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短期決戦の勝ち方、教えます。楽天が創設20年目で交流戦初V。18試合でわずか6失策。堅守のチームは「サイレントキラー」。最終戦もセリーグ首位の広島に守り勝った
このチームは短期決戦の勝ち方を知っている。楽天が球団創設20周年の節目にセパ交流戦で初の優勝を果たした。全18試合でエラーがたった6個と堅守が光った。それは最終戦でも変わらなかった。セリーグ首位を走る広島に守り勝ち。交流戦で13勝5敗と8つの貯金を積み重ねた。クライマックスシリーズ(CS)に進出したら、恐ろしい存在となりそうだ。 17日にホーム仙台で行われた楽天の交流戦ラストゲーム。セリーグトップの広島との戦いは初回から楽天の持ち味が出た。 それは守備からリズムを作ること
【試合観戦記】 6/12巨人4-5楽天: 2位の鷹・オリと2.0差!交流戦初Vへ大きく前進した巨人戦2連勝!
約2週間で借金完済この2日間は交流戦初Vへ向けて大きな弾みになる2連勝となった。 巨人を迎えた3連戦。その初戦を小郷による逆転サヨナラ2点二塁打で劇勝を飾ったイーグルスは、この日もその余勢を駆って初回一挙5得点。序盤に戦況を決定づけた。同夜、交流戦2位のソフトバンクがヤクルトに3-9の大敗。これでゲーム差は1.0から2.0へと広がり、残るは4試合だ。 前回6/8試合評も言及したが、昨年も今年も5/28時点で借金は9あった。昨年は2009年を彷彿とさせる真夏の反攻と期待され
仲間を信じて、つなぐ。つなぐ。その先にあった大逆転劇。楽天が八回、九回に5得点で逆転サヨナラ。チーム一丸。四球でチャンス広げる
仲間を信じて、つなぐ。また、つなぐ。その先に大逆転勝利があった。楽天が終盤に驚異の粘りで八、九回に計5得点。四球で着実に走者をためて、チャンスを拡大した。それが最後の最後で逆転サヨナラ劇となった。「仲間を信じる」。チーム一丸となってつかんだ勝利。楽天は交流戦10勝一番乗りだ。 11日にホームの仙台で行われた交流戦の巨人戦。前半は完全な巨人ペースだった。二回に2者連続ホームラン、四回には3ラン。ホームラン攻勢。巨人の6得点はすべてホームランによるものだった。 楽天は三回に2
この男、勝ち上がり方を知っています。楽天・小郷選手が昨年の日本一相手に逆転アーチ。球団20年目の節目にAクラス入りめざす号砲。高校、大学ともにチームの躍進に貢献
この男は勝ち上がり方を知っている。楽天の小郷裕哉選手だ。プロ入り6年目の27歳。昨季日本一の阪神相手に逆転ホームランを放った。楽天は球団20年目の節目。Aクラス入りに向けた号砲のように思われた。小郷選手は学生時代にもチームの急成長に貢献した。この選手のバットには希望がぎっしり詰まっている。 5日に甲子園で行われたセパ交流戦。楽天は昨季日本一の阪神に挑んだ。序盤と中盤に1点ずつ許す苦しい展開。楽天は八回に1点を返して、九回に攻撃に臨む。 この回先頭の小深田大翔選手がレフトへ