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横浜DeNAベイスターズ 記事まとめ

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#野球が好き

【DeNA】2024年・交流戦終了時点の全選手戦力評価

2024年終横浜DeNAベイスターズの交流戦終了時点での全選手84人(支配下68人・育成16人)について、戦力評価をしてみました。 この評価はあくまで筆者がデータ等を見て個人的に考えたものになります。 評価基準S:リーグ最高クラスの活躍 A:レギュラー級の活躍 B:1軍戦力級の活躍 C:1軍戦力としては未達 D:2軍育成中 E:故障・手術の影響で出場ほぼなし 支配下登録選手先発投手 東 克樹 S- (リーグ最高クラスの活躍) 昨年は最多勝、最高勝率の二冠を獲得し、DeN

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でも本音を言うと 主役の座が奪いたい【群青日和 #65・66】

【試合結果】 6/21(金) 阪神タイガース ●0-1x [勝]石井 [敗]ウィック 6/22(土) 阪神タイガース ◯5-2 [勝]東 [敗]伊藤将司 [S]森原 ◇ ◇ ◇ こんなこと言いたかないけどさ、という前置きの後に夫は続けた。 「小幡はやる奴だよ」 サロモンのシューズを爪先だけで器用に引き寄せて玄関先に揃え、はーどっこいしょ、と呟きながら俯いていた顔を上げる。 下がり眉をさらに下げて、いやあ参ったねという感じで。 でもどこか嬉しそうに口元を緩めてへらり、と口

石塚裕惺(花咲徳栄3年)

最新情報:最後の夏前に完全復帰6月2日に開催された新潟県での招待試合、六日町高校との練習試合で高校通算23本目のホームランが飛び出した石塚裕惺。 5月上旬にかけて行われた春季埼玉大会後に肋骨の怪我が判明し、続く関東大会は欠場していた。 そこから僅か1か月後、周囲の不安を払拭する特大ホームランで、驚異的な回復力をアピール。 最後の夏、石塚に死角なし。世代初の聖地入りに向けて、これで役者は揃った。花咲徳栄が2024夏、埼玉の大本命だ。 石塚裕惺:プロフィール石塚裕惺:プロ

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自分の歩幅で闊歩してる【群青日和 #62〜64】

【試合結果】 6/14(金) 埼玉西武ライオンズ ○5-1 [勝]濵口 [敗]青山 6/15(土) 埼玉西武ライオンズ ○4-0 [勝]東 [敗]髙橋光成 6/16(日) 埼玉西武ライオンズ ○5-0 [勝]石田裕太郎 [敗]渡邉 ◇ ◇ ◇ まるで短い間開催されるお祭りのような、両リーグの垣根を越えて戦う交流戦期間が終わった。 横浜DeNAベイスターズは11勝7敗。順位は3位。 勝敗数だけでいえば、去年交流戦優勝した時と同じだったりする。 ようやりました。 せっか

2024年6月21日(金) 対阪神 9回戦 0-1× 敗戦 阪神甲子園球場(No.48)

リーグ再開初戦を痛恨のサヨナラ負け! 貯金はゼロに! 今日のポイント① ジャクソン投手6回2/3を無失点に抑える! 初回から阪神打線にストレートを狙われるも全く捉えられる様子はない。 ナックルカーブ・チェンジアップ・スライダー・カットボールをアバウトなコントロールながらもとにかく全てが力強い! 阪神打線が低調なのもあるかもしれない。 飛ばないボールの影響もあるかもしれない。 いずれにしてもジャクソン投手が上から見下すように自信満々に投げ込んでいた。 課題は100球近辺

6/12~13 ロッテvs横浜 東京湾大決戦①

こんにちは。ベイスターズファン兼ロッテファンのシャカです。 今回は私が待ちに待った試合、ロッテvs横浜の模様を2夜にわたってお届けします。いったい兼任ファンはどのように試合を楽しんでいるのか、ひとつの参考になれば幸いです。 1戦目はライトスタンドから観戦しました。 Ať žije Česká republika!!今夜の試合は『CZECH BASEBALL DAY』として開催されました。 試合前にはチェコ民族舞踊グループ『ヴァラシュカ』とM☆Splash!!によるフォーク

2024年6月15日(土)交流戦 対埼玉西武 2回戦 4-0 勝利 べルーナドーム(No.46)

6連勝!東投手、完封で5勝目!今年も交流戦勝ち越しを決める!これで借金はなくなりゼロ!! 今日のポイント① 山本祐大選手、今シーズン第1号先制ホームラン! 山本選手については、私の周りの方には言ってきましたが、キャンプから練習量が違います。とにかく練習量が多いし、体も以前より2回りくらい大きくなってますし、今日のホームランは遅すぎるくらいの1発でした。 ライオンズのエース高橋光成投手のカットボールを払うような打ち方でまさか入るとは…という一撃。 その後のライト前ヒットも

2024年6月16日(日)交流戦最終戦 対埼玉西武 3回戦 5-0 勝利 べルーナドーム(No.47)

7連勝!石田裕投手プロ初完封で2勝目!マダックス達成!2試合連続完封勝ち!貯金1! 今日のポイント① 石田裕太郎投手、デビュー2戦目も抜群のコントロールで完封!球数95球!マダックス達成!!!! 石田裕投手、プロ2試合目もストライク先行のとにかくドンドン攻めていく投球で 完封で2勝目!マダックス達成! ※マダックスについての詳細は一番最後に書いてあります。 DeNA投手のマダックス達成は、2023年10月 大貫投手以来。 新人でマダックス達成者は…多分、石田裕太郎投

20回目のセ・パ交流戦、見所満載

 球界再編から20年ということは、すなわち交流戦も20回目ということだ。毎年青葉美しき季節に、セ・パの両雄が対決するのはおなじみになった。今回は、そんな交流戦の見どころを独断で選定したので、是非皆様と共有させて頂きたく思う。 【Bs-S】奥川恭伸、涙の5回79球 奥川という男のプロデビューは鮮烈だった。北陸の古豪・星稜高の天才エースがドラフト1位で鳴り物入りの入団しそのまま9勝を挙げる活躍。特に巨人戦にはめっぽう強く、日本シリーズ進出を競ったクライマックスシリーズでは巨人打

【DeNA】中川虎大、飛躍の年か⁉️

中川虎大は2017年のドラフトで育成1位指名されてDeNAへ入団した。(同期投手に阪口皓亮・櫻井周斗) プロ2年目の2019年には2軍での好投が評価されて支配下登録を掴み、以降毎年1軍に昇格して登板している。 ただ、これまで毎年1軍では10試合未満の登板に留まっていて、なかなか1軍に定着できなかった。 その理由は高い奪三振率を有する一方で制球がばらつき余分な四球が多いことや、フォークの精度があまり良くなく効果的な使い方ができてなかったことが挙げられる。 しかし今シーズンの

君の手に 上手く馴染むもの【群青日和 #60・61】

【試合結果】 6/12(水) 千葉ロッテマリーンズ ○13-3 [勝]ケイ [敗]東妻 6/13(木) ○3-1 [勝]大貫 [敗]西野 [S]森原 ◇ ◇ ◇ 打順は序列じゃない。 実際に試合を見ていても、打順はあくまでも前後の打者とのつながりやその役割に重きを置いているのが分かる。 特に最近のベイスターズは中軸以外はわりと柔軟に打順が変わっていくので、なおさら。 なので、打順が下がったことを「降格」と言うのはどうなんだろう、なんて時々モヤモヤする。 端的で分かり

いくつもの空くぐって【群青日和 #59】

【試合結果】 6/11(火) 千葉ロッテマリーンズ ○4-0 [勝]ジャクソン [敗]小島 ◇ ◇ ◇ ちょうど先日、とあるプロ野球選手OBの方からお話を聞く機会があった。 その時に仰っていた言葉を、ずっと胸に留め置いている。 「選手を見る時、ぜひ彼らの顔を見てみてください。彼らの気持ちや状態が全て表れています」 録音していたわけではないので正確な表現は少し違うかもしれないけれど、おおよそこんな内容だった。 間合いやフォームといった野球選手のかたちではなく、表情。 試

オールスター、僕の投票内容とその理由

※文中の成績は全て令和6年6月8日時点のものです。  今夏のオールスター開催地はセパで好対照。セ・リーグは戦前から野球のメッカとして多くの名試合を繰り広げてきた神宮球場で、パ・リーグは会場2年目のエスコンフィールドと新旧の名球場の共演である。今回は、そんなオールスターにふさわしいと思った25人を選定したので、その選手たちと選定した理由を拙文でお伝えすることとしよう。 先発投手才木浩人(T)、山﨑福也(F)  まずセ・リーグの先発投手は阪神の才木に投票した。右肘靭帯損傷の

大人になってまで 胸を焦がして【群青日和 #56〜58】

【試合結果】 6/7(金) 福岡ソフトバンクホークス ●1-10 [勝]モイネロ [敗]森唯斗 6/8(土) ●3-5 [勝]松本裕 [敗]森原 [S]オスナ 6/9(日) ◯8-5 [勝]石田裕太郎 [敗]和田 ◇ ◇ ◇ パ・リーグの首位をぶっちぎって独走しているホークスとのこの対戦カード、しんどい戦いになるとは覚悟していたけれど、まさかただ負けるだけじゃなくて怪我人まで出るなんて。 その他にもそんなついてないことある?なんてことが大小連なってやってくるので