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#デザイン 記事まとめ

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デザイン系の記事を収集してまとめるマガジン。ハッシュタグ #デザイン のついた記事などをチェックしています。広告プロモーションがメインのものは、基本的にはNGの方向で運用します。
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2021年8月の記事一覧

【前編】LINEインターンのウェルカムグッズができるまで

こんにちは、クリエイティブ戦略チームのmomoです。 LINEでは今年も夏のインターンを実施しており、8月から各職種で参加者の受け入れが始まっています。 ウェルカムグッズ製作のきっかけ 遡ること半年前、私たちクリエイティブ戦略チームは頭を抱えていました。 2020年から完全オンライン形式でのインターンとなり、自宅からのリモート参加が全コースで原則となっています。インターン参加者と社員のコミュニケーションは今まで以上に重要になりますし、オフィスへの出社がないことで「LINEで

【後編】LINEインターンのウェルカムグッズができるまで

こんにちは、クリエイティブ戦略チームのmomoです。 前編に引き続き、今年のインターンのウェルカムグッズのお話をします。 未読の方は前編から読んでいただくと流れがより理解できるかと思いますので、ぜひご覧ください。 この記事では製作過程の④〜⑦までを解説します。 ⓪市場調査 ①コンセプト設計・アイディア出し ②キービジュアル制作 ③グッズ選定 ④デザイン制作 ⑤協力会社選定・発注 ⑥デザイン修正・入稿 ⑦梱包・発送 ④デザイン制作前編の①〜③ではどんなグッズを作るのか?ま

装丁家・桂川潤さん「造本装丁と本づくり」(リレー講義「大学と出版文化」2021年6月16日3時間目オンライン講義)

現代日本を代表する装丁家のひとりであった桂川潤さんが、去る7月5日に御病気のため急逝されました。桂川さんは、東京外国語大学出版会にとっては、当会のたくさんの書物デザインをお引き受けいただいただけでなく創成期から深くかかわっていただいたかけがえのない助言者でありました。なによりも「オブジェとしての書物」という考え方を、わたしたち編集部は桂川さんから受け継いでいます。 また、桂川さんは、毎年出版会が実施している連続講義の講師をずっと引き受けてくださいました。2021年6月16日

デザインは速度も大事という話

こんにちは、4億年ぶりの具体性のあるデザインの話です。 日々デザイナーとしてやっていく中で、速度を大事にしなきゃいけないなー、というのは常々思っていることです。 断っておくと、品質<速度ということを言いたいのでは決して無いです。 ユーザーにプロダクトの価値を早く届けること、それ自体が価値があるというのが往々にしてあると思っていて、その速度を1秒でも早めたい気持ちがあります。 --- 最近では、アルの00:00 Studio内の2つのチームのデザインと、eluというプ

デザインシステム勉強会を開催しました

デジタル庁では、将来的に省庁サイト等への適用も視野に入れた「デザインシステム」の構築を行っています。 その一環として、デザインシステムについてのご意見をいただくため、7月29日に有識者を集めたデザインシステム勉強会を開催しました。 デザインシステムとは? 現状、各省庁の Web サイトは個別に構築されており、各 Web サイトの情報構造や見た目がそれぞれ異なっています。 利用者にとっての使いやすさ・求める情報へのたどり着きやすさ、また開発の効率化・管理コスト削減の観点で

Fjord Tokyoが考えるデザインリサーチャーとは?

こんにちは。Fjord Tokyo デザインリサーチャーの渡邊です。今回は私たちのスタジオのケイパビリティを紹介する記事の第1回目として、Fjord Tokyoのデザインリサーチのしごとついてお伝えします。 なお本記事は、あくまでFjord Tokyoの現場からデザインリサーチャーの仕事について考えた内容となり、アカデミズムの文脈でつくられたデザインリサーチの系譜をなぞることを目的とした記事ではありませんのでその点をご理解ください。 さて、読者の方のなかには「デザインリサ

マネーフォワードのパパデザイナー座談会は、家族愛でいっぱいだった

父になって2年半、リモートワークが定着してきて1年半くらい経ちました。 家族との関わり方が、けっこう変わってきたなあと思います。 他の家族はどうなんだろう?と思い、マネーフォワードのパパデザイナーを集めて、座談会をしてみました。 集めたメンバーはこんな感じ。 普段聞けない家族の話や、参考になる子どもとの接し方も聞けて、個人的には大満足の会となりました。 奥さんには「デザインの仕事してる」くらいしか言ってないドム:みなさん、家族には、仕事のことをどう説明してますか?

「ウェブ」と「アプリ」では解けない問題について

ウェブとアプリのプロダクトマネジャーを経験する中で、どうも「ウェブ」と「アプリ」という表現体系・ユーザー体験だけでは、不動産のような非対称のある(ステークホルダー間に情報や認知の乖離の大きい。つまり馴染みのない)情報を扱うには、どうにも不十分に感じました。そして、もしウェブでもアプリでもない、第三のパターンがあったとしたら、(不動産に限らず、医療などの)馴染みのない情報を人はもっとうまく扱えるようになるのでは、と考えています。 「ウェブ」という体験 わたしにとってウェブは

あなたの「進めづらい」を解消する、「デザインの裏側」を覗くということ

こんにちは!Cocoda運営です。 私たちはこれまで、多くの事業会社で働くデザイナーの方々とお話をさせてもらってきました。みなさんがデザイナーとしてどのように働いていきたいか、どのような悩みを持っているのかに向き合ってきた中で、私たちが思う「よりよいデザインの進め方」のようなものを見つけました。 デザイナーは「つくる」だけではないデザイナーをはじめとするサービス設計に関わるみなさんの業務は「つくること」だけじゃないですよね。プロジェクトの進め方を決めたり、周囲のメンバーを

SIは見た No.29『京王プール』の場合

私たちは今、どんな時代を生きているのか──。サンデー・インタビュアーズ(SI)とは、そんな問いを探求するロスジェネ世代の余暇活動です。 月に一度の日曜日、7人のメンバー*は84巻あるホームムービー*をひとつずつ紐解きながら、オンライン上で話し、聞き、考えます。 今月(2021年7月)のお題は、No.29『京王プール』。さて、そこには何が写っているのでしょうか。メンバー7人の言葉を紹介します。 *本テキストはSIが毎月行うオンラインワークショップの記録です。 *2021年

UXデザインはどこで道を間違えたのか?Adaptive Path共同創業者の見解

「UXは、今や一つのコミュニティ、あるいは一つの手法で捉えられないほど、大きな存在となった」 そう、UXの現在地を語るのは、Jesse James Garrett氏。2001年にデザインエージェンシーAdaptive Pathを共同設立。著書『The Elements of User Experience』で提唱した「UXの5段階モデル」でも知られる。 業界の先駆者は、Fast Companyに寄稿した記事『I helped pioneer UX design. What

デザイナーがデータを活用する前に知ること

まずこの内容は、たまたまTwitterで見かけた投稿を元にしているので、投稿主であるANDY(@asallen)さんに感謝です。Thank you. その上で、僕なりの解釈で意訳している部分もありますので、間違っていたらごめんなさい。 ANDYさんは、デザインスクールの講師もやっている方の様です。 上図はANDYさんが若いデザイナーから、 「デザインプロセスの中で、どの様にデータを取り入れていくべきか?」を質問された時に描いている図になります。 結論から言うと、デー

【開催レポート】トークラウンジ for Student #1

こんにちは、クリエイティブ戦略チームのGOです。 去る8月4日に開催されたトークラウンジ for Student #1では、たくさんの学生の方にご参加いただき誠にありがとうございました。この記事ではまず前半でイベントの簡単なサマリーを、そして後半は当日お答えできなかった質問も含めて、質疑応答の内容をレポートいたします。 あらためて、「トークラウンジ for Student」の開催趣旨をご説明します。 私たちクリエイティブセンターは、「デザイナーを目指す学生のお悩みや疑問を解決

【後編】 個人開発したアプリをリデザインしてみた 【結果】

去年の夏のサンダル焼けが取れないまま、今年も同じサンダルで歩きまわっていたら、さらに境界線がはっきりしてきて、いよいよ足がシマシマになりながら、今年の夏も後半戦に入りました。 UI/UXデザイナーになりたい、えりおるです。 今回は、「デザイナーに転生 〜個人開発したアプリを本気で再設計してみる〜」記事の【後編】です。結果について書きたいと思います。 ↓前編はこちらです🤲 はじめに(前回のおさらい)今回リデザインしたアプリはこちら。Androidエンジニアを目指していた