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#デザイン 記事まとめ

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デザイン系の記事を収集してまとめるマガジン。ハッシュタグ #デザイン のついた記事などをチェックしています。広告プロモーションがメインのものは、基本的にはNGの方向で運用します。
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2022年1月の記事一覧

つなぐ、つたえる、のりこえる。架け橋としてのデザイン。

こんにちは。デザイナーの高橋拓也です。 この度、お世話になっていたデザイン・WEB制作会社を退職し、個人事業主として独立しました。 屋号は「BRIDGE DESIGN LAB」といいます。 BRIDGEには、 ・誰かと誰かをつなぎ、価値や情報を伝達すること、 ・問題を乗り越え、目指す先へ進む手助けをすること といった想いを込めています。 これまで僕は、細かく数えれば6社ほどの会社で、ジャンルも業界も役割も立場も様々に10年近くデザインのお仕事をしてきました。 その中で、た

Shhh inc. のデザインの土壌となった本100冊

Shhh inc.の美意識や考え方の形成に大きく寄与した本100冊を、簡単なコメントと共に紹介していきます。 1.物事を眼差す視点を養うための本写真家で探検家の星野道夫は「僕が暮らしているここだけが世界ではない」と言い、アラスカを追い続けた。旅が人を育ててくれるように、本は自分の知らない様々な立場の、様々な視点を養ってくれる。 新しい分かり方/佐藤 雅彦 分かるって実はすごく気持ちがいい。ページをめくるたびに脳内から快感がほとばしる。 まばたきとはばたき/鈴木 康広

ブランドとデザインのおいしい関係とは?

ブランドにおけるデザインの重要性が当たり前に叫ばれるようになりました。デザインは言うまでもなく、ブランドの世界観を伝える重要な要素で、ブランド運営上、欠かせません。今回はブランドがどのようにデザインと向き合うかを考えてみたいと思います。 デザインは魅惑の果実!?ものづくりブランドを経営していると、当たり前ですが、モノの品質を第一優先にします。どれだけ品質を高める事ができるかを追い求めます。 そして、次にそのモノを適切な人(求めてくれている人、届けたいと思う人)に届ける事が

行政のデザインに「ユーザー起点」をいかに取り入れるべきか。デジタル庁CDO浅沼、KESIKI石川、Takram田川が語る――第2回「Govtech Meetup」レポート

デジタル庁は、国内のGovtech(行政の利便性を高めるテクノロジー)に関わる関係者のエコシステム形成を目指す「Govtech Meetup」を2021年12月から開催しています。2022年3月までに計7回の開催を予定しており、先日は第1回のレポートを公開しました。 1月13日に「行政に求められるデザインとは?」というテーマで行われた第2回は、行政サービスのデザインで豊富な実績を持つ、KESIKI INC.パートナーの石川俊祐さん、Takram 株式会社代表取締役の田川欣哉

成熟商品が進化するとき〜2021年度グッドデザイン賞 審査ユニット4(生活用品)審査の視点レポート

グッドデザイン賞では、毎年その年の審査について各審査ユニットごとに担当審査委員からお話する「審査の視点レポート」を公開しています。グッドデザイン賞では今年、カテゴリーごとに18の審査ユニットに分かれて審査を行いました。審査の視点レポートでは、そのカテゴリーにおける受賞デザインの背景やストーリーを読み解きながら、各ユニットの「評価のポイント」や「今年の潮流」について担当審査委員にお話しいただきます。 本記事では、審査ユニット4(生活用品)の審査の視点のダイジェスト版をレポートし

習慣をデザインする7つのヒント:IDLのR&Dプロジェクト「Mr.Habit」 pt.1

「誰かの行動を変える」ことは、デザイナーにとって、単にイロ、モノ、カタチとして綺麗なものをつくるだけではない、他者や社会との接点をより強く持てる面白さがあると感じています。 3年ほど前、僕が所属するIDL[INFOBAHN DESIGN LAB.](以下、IDL)で実施したR&Dプロジェクト「Mr. Habit」は、「どうすれば持続的かつ自律的な行動(≒習慣)を促すことができるか?」を探る取り組みでした。 これから複数回に分けて、プロジェクトを振り返りながら、「習慣をデザ

本気の遊びが仕事になった -自欲から創るビジネスデザイン-

クレイジータンクには、「CRAZYTANK」と「CRAZYTANK research station」という2つの事業体があります。 違いを本当に分かりやすく説明すると CRAZYTANK:請負い仕事など社会の期待に応える組織 CRAZYTANK research station:自分たちの中にある欲に素直に向かう組織 「遊びから仕事を生み出そう!」みたいなキャッチコピーをよく見かけます。色々な会社が、今世の中に存在していないような価値の創造や社員がなるべく楽しく仕事

『デザインのまなざし』のこぼれ話 vol.2

マガジンハウスが運営している、福祉をたずねるクリエイティブマガジン「こここ」で、グッドデザイン賞の連載『デザインのまなざし』の最新エピソードが公開されました。 2回目に登場してもらったのは、2016年度グッドデザイン賞を受賞した「TSURUMIこどもホスピス」を運営する公益社団法人こどものホスピス プロジェクト代表理事の高場秀樹さん、アシスタントケアマネージャーの市川雅子さん、ホスピススタッフの西出由実さんの3人です。 「TSURUMIこどもホスピス」は、難病を抱える子ど

新しいチャレンジを続け、幅広く活躍できるデザイナーへ

2023新卒採用が始まりました! そこで、ミクシィで働くデザイナーのショートインタビューを公開します。配属予定部署の先輩、新卒採用面接官が登場。仕事、キャリア、ミクシィについてお話します。 ✨ ✨ ✨ ✨ ✨ ━━まずはじめに、自己紹介をお願いします。 はじめまして!2018年新卒入社の八木です。 ミクシィに入社する前に1か月間インターンをさせていただいてました。 大学は武蔵野美術大学の視覚伝達デザイン学科というところに通っていて、同じ学科の大学院を修了してミクシィに

初心者にもわかりやすく!シンプルさと専門性を両立させた「LINE CFD」のUIデザインとは

こんにちは、Financial Design 2チームです。 1月24日にLINE証券の新サービス「LINE CFD」がリリースされましたが、私たちはそのプロダクトデザインを担当しました。 CFD取引とは、FXと同様に取引開始時点から取引終了時点に発生した差額分を決済する取引で、一定の証拠金を当社に担保として差し入れ、売買を行います。レバレッジを利用することで、証拠金以上の金額の取引をすることができます。「LINE CFD(いちかぶチャレンジコース)」では、米国株をはじめ、

深い思いやりの行為としてのデザイン〜2021年度グッドデザイン賞 審査ユニット2(パーソナルケア用品)審査の視点レポート

グッドデザイン賞では、毎年その年の審査について各審査ユニットごとに担当審査委員からお話する「審査の視点レポート」を公開しています。グッドデザイン賞では今年、カテゴリーごとに18の審査ユニットに分かれて審査を行いました。審査の視点レポートでは、そのカテゴリーにおける受賞デザインの背景やストーリーを読み解きながら、各ユニットの「評価のポイント」や「今年の潮流」について担当審査委員にお話しいただきます。 本記事では、審査ユニット2(パーソナルケア用品)の審査の視点のダイジェスト版を

新しいスタンダードのあり方〜2021年度グッドデザイン賞 審査ユニット1(身につけるもの)審査の視点レポート

グッドデザイン賞では、毎年その年の審査について各審査ユニットごとに担当審査委員からお話する「審査の視点レポート」を公開しています。グッドデザイン賞では今年、カテゴリーごとに18の審査ユニットに分かれて審査を行いました。審査の視点レポートでは、そのカテゴリーにおける受賞デザインの背景やストーリーを読み解きながら、各ユニットの「評価のポイント」や「今年の潮流」について担当審査委員にお話しいただきます。 本記事では、審査ユニット1(身につけるもの)の審査の視点のダイジェスト版をレポ

デザインできないをデザインする

この依頼を受けた時 「全てをデザインすることはできないな」 と思いました 山梨県富士吉田市が開催する年に一度の一大イベント”ハタオリマチフェスティバル”。通称 ”ハタフェス”。2日間の開催で数万人もの人が訪れる人気のイベントです。このnoteは2021年に開催されたハタフェスの休憩・飲食スペースを作った記録です。 ご存じない方も多いと思いますので、簡単に”ハタフェス”の概要について説明すると… もっと詳しく知りたい方はハタフェスのHP↓をご覧ください さて、まずは前回

「活字は印刷の元や(関西弁)!」 モトヤの社名ルーツです。

FONTPLUSでご利用いただけるフォントメーカー14社(2022年1月24日現在)をご紹介する連載マガジンです。今回の第7回は「モトヤ」です。 文字やフォントって、日頃あまり意識しないで利用していますが、無くてはならない存在です。文字が存在しなかったら、看板や標識は役に立たなくなります。表現豊かな様々なフォントが存在しなければ、デザインやコンテンツの楽しさが半減します。 そんな素敵な文字達を作っているフォントメーカーを紹介する連載ブログです。 フォントメーカー「モトヤ」