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川崎フロンターレ 記事まとめ

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2022年2月の記事一覧

鹿島に同種のサッカーで対抗した川崎鬼木監督への不安

 3連覇を狙う川崎フロンターレは、横浜F・マリノスに2-4で敗れたその3日後、試合間隔が一週間空いた鹿島アントラーズとアウェー戦を戦った。苦戦するのではないかの下馬評とは裏腹に、川崎は開始2分、相手のミスを突き先制。その15分後にも新人、佐々木旭が追加点を決め、2-0のスコアで押し切った。  心配は杞憂に終わった。結果論で言えばそうなる。実力者をそれなりに揃えた上位候補。コンディションでも上回っていた相手の鹿島を向こうに回し、完封勝ちを収めることができた。横浜FM戦でついた

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新しい選手の活躍と、チームの底力の証明と。支え合って戦っていく。/2022年J1リーグ第2節 鹿島 vs 川崎F

どうも私です。 カシスタ行きたかったけど諸々鑑みDAZN観戦……しかしTLでの飯テロにやっぱり行きたかったなあと思う等。もう2年くらい行ってないし2年前は確かバスツアーで行ったのでスタグルを堪能できずで、ハム焼きとかホットドッグとか食べたいものは3年くらい食べられてないんだよなあ。 情勢が落ち着いたら絶対指定席で行ってスタグル堪能するんだ……はらみめし食べるんだ…… さて、前節の敗戦から中2日で迎える第2節、鹿島戦です。 鹿島側はルヴァンカップが中止になり中6日とコンディシ

単発にならないことを祈る vs鹿島○2-0

前節大敗を喫した原因である守備を気持ちの面で修正をかけた試合だったなというのが率直な感想。 鬼木監督は前々から気持ちの面で奮い立たせるのは上手い監督だし、最初に手を付けたのは守備の整理だったので、今節に向けてある意味手腕を発揮しやすい環境だということもわかっていたが、今回の鹿島戦は相性の問題なのか相手が完全にそれにハマってくれての2得点。 狙ってやったのか運にも恵まれたか、どちらにしろ連敗は絶対に避けないといけない試合で引き分け上等どころか勝つことができたのは大きな収穫だ

憧れの守田英正を追って。佐々木旭は日本代表になれる

※本文の無断転載、スクショによるSNS等への投稿はいかなる理由であろうと禁じます。 ※単発での購入も可能ですが、月刊で「国内サッカーの現場より。竹中玲央奈のここだけの話」を定期購読していただくほうがお得です。 開幕戦で逆転弾を奪った田中雄大(岡山)に続き、またしても自分が長く見てきた大卒選手がゴールを決めた。次はJ1だ。 川崎フロンターレの左SBとしてプロ入り初先発を果たした佐々木旭が鹿島アントラーズ相手に追加点を決めた。脇坂泰斗の右CKを山村和也がすらし、ファーで詰めた

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「ONE FOUR KENGO THE MOVIE ~憲剛とフロンターレ 偶然を必然に変えた、18年の物語~」

ツイッターに中村憲剛選手の (※もう「選手」ではないけど今回は肩書きを「選手」で統一) というツイートが流れてきて、 上映が終了しちゃう前に観に行かなきゃ! と思い、急遽、映画を観に行った! 本題に入る前に、、、 中村憲剛選手は好きな選手。 きっかけはたぶんジュニーニョ選手への鋭いスルーパス、だったと思う。 「えっ、よく見えてんな!」 「そこ、通すの?」 的なパスの連発。 でも、WEBの中村憲剛選手の記事を見たりして、中村憲剛選手のそれまでの歴史というか積み重ねを知るに

J1第2節 鹿島アントラーズ対川崎フロンターレ データレビュー

前節は横浜FMに後半2失点してしまい2-4で敗戦した川崎の今節の対戦相手は新生鹿島。新監督はまだ来日できておらず現在は今季から就任した岩政コーチが代理で指揮を執っている。就任時のコメントや試合前のインタビューを見ると岩政コーチの川崎戦への熱は相当なものだっただろう。それが選手にも伝達し普段は仲の良い選手同士で言い争いも起こったそうだ。川崎サポとしても鹿島はいつまでも鹿島。気が抜けない相手だ。連敗を避けるという意味でも非常に重要な一戦だった。 EPP 独自に計算した効果的にパ

「変わりゆくもの。変わらないもの」 (リーグ第2節・鹿島アントラーズ戦:2-0)

 まさに電光石火だった。 ストップウォッチを確認したら、まだ前半2分にも満たない、1分50秒過ぎのゴールである。失点に直結するミスをしてしまった鹿島のセンターバック・関川郁万は、その場で頭を抱えていた。  一体、何が起きたのか。 順番はこうだ。樋口雄太からのバックパスを受けた関川に対して、川崎フロンターレのセンターフォワードである知念慶が距離を詰めていった。知念のプレッシングはさほど強いものではなかったと思えたが、パスコースを消すようなフェイントをかけていたことで関川のプ

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スタジアムを夢を与える場所へ#4 【川崎フロンターレ】

こんばんは。 第4回目となる今回は、Jリーグ開幕戦の会場で多摩川クラシコがあった川崎フロンターレのスタジアムである「等々力陸上競技場」に行って来ました。 待ち遠しかったJリーグ開幕。 また週末にサッカーがある生活が戻り、今年も新たな想いを胸に今シーズンもこの活動を続けていきたいと思います。 ではここからは、実際に来場して学んだこと・感じたことを書いていきたいと思います。 1.来場者の推移まずは、2015年以降の入場者数の推移のデータ。 来場者の推移は、コロナ前は22,0

2022年J1第2節 鹿島アントラーズ対川崎フロンターレ レビュー「実行が難しいシステムを敢えて採用する理由」

2022年J1第2節 鹿島アントラーズ対川崎フロンターレは、0-2で川崎フロンターレが勝ちました。 この試合のポイントになったのは、3点あります。 川崎フロンターレが仕掛けたボールを持っていないプレー1点目は前半の鹿島アントラーズがボールを持っているときの川崎フロンターレの対応です。

横浜F・マリノス戦マッチレビュー?〜星と風とメビウスの輪〜

みなさんは、ふとした時に「うわ、これ全然知ったところで意味ないけど、知りたくて仕方ない」と思うような"疑問"を持つことはあるだろうか。 僕は、どうやらこの"人生の中で何の意味も持たない疑問"を抱くことが人より多いみたいだ。 仕事でメールをしたためていて、ふと気になる。 「ん、御中の対義語ってなんだろう」 仕事をしながらブラウザを立ち上げ、調べる。 「御中 対義語 なに」 出てこない。 そりゃそうだ。この世には必要な言葉しかない。 御中の対義語なんて、使うシーン

予想以上の守備崩壊 vsマリノス ●2-4

わかりきっていた話だと思っていた、だが橘田に期待していた部分等まだ諦めきっているわけではなかった。だがそういうわずかなポジティブ思考もすべて吹き飛ばす4失点。キツイ。酒に伸びる手が止まらん。 登里が代表に呼ばれない理由 彼の弱点は守備、もちろん近年は運動量を増やすことで気を利かせてスペースを埋めたりすることで守備力を上げているが、どれだけ走り回ったって高さの不利はどうしようもない。前に立っていても後ろから上を抑えられてとなるともうお手上げ。 逆サイドしかもアーリークロス

【乱打戦に隠れた脆さ】Jリーグ第9節 横浜F・マリノス×川崎フロンターレ

近年Jリーグを攻撃的なスタイルで牽引している両チーム。マリノスと川崎は今季も大いにJリーグを攻撃的なスタイルで牽引してくれることを楽しみしている。 そんなJリーグ屈指の攻撃力を誇る両チームの試合がJリーグが開幕してすぐにやってきた。 もう少しお互いのチームの完成度が上がった状態でやって欲しかった希望はあったが、期待を裏切らないゴールラッシュ。6得点の乱打線を制したのはどちら? それでは、簡単ではありますが、試合を振り返っていきましょう! 嘲笑ったマリノス前半序盤川崎の

勝負に「たられば」はない。悔しさを胸に次は勝つ。/2022年J1リーグ第9節 横浜FM vs 川崎F

どうも私です。 最近日産よく行ってるなーと思ったら最終節・F杯・今節とこの短期間で3回も行ってたっていう。ピッチ遠いし見辛いからと言われずっと敬遠していた3年間とは…… 単純に溝の口から直通バス出てるっていう利便性に気付いたのもあるけれど。行きやすさ的には最高。 さて、ACLスケジュールにより前倒しになった第9節。F杯と開幕戦の状況的にも厳しい戦いにはなるだろうと思っていただけに前半0-1で折り返したのは充分すぎる出来でしたが、後半だけでまさかの4失点で結果4-2と久々に逆

試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第2節・鹿島アントラーズ戦)

2月26日は県立カシマサッカースタジアムで鹿島アントラーズ戦です。 前節の横浜F・マリノス戦から中2日で迎えるデーゲームとなります。相手はミッドウィークに試合がなかったため、中6日と十分なインターバルがあります。きっと岩政大樹コーチが入念な対策と準備をしてきたことでしょう。 ただ条件が厳しいからこそ、気持ちで上回り、試合にも勝つ。鬼木監督が強調します。 「やはりコンディションで言えば、自分たちの方が厳しいです。でも、それ言い訳にせず気持ちで上回る。そこがベースになければ

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