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#デザイン 記事まとめ

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デザイン系の記事を収集してまとめるマガジン。ハッシュタグ #デザイン のついた記事などをチェックしています。広告プロモーションがメインのものは、基本的にはNGの方向で運用します。
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2022年2月の記事一覧

Design&Art|デザインを覗く 〈05.水との対話〉

日本でも世代を超えて長く愛されている、フィンランドのデザイン。アアルト大学でデザインを学び、現在は日本とフィンランドを繋ぐデザイン活動を行っている、lumikka(ルミッカ)のおふたりが、フィンランドデザインをつくる様々な要素を探り、その魅力を紐解きます。 “ When You See Your Reflection in Water, Do You Recognize the Water in You?” 「水の中にあなたを見るとき、あなたの中に水を感じる?」 とても

白紙から始める同人誌の表紙デザイン

同人誌の表紙、(時間があるとき)こんな感じで作ってるよ~という話です。 デザイナーじゃないので「これが正しいハウツー!」と思われちゃうと違うのですが、こうやってる人間がいるんだな~とお目通し下さい。 この記事はソフトの使い方というより、こういうこと考えてやってるよ~というレポです。まずざっくりした流れはこんな感じ! ここからは、実例に沿って話をさせてください! 1月に発行した同人誌の書影デザインが記憶に新しいので、こちらを。 ① 同人誌のタイトル、内容、コンセプトを考える

『吉祥寺かるた』がグッドデザイン賞を受賞しました

もう昨年10月のことになりますが、『吉祥寺かるた』が2021年度の「グッドデザイン賞」および「グッドデザイン 私の選んだ一品」に選出されました。(受賞詳細はこちら) ご報告としては完全にタイミングを外した感がありますが、受賞に至る経緯や感じたこと、受賞のポイントなどを、とりあえず一度書いて残しておきたいと思い、遅ればせながらnoteに向かっております。 グッドデザイン賞応募のきっかけみなさん、グッドデザイン賞って、どうやって決まるかご存知ですか?ただオシャレなものを作って

「デザイン」「思考」を苦手に感じるあなたにこそ読んで欲しい、今すぐ誰でもできるデザイン思考の始め方

近年耳にすることが多くなった「デザイン思考(デザインシンキング)」、何となく知っているけどちょっと小難しい...と感じませんか? デザイン思考について調べてみると、「デザイナーがデザインを行う過程で用いる特有の認知的活動を指す言葉」「デザイン思考は実践的かつ創造的な問題解決もしくは解決の創造についての形式的方法」(引用:wikipedia)などと表現されています。 言いたいことはわかるけれど、ちょっと眉間にシワが寄ってしまう…。 同じような感覚をお持ちの方も、きっと多いの

インハウスデザインチームが挑んだ「SMBCデザインシステム」の裏側

より多くのお客さまに当行を選んでいただくため、デザインの品質をさらに高める——そんなミッションのもと、SMBCインハウスデザインチームでは1年半にわたり、ある大きなプロジェクトに取り組んできました。それが、「デザインシステム」の設計・構築です。 2021年度のグッドデザイン賞では、デザインを活用した顧客体験の向上に向けた取り組みの一つとして、このデザインシステムも受賞の対象となりました。 今回は、私たちがどのようにデザインシステムを構築していったのか、プロジェクトの裏側を

生まれたばかりのUXリサーチチームを社内に知ってもらうための取り組み

こんにちは、noteデザイナーの仙田です。 最近は社内でUXリサーチチームを作り、リサーチの社内浸透に勤しんでいます。 今回はUXリサーチチーム立ち上げ当初、チームの取り組みを社内に知ってもらうためにやったことを書いていこうと思います。 立ち上げ当初は社内で知ってもらうことを最優先に!noteのUXリサーチチームは2021年9月に立ち上がりました。 メンバー3人の有志チームです。 noteにはUXリサーチを定常的に回す習慣が定着していなかったので、リサーチ結果が活用さ

SFC期DQシリーズにみるタスク指向からオブジェクト指向設計への転回

オブジェクト指向設計やUIのモードレスネスを扱った記事には普段からアンテナを張っているのですが、 先日、この記事が偶然目に留まりました。そして内容に触発された形で(タスク指向設計とオブジェクト指向設計の比較という擦り尽くされた感のあるテーマではありますが)自分も有名JRPGを参照しながら書いてみようと思い立ちました。ちなみにポケモンでは初代でキャラクターを遅延読み込み的に表示させている挙動が好きです。 この記事で取り上げるJRPGとは「SFCオリジナル版ドラゴンクエスト6

崩壊したデザイン組織を、もう一度チームにするためにしたこと (採用/チームビルディング/制作フロー構築編)

こんにちは、ココナラのデザイン責任者の外崎(@TakumiTonosaki)です。 デザインマネージャーの最初の1年間の奮闘記の後編になります。本記事ではチーム形成期の「採用」、「チームビルディング」、「制作フローの構築」について振り返りたいと思います。 (前編はこちら) この記事について 6.採用1.情報をオープンにして、ミスマッチを防ぐ 採用での大きな課題が、入社後のミスマッチです。働いてみないとわからない部分はありつつ、僕らとしてはなるべく情報はオープンにして

著書『秒で伝わる文章術』の「第6章 UXライティングに学ぶ読み手ファースト」を無料公開

私の初めての著書となる『秒で伝わる文章術』が4月11日に発売されました。 ▼単行本▼ ▼Kindle版▼ この本は、私がプロダクト開発の現場で実践している、読み手の脳に負担をかけない「読み手ファースト」な文章の書き方についてまとめたものです。 そしてそれは、私がコピーライターとして広告業界からIT業界に転職して、「UXライティング」に出会って学んだことがベースになっています。 今回は、『秒で伝わる文章術』の中から、UXライティングについて書いた部分である「第6章 U

minneのブランドを反映したイラストができるまで

こんにちは。 GMOペパボ株式会社のハンドメイドマーケットサービス「minne」でデザイナーをしております、sziaoreoです。 最近、minneのブランディングに伴ってサービスで使用するイラストを以下のようにアップデートしました! この記事では「サービスのブランドをどうビジュアルに落とし込んだか」を中心に、イラストの制作過程についてご紹介していきたいと思います。 課題元々minneにはイラストのレギュレーションもアセットも存在していた(数年前わしが作った)のですが、

機構主催のオンラインセミナー第4弾「映画『フレンチ・ディスパッチ』のグラフィックデザインの世界」を公開しました!

国際ファッション産学推進機構が主催のオンラインセミナー第4弾は、ウェス・アンダーソン監督の10作目となる、映画『フレンチ・ディスパッチ』のグラフィックを手掛けたグラフィックデザイナー、エリカ・ドーン(Erica Dorn)さんをゲストスピーカーにお迎えし、文化学園の学生7名が「映画とグラフィックデザインの濃密な関係」について、エリカさんにお話を伺いました。エリカさんはウェス監督の前作『犬ヶ島』のグラフィックデザインも担当したスペシャリスト。デザインに興味のある、すべてのかたに

【DAIBAKUSHOW2021】ファン心をくすぐるロゴデザイン・イベント参加の振り返り

約2カ月前、2020年にも開催された最大級の“ネタ”の祭典「DAIBAKUSHOW2021」が2021年の年末にも開催されたので初参加してきました。 総勢50組もの芸人さんが一堂に会するこのイベント、どれだけ贅沢なことか。始まってから最後まで大興奮で、笑いすぎて途中から頬が痛くなってくるほど楽しいイベントで、最高の笑い納めとなりました。 今回のイベント、内容も最高でしたがイベントのメインイメージになっていた出演者のロゴデザインが素敵だったので、どういった点が素敵だと思ったか

「デザイナーチーム」で観察スケッチやってみた

こんにちは、ドリーム・アーツのデザイナーです。
 皆さんは「観察スケッチ」というものをご存知でしょうか? 読んで字の如く、身の回りのモノを観察して、その構造やデザインの意図などを考えながらスケッチを行うことで、モノを見る目を鍛えるというものです。 それを社内デザイナーチームの7人が、制限時間50分でやってみました! Twitterやnoteの記事でよく見る観察スケッチは、1人でやっているものがほとんどです。 しかし、チームでやることで「複数人でやる良さ」をいくつか発見した

MdNデザイナーズファイルに掲載されたい!

「MdNデザイナーズファイル」という書籍がある。 ぼくにとってのバイブルだ。いわゆるデザイナー年鑑です。今、国内で活躍しているデザイナーと、そのデザインワークが掲載されている。ブランディング、広告、装丁など、いろんなグラフィックデザインを見ることができる。 大きな書店のデザイン書コーナーに行かない人は、知りようがない本です。しかし、グラフィックデザインの本気で勉強をしたことがある人は、ほぼ知っている本なのです。 この本をぼくが初めて認識したのは、たしか2005年だ。テク