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#写真 記事まとめ

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写真や撮影テクニック、写真に関する記事をまとめていきます。
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2019年6月の記事一覧

手持ち花火の玉ボケ写真の撮り方&レタッチ方法【Lightroom】

★2021年8月20日更新 デジタルカメラマガジン 2021年9月号掲載を記念して、全面リニューアルしました。 --------- こんばんは。こがめです。 今回紹介するのは手持ち花火の玉ボケ写真です。 本noteでは必要な機材や撮影設定、Lightroomによるレタッチ方法まですべてご紹介いたします。元のRAWファイルをダウンロードし、同じレタッチを練習することができます。(レタッチ方法はPC版 Lightroom Classic CCを使用しています) Twitt

¥1,980
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鎌倉の夏をとじこめた

マンフロットのトラベル三脚Befreeをアルカスイス互換で使いやすくしてみた。

こんにちは、横田裕市(@yokoichi777)です。 普段使っているマンフロットの三脚のパーツを、より撮影しやすくするためにアルカスイス互換のパーツに交換したのでその紹介です。 アルカスイス とは アルカスイス(ARCA SWISS)はスイスで創業し、現在フランスを拠点に展開している機材メーカーです。 アルカスイスが開発した雲台と同規格の雲台(もしくはカメラと三脚を合体させるクイックシューパーツ部分)が、アルカスイス互換のパーツと巷ではいわれています。 なぜ人気かとい

-連載- ショートヘアは、天気雨のように。 ---早乙女ゆう×青山裕企--- vol.1

とにかく、好きなものが撮りたい……! だから私(青山裕企)は、ショートヘアの女の子が、撮りたいんです。 今までの人生で、好きになった女の子が、 実は、もれなくショートヘアだったことに気づいた時。 私は、この連載をはじめようと決意しました。 ――ショートヘアにしたのは、いつ頃からですか? 早乙女ゆう 「いつ切ったんだろう……高2ぐらいで切ったのかな? 4年目ぐらいですね」 ――もともと長かったですよね。ショートヘアになってから、結構まわりの世界が変わったところもあ

ライブ撮影のあれこれ(機材・設定編)

こんにちは! このnoteでは、多くの人が「難しい」「未知数」と思う”音楽ライブの撮影”について、僕が話せることをお伝えしようと思っています。 簡単な自己紹介オオニシ トモヒロといいます。 2016年から写真を撮り始めました。いまは都内や横浜を中心にライブ撮影などをさせてもらっています。 もともとベーシストを目指していましたが、たまたま友人のライブを撮ったらカメラにハマったタイプの人間です。 都内のバンドさんに撮らせてくださいとお願いしたり、友人の紹介から始まったお

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はじめてのハッセルブラッド 1stロール

SNSとの付き合い方改革

ブログを始めたのはいつの頃だったか。 写真の道でいきていくと決断するずっとずっと前のことだ。 日々のことを綴りながら、写真を見せていく作業は、写真家を目指していた自分に対して、少し高いハードルを設けているようなものだった。 2012年に僕は仕事を辞め、写真家としての道を歩き始めた。 その前年くらいからだろうか。 フェイスブックなどのSNSが世間にも一般的になり、どこかの誰かと繋がることが簡単になった。僕はこの時にある決心をした。 「写真家は、特にプロ写真家は写真をネットで

街中で見る、川を上る魚の大群や野鳥の子育て。身近な命の営みの見つけ方 #05

早いもので、前回の記事公開からひと月が経ってしまいました。 あっというまですね。汗) さて今回も前回の記事に引き続き、都市近郊にお住まいの方も楽しめる、身近な自然の見つけ方みたいなお話をしていきたいと思います。 今回初めてご覧いただく方は、前回の記事も是非合わせてご覧ください。 ■ サーモン・ランは北海道だけじゃない以前、北海道の動物たちの写真を展示させていただいたときに好評だったこの写真。何の魚だかわかりますか? 答えは、サケの一種、カラフトマス。 夏の終わりに、北海道

¥300

撮影地のモラル問題は根深いよねって話。

こんにちは、横田裕市(@yokoichi777)です。 3日間の香川旅を終えて本日大阪入り。 本日22日から7月5日までソニーストア大阪で写真展を開催しています。 23日は13時・15時から参加無料のギャラリートークショーを開催しますので関西方面でお時間ある方はぜひお越しください。 さて今回は、この旅先道中で向かった先の出来事について書いたtweetがそこそこ反応があったので、その話題について。 引用したホタルイカの身投げの記事は1年前のものですが 何度も時々読み返し

社会から突然不良品にされた話

人が人を「不良品」なんて言ってはいけない。『ワイドナショー』での松本人志さんの発言のことだ。強い言葉に酔うのはやめよう。論旨に理解できるところがあっても、それだけで全てが無効化されてしまう。なぜ人を不良品として扱ってはいけないのかについて書きたい。 かつて日本には「優生保護法」という法律が存在した。1940年に制定された国民優生法が戦後改められ、1948年に優生保護法として施行された。優生を保護するために行われたのは、もちろん劣性の排除。遺伝性と思われる精神疾患、身体疾患に

息子とカメラとわたし

ぼく、カメラが欲しい6歳の息子がそんなことを言い出したのは、保育園卒園間近のことだった。カメラを持つことは反対ではない。私自身スマホでよく写真を撮るし、我が家には結婚を機に購入した一眼レフカメラもある。でも、6歳の男児にカメラ。となると何を与えればよいのか。 私や夫の使っていないデジカメ?スマホ?タブレット?それとも、使い捨てカメラ?そんなことを考えているうちに、息子は「本当にカメラが欲しい。でも12月のお誕生日は過ぎてしまった。クリスマスのサンタさんもまだ来ない。どうした

ラトビアのアンティークラベルがすき

100年前に、日本から8000km離れた場所で使われていた薬の箱。 誰が何のために取っておいたんだろう。 誰だか知らないその人に、わたしは心の底から感謝している。ありがとうございます。おかげで2時間ずっと興奮しっぱなしでした。 時を経た紙が持つ魅力は、計り知れない。 はじめにkami/ (紙一重)のなみえです。 「世界の紙を巡る旅」を始めて、80日が経ちました。ラトビアの首都リガをふらふらしています。 リガの中の旧市街は、世界遺産に登録されているほど歴史ある美しい場所です