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#マーケティング 記事まとめ

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#マーケティングのタグがついた記事を中心に 、マーケティングに関する理論や実践についての記事をまとめていきます。
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2022年12月の記事一覧

「昭和の営業スタイル」と「令和のタイパ意識」は、意外と相性がいい。

隣の席でOB訪問が行われていた。 都内の居酒屋で、仕事論を熱く語るスーツの男性。向かいには、あどけなさが残る大学生らしき男の子。 今の大学生と言えば、いわゆる「Z世代」のど真ん中。 スーツの男性は、おそらく僕と同世代。30代後半の昭和生まれと言ったところだろうか。 ここでは仮に社会人をAさん、学生をBくんとして話を進める。 Aさんは営業職で、自らの成功体験を語っていた。 「取引先のキーマンがよく行く喫煙所を調べて、毎日そこで待ち伏せをしていた。ある日、狙い通りその

【アド界隈MBTI調査レポート】粗利1000万以上プレイヤー100名のMBTIを分析してみた結果...

いつもお世話になっております。 FACTBASE代表のパクです。 しっかりバトンをつないで、全力のレポートに仕上げさせていただきましたので、楽しくご覧いただけますと幸いです! 本レポートの著者について本題の前に、私の事を知らない方もいらっしゃると思うので、簡単に自己紹介させていただきます。 学生起業から10年生き残っている経営者でございます。 動画広告のHITクリエイティブデータを広告運用者が手軽に分析できるツール「動画広告分析Pro」と、3日間本質的なマーケティング

【若年層調査】お年玉は「現金」でください!13〜22歳男女に聞いた「お年玉」に関する調査! & 2022年noteまとめ

今回は、中学生・高校生・大学生(13〜22歳男女)の1,110名を対象とした「お年玉(おとしだま)」に関する調査と、年末ということで「最後に、今年を振り返って一言」をみなさんに聞いたのでご紹介します! お年玉をくれるのは「おじいちゃん・おばあちゃん」 まず、「2022年の1月に、お年玉をもらいましたか?」と聞きました。 「(お年玉を)もらった」と回答した人は、中高生で8割、大学生は68.4%となりました。続いて、「お年玉をもらった」と回答した人に「今年(2022年)にお

広報って必要?クラシコム初のひとり広報が模索した1年のあゆみ

こんにちは。クラシコムの馬居(うまい)です。 もともとは2016年ごろからフリーランスとして「クラシコムジャーナル」の編集や人事など様々なお手伝いをしていましたが、2021年に正式にクラシコムの社員としてジョインしました。 そしてこの一年は、はじめての広報活動にチャレンジしていました。 実はこの広報活動を始めた頃は「広報って必要なのかな?」とすら思っていた私たち。でも、今ではすっかり「私たちには必要!」と胸を張って言えるようになったこの1年の歩みを振り返りたいと思います

投資縮小こそマーケターの実力が問われる

今年を振り返ろうとnoteを開いた矢先。そんな言葉が頭をよぎりました。誰に言われたでもないのですが、なんかふと。 2013年新卒の私。いま思えば好景気のサラリーマン人生でしたが、ここ数年は教科書でしか読んだことがないような市場環境が続いてます。コロナ対策で進められた金融緩和によって、サプライチェーンが混乱。消費が戻るかと思いきや、ウクライナ戦争におけるロシアへの制裁を通じて資源価格が高騰しました。結果として世界的なインフレが始まり、消費者が大きなダメージを受けています。

マーケターはいきなり「How」に走るな。じゃあ、Howの前に何があるのか

こんにちは、koujitsu COOの早坂です。 突然ですが、代表が書いたこのホワイトボードが、弊社マーケ事業部の価値のすべてを語っています。 ・・といってもあまり伝わらないですよね。 自社のマーケが発揮できる価値が何か?をここ2か月くらいずっと考えてるのですが、考え続けた結果、このボード1枚で表現できるなと思うようになりました。 弊社のマーケティングの個別の話ではなく、マーケターおよびマーケティングの代理店やコンサルティングビジネスのすべてに当てはまる話だと思います。

【DeNA】「自分たちを」マーケティングできないでマーケターって名乗っていいの?(前編)

ムチャブリは突然に頭を抱えながら失礼します。はじめまして。DeNA のモリシーです。 会社員をしていると、ごくまれに「ムチャブリ」というのが降ってくることがあります。ムチャブリとは、困難な仕事をいきなり頼まれることです。みなさんもご経験ありませんか?今回、私にその「ムチャブリ」が降ってきました。。今、その「ムチャブリ」に頭を抱えているということです。 ※ここでいう「ムチャブリ」は筆者の主観であり、会社や上司にとってその認識があったかは断定できません 指令!「自分たちを」

客観的なデータを使って、自分の中に「普通の人」感覚を持とう

ヒット商品を生み出す人ほど、自分の中に「普通の人」の感覚を維持しようとしていると思います。 ある有名なコピーライターが、朝早く会社にきて、清掃員の方にお願いして、自分が書いたキャッチコピーの中で一番良いと思うものを選んでもらった、という話を聞いたことがあります。 また、別の大企業の社長さんは、新しい事業が、社長仲間の間で話題になっているうちはまだまだで、地元の飲み仲間が知っているかどうかを重視しているそうです。 このように、ベテランになってもヒットを生み出せる人は、自分

地方ブランドが大手メーカーの事例を真似してもうまくいかない理由について。

皆さん、こんばんは。桜井です。 最近、未顧客理解・パーセプションなどの消費者の意識・行動変容系の本を読んだこと、有名ブランドの売上をつくっている裏側を覗かせてもらったこと、実際に直面している地方ブランドの支援業から気づきを得たことをここに書き残しておこうと思います。 マーケターと名乗るのであれば必読であろう2冊はこちらです(どちらも名著です)。 前提:マーケティングとは人間理解私は現在、静岡を拠点に全国の地方ブランドのお手伝いをしています。その傍ら、自分たちのブランドの

新規就農者の離農率 (農業)

こんにちは。農業経営サポーターの小川隆宏です。新規就農は厳しいとよく言われます。 新規就農の状況を見てみますと、全体では毎年1万5千人程度が新規就農しているという状況です。 しかしながら、新規就農者の3割は生活が安定しないことから5年以内に離農しており、定着するのは1万人といわれています。このようにみるとやはり新規就農は難しいのかな、、と思ったりします。 では一般の他の産業ではどうでしょうか? 一般の産業では個人として独立して事業を立ち上げたいわゆるベンチャー企業などの5