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東京ヤクルトスワローズ 記事まとめ

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#スポーツ

長所と短所、どちらに目を向けるべきか。「打高投低」のヤクルト。セリーグ最下位からの巻き返しに必要なのは?本塁打数はトップ、防御率はワースト

人や組織が成長するために、目を向けるべきなのは長所か?短所か?プロ野球のヤクルトは特徴がはっきりしている。「打高投低」だ。チーム本塁打数は12球団トップの52本。一方で、チーム防御率はセリーグワーストの3.23。7月1日現在でセリーグ最下位タイの5位に沈んでいる。2年ぶりのリーグ制覇へツバメの飛行は大きく揺れている。 ヤクルト打線が好調だ。特にホームランアーティストがそろっている。セリーグの本塁打ランキングでリーグの上位5人中、3人がツバメ戦士だ。 15号を放っている村上

櫻井ユウヤ(昌平高校2年)

最新情報:2年生にして石塚超え櫻井ユウヤは現在、高校通算26本塁打(2024年6月時点)。 ライバル校の花咲徳栄で主軸を担うプロ注目のドラフト上位候補、石塚裕惺の高校通算23発を上回るペースで本塁打を量産している。 ちなみに昨年6月時点での2年生石塚裕惺は、高校通算20発に到達していない。 公式戦通算ホームラン数は石塚6本と、櫻井の5本を上回るが、まだ2年生。今夏の埼玉大会は熾烈なホームランダービーも見どころの1つだ。 石塚裕惺の高校通算本塁打数や2年時の成績などにつ

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宿命を背負った者は倒れても必ずはい上がる。ヤクルトの奥川投手が980日ぶりの1軍勝利。度重なるケガに屈しない。石川県、そして野球ファンに勇気を与える好投

宿命を背負った者は倒れても必ずはい上がる。ヤクルトの奥川恭伸投手(23)のことを思う。石川県出身のプロ5年目右腕。高校時代から地元、そして野球ファンの期待を一身に背負ってきた。度重なるケガにも屈しなかった。そして980日ぶりに1軍の勝利投手となった。苦境にいる石川県、そしてヤクルトへ勇気を与える復活劇だった。 ツバメの「18」がマウンドに帰ってきた。大阪で14日に行われたセパ交流戦。ヤクルトは昨季のパリーグ王者オリックスを相手に、奥川投手を先発に起用した。 2002年3月

栄枯盛衰。1990年代の黄金カードから30年。リーグ最下位同士の戦いに見えた両者のプライド。セパ交流戦。ヤクルトが西武にサヨナラ勝ち。記念の一打が飛び交う好ゲーム

時が過ぎるのが、あまりに早く感じる。1990年代の黄金カードだったヤクルト対西武。あれから30年経ち、両者がリーグ最下位で交流戦を戦うことになるとは。まさに栄枯盛衰。しかし両者のプライドがぶつかり合い、延長にもつれる展開に。記念の一打が飛び交う好ゲームとなった。 4日に神宮球場で行われたセパ交流戦。ヤクルトと西武は共にリーグ最下位。弱くても意地がある。両者のプライドがぶつかり合う試合となった。 先制したのはヤクルト。初回に長岡秀樹選手がレフトへタイムリーを放った。このリー

負けない姿勢が力強さを生む。9連勝中のロッテ。敗色濃厚から執念の同点打。サヨナラ負けのピンチを好守で切り抜けドローに

負けない姿勢が強さを生む。連勝を続けるロッテがセパ交流戦に入っても好調だ。勝利を重ねて9連勝中。敗色濃厚の九回に執念の一打で同点に追いつく。延長戦に入っても、サヨナラ負けのピンチを好守で切り抜け、ドローに持ち込んだ。勝てなくても負けない。それが強さにつながっている。ロッテの野球は味わいを増している。 29日に東京の神宮球場で行われたヤクルト戦。セリーグ最下位のヤクルトに初回、いきなり失点を喫した。 四回にロッテは無死二、三塁のチャンスから佐藤都志也選手がファーストゴロを打

日本シリーズの「前哨戦」。きょうからセ・パ交流戦。各リーグの上位勢がいきなり激突。3週間各18試合の戦いが開幕

日本シリーズの「前哨戦」。きょう28日からプロ野球のセ・パ交流戦が3週間にわたって行われる。開幕カードには、いきなり各リーグの上位勢がぶつかる対戦も。序盤からギア全開でないと、チームの失速につながりかねない。各チーム18試合ずつ。ペナントレースに勢いを生むチャンスでもある。苦境にいるチームにとっては反転攻勢への起爆剤だ。 セリーグでトップを走る阪神は、開幕カードでパリーグ2位の日本ハムと対戦する。昨季38年ぶりに日本一となった阪神。一方の日本ハムは2年連続リーグ最下位。対照

どの道を選んでも人生に間違いはない。メジャーに向かわず、巨人に残留した菅野投手。プロ12年目で1500奪三振達成。ヤクルトの主砲村上選手から奪い「思い出に残る」

どの道を選んでも人生に間違いはない。そう思わせてくれる試合だった。メジャー挑戦か国内残留かで悩んだ時期もある巨人の菅野智之投手(34)。選んだ選択肢は、米国に向かわず、巨人残留。そして12年目の今季、1500奪三振をマークした。対戦相手は「日本の主砲」ともいえるヤクルトの村上宗隆選手(24)。記録にも記憶にも残る名勝負となった。 11日に神宮球場で行われた「東京ダービー」。巨人の先発には菅野投手が上がった。そして六回裏にヤクルトの村上選手と相対した。 記録のかかった者同士

結果が出ない時こそ、ポジティブ思考が大事。ヤクルトが今季初のサヨナラ勝ち。常に前を向くサンタナ選手がサヨナラ本塁打。代打の川端選手も今季14打席目で初打点

結果が出ない時こそ、ポジティブ思考でいることが大事。最下位のヤクルトが今季初のサヨナラ勝利をつかんだ。この日ノーヒットだったサンタナ選手が劇的なサヨナラ本塁打を放って勝負を決めた。そして「代打の神様」川端慎吾選手が今季14打席目にして初打点を生み、サヨナラ決着へ流れを生んだ。常にポジティブに。それが好結果につながっていく。 ヤクルトはもがいていた。3連敗中のチームはセリーグ最下位に沈んでいた。2021年シーズンからセリーグ2連覇を達成したチームが昨季は5位に沈んだ。今季は巻

【4/18中日戦◯】 「ヤクルトだって必死ですからね!」、そうです。

1点とっても2点とっても3点とっても安心できない。せめて4点くらいあれば安心かと思うとそうでもない。4点差なんてものは、1イニングでも簡単においつかれてしまう。なんといっても今年の中日は、強い。いまだに「なんでいるのよ中田翔…」とつぶやきながら絶望した気持ちで打席を見つめ、「え、上林ってあの上林?なんでいるの上林?」と今さらなことを息子に聞き、かと思えば「細川ってどこにいた細川かママはちゃんとわかってる?」と息子に聞かれたりしている。そして「なにこの2イニング無失点で抑えるい

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評論家の下位予想が多い?上等だぜ。今年のswallowsは"ヤり返す"

1週間を切ったプロ野球開幕24日、オープン戦を終えて いよいよ長きに渡る、プロ野球公式戦が29日から開幕する。 我が推す、東京ヤクルトスワローズはオープン戦10勝6敗1分の3位 最後の西武との3連戦は3連勝。 3戦目は1点ビハインドで迎えた9回 山川穂高の人的補償で加入した、甲斐野央から一気に3点をたたみかけ逆転勝利を収めた。 好調といっていいだろう。 いい状態のまま公式戦を迎える。 ほとんどの評論家が下位予想オープン戦3位 しかし、野球評論家のヤクルトの順位

野球ファンコミュニティ・ウッチャエ×AZrenaコラボイベント開催!約60名のファンが過ごした幸せな時間

2024年2月28日(水)、『Sports Innovation Arena(スポーツイノベーションアリーナ)』にて、弊社が運営するスポーツWebメディア・AZrenaと野球ファンコミュニティ・ウッチャエのコラボイベントを初開催いたしました! 『ウッチャエ』は、元プロ野球選手の「挑戦ストーリー」を応援する野球ファンコミュニティです。元プロ野球選手をゲストに招いたイベントやコミュニティメンバー対象のオフ会、さらにはウッチャエ運営メンバーとのイベント企画会議などを実施。運営とコ

今年の立浪竜は走る? 変化がみられた2回の采配 ~2日ヤクルト戦~

2024年版立浪竜のテーマは、「走る」でしょうか。 開幕カードの前哨戦となった2日のヤクルト戦。 前日、立浪監督がオープン戦にも関わらず、本番モードで戦うと発言。当然、その采配に注目が集まりました。 大島洋平選手、石川昂弥選手が1軍に合流し、初めて中田翔選手と融合した打線。 試合は3対6と苦しい展開でしたが、立浪監督の采配に変化がみられたのは2回。昨季とは違う姿勢をみせました。 昨季とは違う 1点を追う2回。1死から細川成也選手が安打で出塁し、石川昂選手を迎えた場

【中日ドラゴンズ】ドラ1右腕・仲地投手に新たな道を 不調脱出に必要な選択 ~18日ヤクルト戦~

ヤクルトとの練習試合で、先発マウンドを任された仲地礼亜投手。 塩見泰隆選手や青木宣親選手、オスナ選手など、主力級の打者がズラリと並んだ強力打線に対し、3回4失点と結果を残すことができませんでした。 村上宗隆選手、山田哲人選手が不在とはいえ、昨季リーグ2位の得点力と本塁打数を誇る燕打線に、得点を奪われることは問題ではありません。 しかし、10日の沖縄電力戦で1回5失点と崩れたのに続き、2試合連続で打たれていることが気になります。 現状の対策として、短いイニングを任せてみ

【プロ野球】かつての天才・怪物・逸材が戦力外 私なりの反省文と期待 ~2023秋~

2023年も戦力外通告を受けた選手がいて、ドラフト会議で指名された選手もいる。 毎年、プロ野球の世界は厳しいと改めて感じる瞬間です。 そんな中、私自身がかつて「天才」、「怪物」、「逸材」だと思った選手が3名も戦力外通告を受けました。 自分の眼の精度を見直すべき問題で、非常に反省しています。 今回の投稿では、私自身の反省と選手が復活することへの期待を込めて、戦力外通告を受けた3名の選手を紹介します。 もしかすると、2023年秋の移籍市場に名前が挙がるかもしれません。