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川崎フロンターレ 記事まとめ

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2022年11月の記事一覧

胸を張って、さあ、明日も。/2022年J1リーグ第34節 FC東京 vs 川崎F

どうも私です。 とうとう2022シーズンも最終節。いつもよりもずっと短く、ずっと長く感じた不思議なシーズンでした。オニさんが言っていたように自分たちでコントロールし切れない所での難しさもあったり、もどかしくなることもたくさんあったけれど、それでも最後まで諦めず戦い抜いた選手たちのことを本当に尊敬しますし、このチームのサポーターでいさせてくれてありがとうという気持ちでいっぱいです。 アップがめっちゃめちゃ遅れてしまってすみません。書き始めて早々にたんちゃんの満了報道があり、シ

【note部】2022 ルーキーたちのセルフ通信簿:松井蓮之編

■サッカー面【B】「公式戦を経験できたのは僕にとってプラスになった」

我が町:川崎/登戸とヴェルディ。彼らが去った後日本サッカーが動いた話。

日本がドイツに勝ったので、一気にワールドカップの熱が高まっていますね。 先日Voicyでも話しましたが、こうなってくるとがぜん日本中が「にわかサッカーファン」だらけになります。 いやー、これいいことですよ。 にわかファンだらけになるなんて無いですからね。 だって考えてみてくださいよ。大相撲九州場所でここまで最後に必ず悲劇的な敗戦を重ねてきた高安が優勝しても、渋谷のスクランブル交差点でハイタッチしまくるなんて無いですからね。(マジで優勝しねえかな今場所) いいよなぁサ

【F通信】3年ぶりの対面開催! 早坂、松井が参加した「算数ドリル実践学習」@小杉小

11月25日(金)、川崎市立小杉小学校にて、2009年から小学6年生向けに配布している「川崎フロンターレ算数ドリル」を教材にし、ドリル内に出題されている問題を実践、証明をする「算数ドリルの実践学習」を実施した。今回14回目となる実践学習のゲストティーチャーは早坂勇希と松井蓮之。選手たちは新型コロナウイルスの影響で2020年、2021年はオンライン方式での参加となっていたが、今回は3年ぶりの対面で行えることで選手たちも子どもたちの反応をダイレクトで感じることができ、自然と笑顔を

サッカー訪問記 2-1 川崎フロンターレはこうして街づくり プロデューサー集団になった その①

                  (写真)川崎フロンターレ提供   川崎フロンターレが凄いと話題になるのはなんと言ってもピッチ上の成功についてである。Jリーグを2017年以降4回制覇しつつ、ここ2年の間に守田英正、田中碧、三笘薫、旗手怜央といった若手の中心選手を矢継ぎ早に欧州のクラブに送り出し続けているにも関わらず、今季もちゃんと優勝争いをしていることである。また日本代表にも上記欧州組に加え谷口彰悟、脇坂泰斗、山根視来が選ばれて活躍している。更に下部組織出身者には欧州で活

「いつまでも変わらぬ愛を」(2022 アジアツアー:ベカメックス・ビンズンFC戦:2-0)

ビンズンスタジアムでのベカメックス・ビンズンFC戦は2-0で勝利。 アジアツアーの3戦目として、ベトナムで行われたこの一戦。若手中心で組まれており、スタメン数人をU-18の選手やアカデミー出身の大学生が占める編成で臨んでいます。ゲームの指揮を執ったのも鬼木達監督ではなく寺田周平コーチとなっていたので、普段とは違うポイントが多い試合でしたね。 ちなみに完封勝利は随分と久しぶりです。実はリーグ戦と親善試合では失点が続いておりまして、いつ以来の無失点試合だったかというと、第29

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国立へ行く意味とは。

 プレミアリーグeast初参戦となった、若きフロンターレ戦士達の今について話をしよう。  初参戦となったプレミアリーグeastで、川崎フロンターレU18はここまで19試合を戦い13勝4分2敗。勝点43。得点45。失点14。得失点+31。12チーム参戦している中で堂々たる首位。残り3試合で2位と7ポイント差。得点数はリーグ2番目、失点数はリーグ最小。これは、「初参戦にも関わらず素晴らしい結果を残している」と言っていいのではないか。  「残り3試合で2位と7ポイント差」・・・

「しほバス」爆誕の話。

こんにちは、こんばんは。バスコです。 本日も私のページに足を運んでいただきありがとうございます。 今日のトピックは、自己紹介のページでもあった通り、私の名の話です。 よろしければ、自己紹介のページもあわせて御覧下さい😊 では、本日のトピックへ、ロックオン。 「しほバス」爆誕の前日譚まず「しほバス」という名が誕生した経緯として欠かすことのできない、 はじまりのお話です。 はじまりは「ゲーフラ」 みなさまはゲートフラッグ、通称「ゲーフラ」をご存じでしょうか? これは、サ

【F通信】べカメックス・ビンズンFC戦 試合前公式会見

■川崎フロンターレ 鬼木達監督 橘田健人 ■ベガメックス・ビンズンFC ルー ディン トアン監督 ゴー ヴァン ヴー Q:鬼木監督へ。ビンズンに来たときの感想、ベガメックス・ビンズンFCの情報について、親善試合で期待していることを教えてください。 鬼木達監督 「まず、このビンズンに来られたことをうれしく思っています。ビンズンFCの情報に関してはこれから共有をして素晴らしい試合をしたいです。タイ遠征が終わったばかりなので、選手を含めていろいろな情報を共有していきたいと思っ

「炎のファイター」 (Jリーグアジアチャレンジin タイ:北海道コンサドーレ札幌戦:3-3)

BGスタジアムでのコンサドーレ札幌戦は3-3で引き分け。 今シーズンの札幌戦のスコアは、ホームで5-2、アウェイで3-4。2試合連続で両チーム合計7ゴールが生まれていたのですが、このタイでの一戦も、予想に違わぬ打ち合いとなりました。今回は7ゴールとはならなかったものの、両チーム合わせて6ゴール生まれる結果に。現地で観戦していたタイのお客さんにも満足してもらえたのではないでしょうか。 それにしても、川崎フロンターレは1試合3得点が続きますね。これで第31節の札幌戦から7試合

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2022シーズン川崎フロンターレ シーズンレビュー データ編

前回は川崎が優勝できなかった原因をピッチ上の戦術面から分析した。本記事ではそれをデータで見ていく。戦術編はこちらをご覧ください。 1.シーズン振り返りまずは簡単にいくつかのデータから今シーズンを振り返ってみる。 まずはゴール期待値の推移から。青色が川崎の赤色が相手のゴール期待値を示しており、青と赤の差が大きい試合ほど勝てる可能性が高かった試合だ。シーズン序盤は両チームとも期待値が1を超えて拮抗している試合が多い。しかし第8節柏戦から第18節磐田戦までは湘南戦と札幌戦の例外

「6年分の45分間」 (Jリーグアジアチャレンジin タイ:BGパトゥム・ユナイテッドFC戦:3-1)

 BGスタジアムでのBGパトゥム・ユナイテッドFC戦は3対1で勝利。 スコアレスで迎えた後半に知念慶、橘田健人、そしてマルシーニョのゴールで競り勝ちました。公式戦ではなく親善試合、それもシーズンが終わった後に行う試合なので、今年の集大成であると同時に、来季を見据えた視点で観戦する試合になるところがあります。 いくつかのポイントがありましたが、個人的に注目していたのは、守備陣の組み合わせでした。 最終ラインに関していえば、このアジアチャレンジツアーでは、谷口彰悟、山根視来

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2022シーズン川崎フロンターレ シーズンレビュー 戦術編

史上初のW杯が冬季に開催されるため2020シーズンのJリーグが11月5日に終了した。優勝は横浜Fマリノスで後半の追い上げもむなしく川崎フロンターレは2位で終わり2016シーズンぶりの無冠に終わった。昨季までの川崎が圧倒的に強かったとは言え、今季の川崎は非常に苦労した。この記事ではなぜ川崎が今シーズン落ち込んだのか考察し、そして来季の展望をしていく。 1.昨季からの問題点は最後まで改善されずいきなり厳しい見出しをつけたが、はっきり言って今季優勝できなかった要因は昨季からの問題

【F通信】BGパトゥム・ユナイテッドFC戦前日公式会見

鬼木達監督 脇坂泰斗 Q:明日のBGパトゥム・ユナイテッドFC戦に向けて。 鬼木監督 「シーズンが終わったばかりで、なかなかコンディション的なところは難しいですが、タイに来てからトレーニングを積んできましたし、色んなチャレンジをしたいと考えています。なので、そういうゲームにできればなと思っています」 Q:脇坂選手へ。明日のBGパトゥム・ユナイテッドFC戦に向けて、どれぐらいの準備ができていますか? 脇坂泰斗 「気持ちのところは100%できていますが、連休明けということ