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#ゲーム 記事まとめ

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noteに公開されているゲーム系の記事をこのマガジンにストックしていきます。コンソール、PCなどのビデオゲーム、ソーシャルゲーム、ボードゲームなど。
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2019年10月の記事一覧

Legends of Runeterraレビュー Hearthstoneの革命とRiotの挑戦 (後編)

前編ではRiotの新作DCG、Legends of Runeterraのゲームシステムをまとめ、独自性の高い要素を紹介しました。 後編となるこの記事では、DCGのゲームデザインのトレンドを解説し、Legends of RuneterraのゲームシステムからRiotの開発意図を読み解きます。 時代を変えたHearthstone2019年現在、最も有名なDCGは、Blizzard社のHearthstoneだろう。 2013年にHearthstoneが公開される以前にもアルテイ

Legends of Runeterraレビュー Hearthstoneの革命とRiotの挑戦 (前編)

10月16日、Riotの新作DCG、Legends of Runeterraの制作が発表され、16日から21日にかけてプレビューテストが実施されました。 この記事では、Legends of Runeterraのゲームシステムをまとめ、特徴を抜粋して紹介します。 また、後編ではゲームシステムからRiotの開発意図を読み解き、DCGのゲームデザインで注目すべき点を掘り下げます。 10周年サプライズ発表同時接続者数800万をほこる、世界で最もプレイ人口の多いPCゲーム Leag

ホームトレーニーのリングフィットアドベンチャーレビュー #1

先日、任天堂が発売した「リングフィットアドベンチャー(以下、RFA)」というゲームが話題になっている。 「リングコン」という輪っか状のコントローラー(正確には、コントローラーを差し込んで使用する輪っか、だろうか)を操りながら筋トレや有酸素運動、ヨガのポーズなどのフィットネス種目を行える、ユニークなゲームだ。 「wii fit」以降だろうか。家庭内ゲーム機でフィットネスをこなすというのはもはや珍しいものではなくなった。 その今までのフィットネスゲームにおいては、有酸素運動

ホームトレーニーのリングフィットアドベンチャーレビュー #3 アドベンチャーモード

さて、「リングフィットアドベンチャー(以下、RFA)」のレビューも3回目ということで、いよいよ「アドベンチャーモード」のレビューをしていこう。というか、大半のプレイヤーはこの「アドベンチャーモード」をメインに遊んでいると思うのだが、手慣らしにと思った「大胸筋チャレンジ」「ストイック大胸筋」に思いのほか気付いた点が多く、後回しとなってしまった。 あのまま個別メニューをやって、その都度レビューをしていては「アドベンチャーモード」のレビューが何年先になるかわからない、ということで

ヴィトン×eスポーツなど、今ハイブランドがゲームに注目する理由とは?

今、PRADAやLouis Vuittonなどのハイブランドがゲームに注目しているという。 2019年9月、Louis Vuittonがeスポーツ「League of Legends」とパートナー契約を結んだ。 ハイブランドが若年層をターゲットにコレクションを作成することはよくあることだが、ゲームとパートナーを組むことは殆どなかった。どうして今、ハイブランドがゲームに注目するようになったのか。 今回は7つのブランドとその背景にある戦略を探っていく。 BURBERRY B

僕の激脱退と、Next.Growth山本氏との問題について

これを読んでくださる方へ、あらためてご挨拶させていただきます。 僕はプロスマブラーとして活動していた、激|Gaiaです。 いきなり本題に入りますが、僕は本日を持ちまして、スマブラチーム 激から、自主的に脱退させていただきます。 僕としては激の活動は楽しく、スマブラをもっとがんばりたい気持ちもあり、脱退は本当に不本意なことでした。 しかし、山本氏とのことで、どうしても激を続けるわけにはいかなくなり、脱退ということになりました。 正直に言うと、この話はたくさんの人を不快にさ

マンションポエムをカードゲームにした話

そういえばみなさん、マンションポエム、好きですか? 実は私、マンションポエムに興味津々でして、なんと勢い余ってマンションポエムを題材にしたカードゲームを開発してしまいました。これがなかなかの力作なので是非ご覧頂きたく記事を書いた次第です。 追記 お陰様で2019年10月に実施したクラウドファンディングの目標を無事に達成でき、12月に発売する見通しとなりました。下記ストアにてご予約を受け付けていますのでよろしくお願い致します。 本題の前に、そもそもマンションポエムとは⋯そも

4才と遊べるボードゲーム「リスのタルトやさん」を作った記録

娘(4)と遊べる "ボードゲームらしい" ボードゲームが欲しい…! というわけで、作りました。 リスのタルトやさん / ゲームマーケット2019春で発売 娘 ・当時4さい ・年明けからボードゲームを遊び始める 父(著者) ・30さい ・去年からボードゲームを作り始める これはその制作記録です。 コンセプト自分の中で、ボードゲームらしいボードゲームとしてまず思い浮かんだのは、ワーカープレイスメントでした。ワーカープレイスメントとは、各プレイヤーがワーカーと呼ばれる駒

ボードゲームをブラッシュアップするための10の視点

ボードゲームに限りませんが、何か新しいものを作ろうとするとき、一発で完成品が出来上がることはまずありません。 かならず、完成(仮)→ブラッシュアップ→完成という流れになります。そんなブラッシュアップの時につかえる、10の視点をまとめました。 1.自分のセンスを疑えゲームらしきものができあがったら、まず自分のセンスを疑うことから始めましょう。ゲームのブラッシュアップに際して、自分のゲームを「面白い」と思っているのは非常に危険です。 ゲームを作ってると「面白いものができた!

[オートチェス]知らないと損する、ゲーム内では見れない重要な情報まとめ

はじめにこんにちわ!Haruです。 こちらはゲーム内にのっていない情報、かつ知らないと損をしてしまう情報のまとめです。 永久保存版として、随時更新していきます!情報は随時募集中なので、ぜひTwitterまで。 キャラ編□ 亀乗りの長老は、売却額が一番高い駒にスキルを打つ 対面で戦った時、自身の一番高い駒を逆サイドに置こう!一体しかいなくてもその駒に対して打つので、亀乗りの長老の狙いを外すことができるぞ。※ パッチ 2019/7/15 □ 終焉の審判者は70%の確率で

原田勝弘からの手紙

ある時バンダイナムコエンターテインメントの原田勝弘からLINEでメッセージが私宛に飛んできました。 漫画『チェイサーゲーム』を読んだ感想を送ってくれたようです。早速ウチの広報担当者と内容を確認してみたのですが。 その内容はまぁフツーに“クレーム”でした。 しかも3500文字という長文で様々な分析と要望が入り混じった内容でした。 本人に確認したところ「公開していいよ」ということだったのでツイッターで紹介したら、まーたちまち話題となりました。 こちらがその原文(3500

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1日で作ったゲームで第12回ぷちコン最優秀賞を取った話

こんちは、noteはじめました。 前回のUE4ぷちコンに応募した「交点の輪舞」の話をしようと思っていたはずなのに、あれよあれよと時は過ぎ、いつの間にか次のUE4ぷちコンが来てしまい・・・そして、今回応募した「レイビョウレイ」で最優秀賞をとりました。びっくりですね。 「面白そうだから」という理由でノミネートされ「面白かった」という理由で得票一位になる。まさにゲーム製作者として冥利に尽きるというものです。 なので今日は細かいこと抜きにしてその話をします。技術的な話はまた後で。

オンラインゲームは悪いことばかりではない。主婦であり母親でもある私が、クラッシュ・オブ・クランに感謝をする日。

7年前の今日、長男が産まれた。 7年経った今でも、あの出産直後に行うカンガルーケアの温もりや、独特な匂いは覚えている。 カンガルーケア 出産後すぐに新生児を母親の素肌の胸の上で抱くケアの方法。1989年、コロンビアのボゴタで始まったとされており、出産後すぐに親と離し保育器に入れる方法と比べ、親子のきずな作りや母乳育児の促進、育児放棄の減少といった効果があると言われている。 私の場合、里帰り出産が出来なかったので、退院直後からワンオペの始まりだった。 だいたいの育児書に

自己紹介

こんにちは、創作ボードゲームと遊びの店 ドロッセルマイヤーズです。 公式サイトはこちら→ http://drosselmeyers.com これまでブログを書いてきたヤプログが閉鎖になるということで、noteに引っ越してきました。「引っ越し」といってもこれまでの記事をインポートなどはできなかったので、またゼロから書いていくことになります。活動履歴としての意味合いで書いてきたところもあるので悲しい…けどまあ気を取り直して、一応ドロッセルマイヤーズとしての自己紹介を書いておき