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#スタートアップ 記事まとめ

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スタートアップが手がけたnoteが集まるマガジンです。スタートアップが読むべき、知るべきnoteも選んでいきます。
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#ベンチャー

成長し続けている会社の経営陣10の特徴と僕が意識していること

皆様、こんにちは! テックタッチ株式会社のCFO/CPOの中出 昌哉(なかで・まさや)です。(@masaya_nakade)直近取締役にも就任させてもらって、経営について考える機会が増加しています。 そんな中、経営陣note企画で僕の番が来ました。従前は、CFO業務やCPO業務のより業務に近い領域のnoteを書いてきたのですが、今回は趣向を変えて、少し俯瞰した目線でnoteを書いてみたいと思います。ライトな内容・分量なのでパッと読めると思います。 今回の内容は、タイトルの

ツクルバ上場後からFY23まで振り返りと、FY24黒字化、その先に目指す「住まい・暮らしの未来」

はじめにツクルバは前期FY23を終え、2023年8月から今期FY24が始まりました。 このFY24は、全社生産性向上を通じて通期黒字化しFY25以降の増益を続けながらトップライン(売上・売上総利益)の高成長を実現していく方針を掲げた大きな転換点になります。 また、祖業である不動産企画デザイン事業を譲渡し、ツクルバは国内住宅産業において流通プラットフォーム事業を成長させ、インフラのような巨大で多くの人の生活を支える事業をつくっていくベンチャーである、この重厚長大な巨大産業にお

NOT A HOTELが世界で使えるようになります

実は今年、初めて「年40泊分のNOT A HOTEL」を買いました。 自分で買ってみて、思ったことが2つあります。 ひとつは、 「1年のうち毎年1ヶ月以上旅をしながら生活できるというのは、思ってた以上にワクワクするな」ということ。 もうひとつが、 「やっぱり海外にも行きたいな……」ということでした。 「世界中にあなたの家を」には、まだ遠いそもそもNOT A HOTELのコンセプトは「世界中にあなたの家を」です。 僕がNOT A HOTELを始めたのは「世界中に自

広がる信託SOの波紋、渦中のスタートアップ経営者は何を思うか

こんにちは、株式会社ログラスの布川です。 ついに国会答弁から波紋が広がっていた「信託型ストックオプション(以下、信託SO)」に関する日本経済新聞からの記事が発出されました。 今回は、信託SOについてあまり実態を詳しく理解できていない方にも理解して頂ける平易な説明とともに、スタートアップ側の視点から見た信託SOが何故重要だったのか?今後どう対応しなくてはならないのか?について記述します。 ※本記事では政府、官公庁、信託SOベンダー各社、スタートアップいずれかの立場を批判す

「素人がホテルを作るなんて、絶対無理」と言われていた

順風満帆……ではなかった最近ありがたいことに、こう言われることがあります。 「順風満帆ですね」 たしかにどんどんNOT A HOTELはオープンしていますし、NFTも多くの方に買っていただいています。新しいプロジェクトも雑誌に掲載されたりと、外から見ると「うまくいっている感」が出ているのかもしれません。 でも、この3年間、ほとんどが失敗だらけ。ずっと逆風。試練の連続でした。途中、社員が辞めていってしまったこともありました。 今回は、会社を立ち上げてからもうすぐ3年とい

カカクコムで新規事業を考えまくって起業したのに、作ったサイトが鳴かず飛ばずで死にそうになった話

「やりたいことなんて特にないや……」 ずっとそう思っていました。 別に夢中になれるものもないし、何をやりたいかなんてわからない。 だから僕は、将来の夢の欄にいつも「お金持ち」と書いていました(笑)。別に「めちゃくちゃお金持ち目指してがんばるぞ!」と思っていたわけではありません。特にやりたいこともないんだし、とりあえずお金持ちになっておけば困ることはないだろう、くらいのノリ。 とりあえず「将来の夢=お金持ち」というバカみたいな設定をした僕は、お金持ちになる道を探ることに

才能が集まる会社、逃げる会社

▼マネジメントのご相談乗ります!1on1にご応募ください。 ベンチャーは、いつだって1人の才能が切り拓くプロローグとして、ある出来事について書かせてください。 以前、弁護士ドットコム株式会社代表取締役の内田さん(現取締役会長)、同社専門家プラットフォーム事業担当取締役の田上さん、クラウドサイン事業担当取締役の橘さんに、それぞれマネジメントトレーニングをさせていただく機会に恵まれました。 田上さん、橘さんはお2人とも弁護士資格をもつドメインエキスパートであり、大きな事業を背

「SaaSって何?」からはじめる異世界事業戦略

はじめに2022年7月9日、カネコデラックスは3度目の寅年誕生日を迎えました。 その数日後、いわやん(弊社YOUTRUST代表 岩崎)のSlackにこんな書き込みが。 そうなんです。約1年ほど前にあたる2021年7月13日に、私カネコデラックスは、YOUTRUSTへの転職の意思決定をしたようです。サイバーエージェントに勤めて10年、そして、35歳という節目に、新たな可能性にチャレンジしたいという意志を固めた結果だったのだと思います。 入社当時の想いはこちらの記事に。 せ

1億円を投資した、プロダクトリニューアルが失敗に終わった理由

こんにちは。Micoworks代表の山田と申します。 私はこれまでに10年ほど会社を経営させていただいておりますが、多くの失敗をしてきています。 その中でも投資額として最も大きかった失敗が「採用管理システムのリニューアルプロダクトを潰してしまったこと」でした。 2,3年ほど前の話になりますが、リリースまでに1億円程度を投下しておりお金の損失はもちろんですが、BizやCSメンバーも多大なリソースを費やし、会社の成長を失速させてしまいました。 当時は「この時間を丸々Mico

【ついに法改正!!】電動キックボードとベンチャー/スタートアップについて。世界中で広がるマイクロモビリティ!!注目は脱炭素とコンパクトシティ!?

こんにちは!PreVenture編集部です! 4月19日に電動キックボードに関する法改正が行われ話題となりました。結果的にこれまでに比べて規制が緩和され、電動キックボードがより簡単に利用できます。実は、電動キックボードがより利用しやすくなることで、ベンチャー/スタートアップ周辺にも大きな影響をもたらします。法改正による今後の影響はどのようなものなのか、また世界中で電動キックボードが広がる背景についても解説します。 今回の法規制でできるようになったこととはまずは今回の法改正

【大革命】GAFAが音声技術領域に参入する理由とは!?音声技術はこれから伸びるのか。音声技術とビジネスについて解説してみました!!

こんにちは!PreVenture編集部です! 今回は音声技術について解説します。数年前から色々な議論が交わされており、一時は下火になったかに思えた音声技術ですが、ここに来て急激に成長しています。 Apple社のSiriやAmazon社のアレクサなどスマートスピーカーが各社で開発されています。また、インフルエンサーや著名人が配信していることでも話題となったVoicyなどの音声SNSも注目を集めています。 GAFAを始めとする大手IT企業が参入し、ベンチャー/スタートアップ企業

無駄な会議は出席者の時間(人生)を奪っている ~価値ある会議のための8箇条~

こんにちは。日経COMEMOのKOLをしております、大林と申します。 普段は複業マッチングプラットフォーム「複業クラウド」を運営している株式会社Another worksの代表をしております。 新型コロナウイルスの影響によりリモートワークがニューノーマルとなった令和の働き方において、日経でも頻出なホットトピックの1つに【会議の再定義】があります。 従来、オフィスに出社し、会議室を予約、参加者全員を集めて実施していた会議は、オンラインMTGという選択肢が強制的に追加され、今

僕が「NOT A HOTEL」を始めた本当の理由

先日、ようやく「NOT A HOTEL」をリリースして、少しホッとしているところです。 「NOT A HOTEL」とはなにか? それは、自宅にも、別荘にも、ときにはホテルにもなる、まったく新しい暮らしの拠点です。 僕らが描いているのは「世界中にあなたの家を」という世界観。 地球上のあらゆる場所に「NOT A HOTEL」をつくって、自分の家が世界中にある状態がつくれたら素敵だな、と思っています。 住宅の「D2C」を実現するNOT A HOTELで特徴的なのが、各部屋

新しいIPOへの挑戦。映像から未来をつくる仲間づくりを目指したセーフィーの資本施策の話

はじめまして。セーフィー株式会社のCFOの古田と申します。 当社は、2021年9月29日に東京証券取引所に新規上場を果たしました。 無事にこの日を迎えることができたのは、本当に色々な方々に支えられたお陰であり、大変感謝しております。 何よりもSafieをご利用いただいているお客様、そして一緒に事業を作り上げてきた仲間の社員、またリスクをとって支援してくれた従来からの株主の皆様とSafieの未来を信じてくれた新しい株主の皆様、案件を一緒に作り上げた共同主幹事証券会社のSMBC