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東京ヤクルトスワローズ 記事まとめ

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2022年12月の記事一覧

noteを始めた理由

ゆうじんというハンドルネームで、2009年から2022年までAmebaブログにおいて「オヤジ打ち〜Swallows Big Bonus」というタイトルで、自分の贔屓チームである東京ヤクルトスワローズに関する内容を中心に記していましたが、2023年からその場をnoteに移すことに決めました。この記事を見ている方々は、大半がAmebaブログの頃から目を留めて頂いた方だと思うので、改めて感謝申し上げます。 自分は2009年に特段テーマを設定せずに開設したAmebaブログで、スワロ

【写真部】走れ、こーたろー! 山崎晃大朗が駆け出すその先に【2022年度ベスト写真】

「今年の1枚」と言えば、村上宗隆56号ホームランしかないだろう。 と、誰しも思うもの。 しかし、こういうものは経験して分かるものだ。 「ああいう“非常時”に、まともな写真は撮れない」ということを。 村上宗隆の写真の出来が悪かったから、というわけではなく、私には心に残る1枚があった。 山崎晃大朗、その一瞬。 こーたろーは、今年29歳。同い年には塩見泰隆がいる。 山崎と塩見は、同級生だが同期ではない。 山崎は、2015年ドラフト5位で日本大学から入団。 あの、「真中満フ

【いざ、三連覇へ】2022年東京ヤクルトスワローズのオフの動きを網羅的に振り返る

こんにちは、シュバルベです( ͡° ͜ʖ ͡°) 今回のnoteでは東京ヤクルトスワローズの2022年レギュラーシーズン終了時点での課題から、10月20日に行われたドラフト会議の結果およびその後の補強の動きについてまとめと考察を行っていこうと思います。 これまでドラフト会議が終わった時点でnoteを出し、戦力分析を行ったこともありました。 しかし、自分でも「ドラフトは未来への投資」と常々言っておきながら、ドラフト後のより現実的な補強である外国籍選手の獲得・NPB間のトレ

【奥川恭伸】12/18 トークセッション #2 レポート【コラントッテ】

こんにちは、そしてお久しぶりです。でぃーだ(@Dee_bbyS)です。 2022年12月18日(日)に、東京ヤクルトスワローズ・奥川恭伸がアドバイザリー契約を結んでいる医療機器メーカー・コラントッテが主催するトークセッションが開催されました。 今回のnoteは(今年1月同様に)そちらに参加したレポートとなります。 Twitter等でも既にレポートを見かけておりますが、 せっかくですので纏めさせていただきます。 <前回(今年1月)のレポートはこちら> 0.トークセッショ

キタダヒロヒコ詩歌集 97 ぬえとりの

あの3.11の2ヶ月後に、こんな歌を書いた。 発端は、新聞で読んだ、神宮球場でのプロ野球の試合記事。 もともとナイターの予定だったのが、 節電のためデーゲームに変更されたという試合。 平日のデーゲーム、スタンドもガラガラ。 夕刻、雨雲が来てさすがに暗くなり、照明塔に灯が入ったが、 通常の3分の1の明るさの照明に、ガラガラのスタンド… という、なんとも異様な写真を新聞で見た。 審判団はぎりぎりまで点灯を見合わせていたそうで、 中日・落合監督の「こんな状況では選手が危ない」とい

【どこよりも詳しい】スワローズ新外国人キオーニ・ケラ投手徹底分析

こんにちは、シュバルベです( ✌︎'ω')✌︎ セリーグ連覇を果たした東京ヤクルトスワローズ。すでに12月頭にライネル・エスピナル投手を、そして12月20日にディロン・ピーターズ投手を獲得。積極的な海外スカウトの動きを見せています。 息つく間もなく、スワローズの外国籍選手補強第3弾の一報が入ってきました。現ロサンゼルス・ドジャースのキオーニ・ケラ投手です。 背番号はなんと「11」。今年まで奥川恭伸投手が着用していましたが背番号変更で空いていた番号ですが、一般的にエースナ

ヤクルトの先発ローテを振り返る

noteではお久しぶりになりますです。とは言っても、Twitterの140字では収まらないからnoteに書くだけなので、ツイートの延長線上くらいのクオリティで行きたいと思います。良かったら最後までお付き合いください! 1.「終幕ローテ予想」なるものさて、私はシーズン開幕前にこのような企画(と呼べるほど大それたものではないですが)を行ってみました。 シーズン開幕前の風物詩として開幕ローテ予想やタイトル者予想、順位予想などは各地で行われますが、シーズン終了時に先発ローテーショ

燕の編成22⇨23 〜投手編〜

お久しぶりです。にょです。 ここ2年11月まで試合をしていたせいか、今年は(最後まで試合していたのにもかかわらず)とても長いオフに感じますね。 さて、10月から徐々に始まっていた来季陣容の整備もケラ投手の獲得でひと段落ということで、今オフの放出、加入をまとめてみたいなと思い、ノートを執筆している次第です。今回は投手編(日本シリーズ同様野手編があるとはいってない)です。 退団今年は外国籍選手3名、日本籍選手2人が退団することになりました。 外国籍選手 一番のビックニュー

やっぱり"村神様"が際立っていた!

 毎日あらゆる現場に飛び出してニュースに必要な不可欠な写真を撮ってくるのが東スポカメラマンのおしごと。「東スポ写真部」のツイッターアカウントには貴重なオフショットがあり、タイムラインを眺めているだけで楽しいのですが、2022年に一番バズった写真は何だったのでしょうか? どんなカメラとレンズで決定的瞬間を抑えたのでしょうか? 疑問が尽きないので写真部のみなさんに聞いてきました。 【1月/420,704インプレッション(以下IMP)】NMB48成人式の山本望叶さん中西カメラマン

プロスポーツチームが利活用するサービスをまとめてみた(TREASURE DATA、KARTEなど)

今回は、プロスポーツチームが活用するテクノロジーやサービスについて触れていきたいと思います。 スタジアムのテクノロジーに関する記事は、過去に取り上げておりますので、興味がある方はぜひ読んでみてください。 それでは、今日はJリーグやBリーグ、そしてプロ野球のチームが導入しているサービスについて触れていきたいと思います。 TREASURE DATA(トレジャーデータ)「Treasure Data CDPは、トレジャーデータが提供するカスタマーデータプラットフォーム(CDP)で

【どこよりも詳しい】スワローズ新外国人ディロン・ピーターズ投手徹底分析

こんにちは、シュバルベです( ✌︎'ω')✌︎ セリーグ連覇を果たした東京ヤクルトスワローズ。すでに12月頭にライネル・エスピナル投手を獲得し、外国籍選手の補強第1号となっています。 そして、12月20日。補強第2弾となる報道が出ました。現ピッツバーグ・パイレーツ所属の左腕、ディロン・ピーターズ投手です。 背番号は「63」。22年はA.J.コール投手が着用していた番号です。 22年オフにA.J.コール投手、A.スアレス投手、S.マクガフ投手の3投手がチームを去り、大き

てっぱちが助けてと言えるキャプテンであること、そしてヤクルトが助けてと言えるチームであること

優勝を決めたあの日、私はバックネット裏から、バックスクリーンに映し出されたてっぱちが泣き崩れそうになっているのを見て、また泣いた。でもその時点では私はまだ、てっぱちが本当に抱えていたものを知らなかった。どれほどの思いで今年、そこに立ち続けていたのか、まだ知らなかった。 翌日、むねちゃんの手記を読んだ。そこには、こう書かれていた。 てっぱちが本当に抱えていたもの。そのしんどさ、苦しさ、重たさ。それは、私の想像以上だった。でもその上でてっぱちが持った本物の、勇気と強さを私は、

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BLFチャリティーGALA2022 参加リポート@BLFオフィシャルブログ

何度かnoteで告知してきましたが、プロ野球選手のチャリティー活動を支援するNPO法人BLF主催のチャリティートークイベント「BLFチャリティーGALA2022」に行ってきました。 今回の登壇者は元中日の吉見一起さん、福岡ソフトバンクホークスの和田毅投手、そして僕が敬愛する元ヤクルト館山昌平さんでした。 トークショー このnoteで何度か書いてきたように現役時代から大好きだった館山さんのトークショーということで、何とかいい席を取りたい!という思いで入場開始30分くらい前

それでも塁に出る 渡邉大樹

6月3日金曜日。交流戦も折り返し地点を過ぎ、4カード目の初戦を迎えていた。 思えば、北海道日本ハムファイターズとの死闘から始まった交流戦。楽天、ロッテと、これまでの3カードはすべて2勝1敗の辛勝で、どうにかすり抜けている。 この日も、5回裏、先発ピッチャー小川泰弘のソロホームランで入った1点が両チームの唯一の得点だった。 平日遅刻でその瞬間を見逃した、というより撮りはぐったことにイライラが止まらない。 この1点を死守することはもちろん、できたらもっと点がほしい。 そんな