【試合観戦記】 7/9楽天4-2ロッテ:今江監督の期待に応えたフランコ来日2度目の猛打賞!
現実路線を採用した今江監督のメルセデス対策
この試合は、今江監督がどういうスタメンを組むか注目していた。
日曜日の●7/7E3-5H(みずほPayPayドーム)、敵先発は左腕モイネロ。
それなのにスタメンに左打者を6人起用した件を記者に訊かれたところ、今江監督はこう答えていた。
本戦も左腕メルセデスが相手だったが、左打者を多く起用するのか?
メルセデスとは今季4/27、5/4の2度対戦し、楽天の左打者は23打席23打数3安打、1二塁打、6三振、打率.130、OPS.304に抑えられていた。
試合前のメルセデスの左右投手別成績をチェックしても、
と、左打者をほぼ完璧に近いかたちで制圧。
K-BBをみても左打者対戦時のほうが投球の質が良い。
はたして、あえて左を多く並べるのか?左対策に右打者を使うのか?
その点に注目したが、今江監督が採用したのは左腕メルセデス対策に右打者を多く起用すること。
この日は日曜日から左打者を2人減らし、右を5人起用。
七夕には名を連ねなかったフランコと、同日1軍再登録された山田がスタメンに入った。
そしてその起用に応えたのが、31歳のドミニカ生まれだった。
マイキー存在感を誇示
マイキーは素晴らしい活躍だった。
初回簡単に2アウトになった後、3番・辰己による逆球失投を捉えた3号ソロで先制。4番・浅村が1塁に歩いた直後のアットバットだった。
ボール先行2-0から内角狙いで投じてきた同郷30歳左腕の内角投げきりファストボール。
これを完璧一閃!!!
左翼スタンド中段まで届く高い弾道を描いた4号2ランになった。
マイキーはその後もシングルヒット2本を理想のかたちで弾き返し、3安打の槍働き。
フランコ猛打賞は・・・(続く)
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