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装丁家・桂川潤さん「造本装丁と本づくり」(リレー講義「大学と出版文化」2021年6月16日3時間目オンライン講義)

現代日本を代表する装丁家のひとりであった桂川潤さんが、去る7月5日に御病気のため急逝されました。桂川さんは、東京外国語大学出版会にとっては、当会のたくさんの書物デザインをお引き受けいただいただけでなく創成期から深くかかわっていただいたかけがえのない助言者でありました。なによりも「オブジェとしての書物」という考え方を、わたしたち編集部は桂川さんから受け継いでいます。

また、桂川さんは、毎年出版会が実施している連続講義の講師をずっと引き受けてくださいました。2021年6月16日水曜日にも、いつもながらの魅力的な御講義を伺うことができていただけに、わたしたちは突然の訃報を信じることができませんでした。心からご冥福をお祈り申し上げるとともに、ご遺族のご了解を得て、そのときの御講義の様子を記録した映像をあらためてみなさんにお届けします。
                    東京外国語大学出版会

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