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#写真 記事まとめ

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写真や撮影テクニック、写真に関する記事をまとめていきます。
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2022年10月の記事一覧

はじめてフィルムカメラを使うあなたへ2022版

こんにちは フィルムカメラ大好きTKです  先日東京でお仲間に誘われて参加した国産二眼レフ写真展は大盛況のうちに無事終了しました  ああ楽しかった、、写真展にはフィルムユーザーも数多くご来場いただきました 意外だったのがフィルムカメラを使ったことがない方もマニアックな国産二眼レフ写真展にきてくださっていたことです 在廊中にフィルムの写真っていいですね、フィルムカメラ気になりますというポジティブなお言葉をたくさんいただきました 会期中はカラーフィルムは高い、どこにもないんで

僕が写真を撮るときになんとなく考えていること。

ふと、カメラを持ち始めて、そろそろ1年経つことに気づいた。 旅が好きで、あちこち行くときに、カメラを持っていくだけで、その旅が華やかになった気がした。そんな些細な気づきがきっかけで、1年前から旅には必ずカメラを持っていっている。 そんな、カメラ歴も大したことないだけれど、1年間、いろんな場所で、いろんな写真を撮ってきて、いろいろ思うことがある。 ここでは、いつも僕が写真を撮るときに考えていることを文字に起こしてみようと思う。 こんな立派なタイトルの記事は、玄人のフォト

【CineStill 400D】映画用フィルムって面白い!

ドイツに住む友だちのステファニーから「ありあ、ドイツに面白いフィルム売っているから送るね!」とメッセージが届いたのは、先々月のことです。 深夜に送られてきたメッセージに、眠い目をこすりながら「ありがとう」とだけ返信したわたし。 これが、 2022年春に発売されたCineStill 400Dというカラーネガフィルムだったと知るのは、ステファニーから届いたボロボロのダンボール箱を開けてからのことでした。 さまざまなフィルムの生産終了のお知らせがSNSで流れてくる中で、Cin

ストリート写真における自分らしい撮影スタイルを考える。

貴方のスタイルは何ですか? アイリスです。 ——本題—— 僕が普段ストリート写真を中心に撮影している手前、 という2つのスタイルを使い分けているつもりでいます。 今回はその二つのスタイルについて良いところや悪いところを書きつつ、あくまで僕目線の自分らしい撮影スタイルを考えてみます。 待つスタイルこのスタイルは、既に自分の頭の中で全ての構図が完結している状態の時に使います。 「こういう風景にこういう要素が欲しい」と完全に想像できた上で、あとはそのタイミングを見計らっ

1枚の写真を制作するのに3年もかかってしまった、その記録。 "Light Sculpture"

丸山です。 先日、ウェリントンのビクトリア大学で「Light Sculpture」プロジェクトを紹介する機会を得ました。技術的な内容が多かったのですが、思いのほか好評でしたので、内容を一部整理して、こちらでもご紹介したいと思います。 水を撮ることの難しさ、面白さを感じていただければ幸いです。 Light SculptureHave You Ever Really Seen a Rainbow?  As I zoomed in, I realized what was t