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#写真 記事まとめ

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写真や撮影テクニック、写真に関する記事をまとめていきます。
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2023年9月の記事一覧

ポートレイトレクチャー「38.瞳ピントを外すことを考えてみる」

ポートレイト撮影の基本は顔、特に瞳にピントを合わせることと言われています。 「目は口ほどにものを言う」というように、目はとても強い印象を与えるパーツです。 ですので、目(つまり瞳)にピントが来ている写真はどこか力強さを感じさせるのです。 最近のミラーレスカメラのほとんどは「瞳認識AF」が搭載されています。 つまりカメラ自体も積極的に瞳にピントを合わせるような仕様になっているということです。 ですので、やっぱりポートレイトの基本は「瞳にピント」だと思うのです。 もちろん、顔

¥500

「いい写真」とはなんだろう? ~人を撮るむずかしさとたのしさ~

郵便ポスト、電話ボックス、人がいない道、のみもの……。写真を撮りはじめてから、動かないものばっかり撮っていました。そんな時期を経て、だんだん人を撮ることに挑戦しはじめました。 でも人を撮るのはむずかしい。 そもそも写真を撮られたくない人が多い。多くの人は写真を撮られるのが好きじゃないし、カメラを向けられると恥ずかしい。だからカメラを構えることさえままならなかった。 なかなか近くに寄れない。かといってぜったい近づきすぎちゃいけない。物理的距離、心理的距離、どちらも適切な距

SSB夏企画”熱海スナップミート”を開催しました!<午前の部編>【しずばぐマガジン#07】

こんにちは、りょんりょんです。”熱海スナップミート”です。 先月の8/27(日)に”熱海スナップミート”を開催したわけなんですが、今回はみんなでどんな活動をしたのかをご報告していこうと思います。”熱海スナップミート”が何なのか、そもそもSSBメンバーって一体どんな人たちが集まっているのか謎だなあって思う方もいらっしゃると思うのでつまびらかにしていきます! 迷わず読めよ、読めば分かるさ! ”熱海スナップミート”とは ”熱海スナップミート”とはシンプルです。熱海で行うスナップの

明暗差の激しい舞台で試行錯誤しながらダンサーを撮影した話

舞台照明家兼フォトグラファーとしては、いつかステージ写真を撮ってみたいと思っている。 ステージ写真は、その名の通り舞台作品を撮影するものである。舞台では出演者が動き回り、照明も光源の位置や明るさが変化し、激しく点滅することもある。撮影された写真は宣伝などに使われるため、常に変化し続ける中で出演者をきれいに尚且つ作品の雰囲気がわかるように撮影しないといけない、難易度の高い撮影である。 あるとき、知り合いの舞台照明家たちが集まって舞台照明の実験会をやるという話を聞いた。これは

【世界遺産・小笠原諸島】人生1の星空とボニンブルー / 自然美に恵まれた撮影旅

DiscoverJapanから依頼をいただき、 東京都のお仕事で2年ぶりに小笠原諸島を訪れました。 旅程:2023年7月18日〜23日(移動2日、実質滞在4日) 先日撮影を担当した記事が公開されました。ぜひご覧ください。 《父島/母島》 小笠原ネイチャートリップ 東京の世界遺産へ このnoteでは、上記の記事と重複する箇所もありますが 個人的な写真日記をお届けします。 たくさん写真をアップしたので写真だけでもお楽しみください。 今回は父島だけでなく母島も訪問。 滞在中

写ルンですで毎日スナップ

たまに欲しくなるフィルムカメラ でも、フィルム代の高騰、現像代などなど考えるとデジカメの便利さの方が圧倒しているので、なかなか踏み出せない。 でも、「写ルンです」だったら手軽にフィルムカメラを楽しめるってのもあって、久しぶりに使ってみました。 「写ルンです」のスペック何気に私の最初のカメラは写ルンですでした。当時は何も考えずに撮ってたのですが、趣味でカメラ触るようになったのもあって、そういえば、そもそも「写ルンです」のスペックが気になったので調べてみました。 オートフォー

カフェ写真 -お冷やを撮る-

なぜお冷やを撮るのか 何度も記事に書いたが、私は写真を撮るためにカフェ巡りをしているのではなく、カフェを楽しむためのひとつとしてカメラで写真を撮っている。綺麗に撮りたい気持ちもあるが、美味しい物を早く食べたい気持ちもある。そしてカフェラテやアイスは時間との勝負だ。 そこで被写体となってくれるのがお冷だ。カフェに入ったらお冷やが来ることが多い。そのお冷やでカメラのISO感度・シャタースピード・F値などの設定をしておき、本命をスムーズに撮ろうという魂胆だ。 そしてカメラの練