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東京ヤクルトスワローズ 記事まとめ

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2022年9月の記事一覧

惜別野球人【嶋基宏、坂口智隆篇】

 球界再編直後から、その中心となった楽天、オリックスの両球団を支えていたパ・リーグの生き字引とも言える選手が同じ球団でユニフォームを脱いだ。今回は、そんな2人に個人的な思い出を織り交ぜて回顧することとした。 嶋基宏に野球の底力を見た 11年前、東北大震災の起きた年のことだ。少し遅れた開幕セレモニーで、楽天のチームリーダー的な存在であった嶋が「見せましょう、野球の底力を」と言ったことを鮮明に覚えている。当時はまだ小学校3年生だったのであまりどうこう思うことは無かったのだが、2

【9/29広島戦○】ぐっちを応援できた時間が、宝物だ

息子が学校へ出ようとする直前に、ぐっちの引退のニュースに気づいた。「うそぐっち引退って…」と絶句する私に「え…ほんと?」と、息子が心配そうに言う。学校を出る直前の時間には、できるだけ動揺させるようなことを言わないでおこうといつも思っているのに、さすがについ話してしまったことを反省しつつ、「いつか来るって、それは今年かもって、いつも思ってたけど、やっぱつらいね」と、言いながら送り出す。 自分のnoteを、「ぐっち」で検索してみると、あほみたいな量の記事が引っかかった。「ほんと

【9/28阪神戦●】この一年をきっと、思い出す。

「ママの誕生日ってさ、いっつも負けてない?」と、息子が言う。「たしかに。たいへんよく負けている気がする。」と、私は答える。 息子がお寿司をごちそうしてくれた話を聞いていたむすめが、「ママ、たんじょうびおめでとう!」と、画用紙いっぱいに描いた絵と、折り紙と、そして「けがした時につかってね!」と、折り紙で作った袋に入れた絆創膏を、くれた。 「むすめちゃん、息子くんみたいにいっぱいお金たまってなかったから…買うものなくて…それで、おうちにあった絆創膏プレゼントにしたの、ごめんね

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【9/27阪神戦●】「優勝したヤクルト」に会いに行く

学校から帰ってくるなりむすめが「ママ!今日何時に神宮いく!?」と聞いてくる。「あ…今日さ、ママ全然仕事終わらなくて…だからおうちで観るのでもいいかなと思って…」ともごもご言うと、「…え!!!むすめちゃん今日神宮行くのすっごい楽しみにしてた!何食べよっかなとか考えてた!もう帰り道もすっごい楽しみにしてたんだけど!!」と、言う。 「優勝したあとにヤクルトに会うの楽しみにしてたの!!」と言っているのを聞いて、そうかそうだよな、今年は私が一人でヤクルトの優勝を見届けてしまったんだも

【9/25横浜戦◎】優勝の日、球場で見た景色

守備につくときの、みんなの姿が好きだ。ベンチから出てきて、後ろポケットに手を入れ、その手を出してぽんと一つたたき、ファウルラインをまたぐ。 守備から戻るときの、みんなの姿が好きだ。三振をとった投手の、アウトを取った野手の、プレーを讃えるかのようにグラブをたたき、走ってベンチに戻る。 打席に着く時も、マウンドに立つ時も、みんなみんな好きだ。勝つ時も、負ける時も、いつもいつも、みんなが好きだ。 そして今日のみんなのその表情は、いつもよりも締まって見えた。ライアンも、村上くん

勝負強さでリーグ連覇を果たしたヤクルト。開幕戦は大逆転勝利。優勝決定は投手戦の末のサヨナラ勝ち

2年連続でセリーグ優勝を決めたヤクルト。今季はここ一番の勝負強さが際立っていた。開幕戦は阪神相手に敗色濃厚な展開からの大逆転勝利。優勝が決まった試合は投手戦の末に、1-0のサヨナラ勝ち。劇的な勝利で勢いに乗る戦いぶりは、ポストシーズンでの強みとなりそうだ。 25日のDeNA戦。マジック2として臨んだ首位攻防戦。試合は息詰まる投手戦に。ヤクルトの小川泰弘投手とDeNAの今永昇太投手の投げ合い。どちらもノーヒットノーラン経験者。相手にそう簡単に得点を与えない。 緊迫感の漂うゲ

スターへの道程

※本内容は、個人的な意見や推察が含まれております。あらかじめご了承ください。 これだけヤクルトスワローズについての記事を書かせていただいているので当たり前ですが、私は“超”がつくほどの燕党。 しかし、子供の頃は父親の影響もあり、なんとなくのジャイアンツファンだった。 「熱狂的巨人ファン」の父親に連れられて観に行った、巨人×ヤクルトの一戦。 東京ドームの一塁側内野席から観た、ヤクルト池山隆寛選手(現ヤクルト2軍監督)が放ったレフトスタンドへの放物線が、私の心を打ち抜いた

ヤクルト優勝に感じるノムさん遺伝子

村上の神がかった打棒はありましたが、打のもう一方の雄山田哲が不調で、両外国人オスナ、サンタナも平均的で爆発力に乏しく、決して突出した攻撃力ではありませんでした(村上一人が突出していた) 先発ローテーションでもエース格に期待した奥川が1試合でいなくなり、二桁勝っている投手もいない状況、投手力も不安がいっぱいでした。

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2022年9月25日(日)晴れ

9月25日、昨日はよく眠れたほうです。9:30くらいに目が覚めたのですが、眠かったので二度寝して、10:30くらいに起きました。 朝起きて、あまり調子がよくない感じでした。 昨晩寝る前に気づいたのですが、つらさを忘れるためにお酒を飲んでいるのかもしれないと思いました。僕は、無意識的につらいのかもしれません。そして僕は、新しいことにチャレンジすることをつらいと考えているところがありそうで、「新しいことにチャレンジするのはつらい」という自動思考が働いているということがわかりま

【東京ヤクルトスワローズがセリーグ連覇】ヤクルト黄金時代の再来(簡単まとめ)

【東京ヤクルトスワローズがセリーグ連覇】ヤクルト黄金時代の再来おめでとうございます!今年は不安定な投手陣の中で村神様が歴代最高クラスの打棒を見せてくれました。 長岡の守備範囲の広さとある程度の打力、内山荘のおかげで中村の負担を減らせたことなど青木・オスナ・サンタナが期待通りの活躍ではない中でも強力打線を維持してましたね。 1978年廣岡ヤクルト日本一なんか御意見番として言いたいこと言いまくってる「管理野球」の廣岡達朗はヤクルトを1978年初の日本一にさせました。 ヒルト

【は】はぼうき

【はぼうき 〔羽箒〕】 手羽を箒にすること(嘘 対畜ペン先生破防法適用規定(嘘 香道の灰点前(はいてまえ)で用いる道具 えー もう 感無量です 東京ヤクルトスワローズ 29年ぶりリーグ連覇 おめでとうございます! ありがとうございます! ちなみに私 背番号27古田敦也氏の 2代前の27大矢明彦元横浜監督と 父が同級生なので 物心つく前生まれた時から 燕党でして ここは日本のおもろいことを 連想していくブログなので(言い訳 きっとヤクルトは日本でいま一番 おもろいプ

【9/23横浜戦●】息子がごちそうしてくれたお寿司と、雨の観戦

朝から息子を模試会場へ送り届け、私は渋谷まで出てジムでトレーニングをした。特に会場から渋谷が近かったわけでは全くないが、ただ行ってみたかったジムがあったのだ。 トレーニングを済ませ、謎にリゾート風になっているテラスで、プロテインを飲みながら観戦エッセイを書く。いったい何をしているのかよくわからなくなってくる。まあとりあえず、今日はこれから、息子を迎えに行ってお寿司なのである。 一年前から、息子が「来年のママの誕生日には、お寿司ごちそうする!」と、言ってくれていた。それで一

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【9/22中日戦●】目の前の一勝と、ヤクルトの未来

プロ初登板の山下くんは、プロの洗礼を受けるかのように、しょっぱなからヒットを打たれ、無死1,2塁のピンチを迎えた。 「そうですよね…がんばれ…がんばれ山下くん…」と、私は夕食の準備をしながらつぶやく。今日は胸肉をソテーしたものでヤムニョムチキンです。カルディで買ったヤムニョムチキンのたれに、お醤油をちょっと混ぜるとめちゃくちゃおいしいのである。子どもたちも大好き。私も大好き。たんぱく質も大好き。 なんの話だっけ。 とにかく、今日もよく働き、仕事…は終わらないけれどもとに

【9/20巨人戦●21中日戦◯】もうあと少し、大きな夢と目標をつかむまで

9/20巨人戦● 塾から帰ってきた息子が「先生(息子と仲良しのヤクルトファン)にさー、ママと妹は二人で東京ドーム行ってるんだーって言ったら、『お!いいね!』って言ってたよ!」と、言っている。いやよくない。受験生の息子をほったらかして毎度試合を見に行っていることがばれるではないか。まったくもってよくない。ついでに試合は負けたのだ。…まったくもってよくない。 そういえば「もしかしたらこの辺りで優勝が決まったりしちゃったりしちゃうかもしれない…!」なんて思いながら取ったドームの

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