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【試合観戦記】 6/23楽天6-2日本ハム:炎の守護神・則本昂大28,977球で唯一。難条件で6勝目・藤井聖の真骨頂
炎のストッパー、渾身の1球!最後はハラハラ!!! 自分ごとではないのに、久しぶりに神に祈る気持ちだった。 仏様ではない。 ~の尊(命)という神社に祀られている神様でもない。 中南米系の選手が天を指指してお祈りを捧げる、あっち系の一神教の神様にお祈りする、そんな心持ちにさせられた。 胃が痛くなる状況を作り出した張本人は、4点リードの最終回に登板した4番手・ターリーだった。 先頭にヒットを弾き返され、2死までこぎ着けたものの、そこからが劇場の始まりだった。 ストライクが
大漁だ!勢いと勢いがぶつかる「潮目」では大量得点が生まれる。交流戦Vの楽天と今季復活の日本ハムが激戦。満塁本塁打が飛び交い、壮絶なドロー決着に
勢いと勢いがぶつかる「潮目」には好ゲームが生まれる。チーム創設20年目で初めて交流戦を制した楽天。そして2季連続最下位だったが復活途上の日本ハム。同じリーグ同士の戦いに戻った一戦で激闘が生まれた。互いに満塁本塁打が飛び交う空中戦。最後は延長十二回でも決着がつかず壮絶なドロー決着。パリーグの「潮目」には熱いドラマがある。 漁業の言葉で使われる「潮目」。海流同士がぶつかりあう場所は好漁場となる。日本の場合、太平洋側で千島海流(親潮)と日本海流(黒潮)のぶつかる東北地方が漁業の好
短期決戦の勝ち方、教えます。楽天が創設20年目で交流戦初V。18試合でわずか6失策。堅守のチームは「サイレントキラー」。最終戦もセリーグ首位の広島に守り勝った
このチームは短期決戦の勝ち方を知っている。楽天が球団創設20周年の節目にセパ交流戦で初の優勝を果たした。全18試合でエラーがたった6個と堅守が光った。それは最終戦でも変わらなかった。セリーグ首位を走る広島に守り勝ち。交流戦で13勝5敗と8つの貯金を積み重ねた。クライマックスシリーズ(CS)に進出したら、恐ろしい存在となりそうだ。 17日にホーム仙台で行われた楽天の交流戦ラストゲーム。セリーグトップの広島との戦いは初回から楽天の持ち味が出た。 それは守備からリズムを作ること
【試合観戦記】 6/14広島1-0楽天:球団史上2人目。神の子に並んだ早川隆久“魂震える”10回11K零封の快投劇
ファンの心を震わせた早川隆久の快投劇杜の都で今年初めての真夏日を記録した日の夜は、延長11回まで緊迫した攻防が繰り広げられた。 しかし、あっという間の3時間27分だったのも事実。5回までの前半戦が終わったときには時計の針は19時16分を指していた。 とくに楽天先発の早川隆久が終始テンポの良い快投だった。 自己最長10回・自己最多11奪三振を記録したが、3球三振4人、4球三振3人、6球三振4人と省エネでKを積み重ねた。 といったぐあいに、相手打線の早打ち傾向ともあいまっ
【試合観戦記】 6/12巨人4-5楽天: 2位の鷹・オリと2.0差!交流戦初Vへ大きく前進した巨人戦2連勝!
約2週間で借金完済この2日間は交流戦初Vへ向けて大きな弾みになる2連勝となった。 巨人を迎えた3連戦。その初戦を小郷による逆転サヨナラ2点二塁打で劇勝を飾ったイーグルスは、この日もその余勢を駆って初回一挙5得点。序盤に戦況を決定づけた。同夜、交流戦2位のソフトバンクがヤクルトに3-9の大敗。これでゲーム差は1.0から2.0へと広がり、残るは4試合だ。 前回6/8試合評も言及したが、昨年も今年も5/28時点で借金は9あった。昨年は2009年を彷彿とさせる真夏の反攻と期待され