4回ほどつぶれかけた」という同店ですが、今では少ない日で200人近

リリースしましたノート vol.1 ( 2018/10-2019/1 )

初めまして。クラシコム テクノロジーグループ デザイナーの遠藤です。 2018年10月に入社して、はや4ヶ月が経とうとしています。改めて4ヶ月の間に行ったことを整理しつつ、「北欧、暮らしの道具店」の変遷についてもご報告したいと思います。 テクノロジーグループでは、現在6人のエンジニアが2チームに分かれて、サイトを使いやすくするための施策を行っています。チームごとに改善の領域を分けており、現在は「商品ページ」と「カートページ」の2箇所を中心に日々改善に取り組んでいます。

大切にしたいことは、変えたくない。女性目線で作ったレストラン「LAGOM」

メッツァビレッジの住人・第20回は、施設内にあるレストランのなかでも一番の広さを誇るスモーブロー専門レストラン「LAGOM(ラーゴム)」と屋外レストラン「UTEPILS(ウーテピルス)」をご紹介します。メッツァビレッジの運営会社、ムーミン物語の飲食部門でマネージャーを務める小林由美子さんにお話を聞きました。 「女性に響く、シビれるようなお店」その一言で決意しました 「入社前はオーガニック食材を使ったアイシングクッキーとケーキの制作・販売、毎週日曜日にオープンする『サンデー

日本橋に謎のビルを持つ男。(実は借りてる)-①早弾き王子ニューヨークへ行く編-

皆さま、初めまして 日本橋に謎のビルを持つ男。(実は借りてる) a.k.a TRAVELING ELEPHANT株式会社代表 梁 剛三 (りょう こうぞう) でございます。 三国志で大活躍する屈強な漢を思わせる名前ですが、残念ながら新年早々インフルエンザで寝込んでおり、お粥とiPhoneだけが友達です。 でもまぁそのおかげで今まで中々スタート出来なかったnoteを始められたわけだし、常に物事の良い側面を見よう!キッチンでお粥がこげた匂いしてるけど無視して書きまくりま

マーケター/新規事業担当が訪問すべき、ニューヨークの先端リテールショップ(D2C)実レポート Vol.1

こんにちは、@satoshi_gfa18です。 世界中の流行が集まる中心地として、ニューヨークを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。 D2C(Direct to Consumer)いわゆるE-Commerceを中心とした、消費者への直接販売が主流となる昨今、ニューヨーク・マンハッタンには、これらのネット系ショッピング企業が構える実店舗が多数存在します。 それもそのはず、ニューヨークは金融・不動産を中心としたビジネス街であることに加え、世界最大規模の観光都市でもある

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【コラム】実物をみなくても買えるーテクノロジーが描く新しい購買体験とは?

インターネット上の服には触れない。実物をみなくても買う。 それは私たちにとってはもう、当たり前なのかもしれない。ほとんどECでしか服を買わなくなった私だと、ブランドイメージで固められて距離感をつめてくる店員とのやりとりが必要な実店舗の方が、居心地悪く思うこともある。 きっと、そういった感覚を持っている人は少なくないのだろう。 実際、アパレル部門のECの市場は他部門と比べても最大級の規模だ。EC化率だけみるとまだ実店舗の方が主流だけれど、それだけに更なる成長が見込める。 そ