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広島東洋カープ 記事まとめ

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2021年7月の記事一覧

『CARP TIMS 05号』発行。表紙は坂倉将吾選手!

編集部・由宇一です。 「CARP TIMES 05号」が、このほど発行されました。 プロ野球の1軍は前半戦が終わり、五輪中断期間に入りました。 広島は30勝42敗10引き分けという成績でした。 今季初の4連勝中だったので、中断は惜しい気もします。 後半戦は試合慣れしてきた若手と、けが・不調を克服した中堅がかみ合って、なんとか巻き返してほしいものです。 05号は前半戦に好調だった選手を取り上げています。 石原慶幸のフレンドリートークは坂倉将吾捕手です。 坂倉補手といえば、2

栗林良吏のフォークの凄さに迫る

開幕から22試合連続無失点の新人記録を樹立し、新人ながら東京五輪代表に選出されるなど、快進撃が続く栗林良吏ですが、それを支えているボールと言うとフォークになるのではないかと思います。 ストレート、カットボール、カーブとその他の球種も十分高いクオリティーを持っていますが、これらの球種を差し置いて時にフォークを連投してピンチを凌いだりと、フォークの威力とその信頼度は絶大なものがあります。 数値で見ても、被打率.075/空振り率31.4%と圧倒的な威力を誇るこのボールですが、な

右の大砲候補の冷遇にカープの未来はあるのか?

ススギジャ!!( * ' ꒳ ' ) 「鈴木誠也、最短で2021年オフにメジャー挑戦へ」 これは今年の元日、鈴木誠也への独占インタビュー内での発言を受け、とあるスポーツ新聞社が報じたものだ。 鈴木誠也本人が「若い間にメジャーに行きたい。」とコメント。球団側も以前から、メジャー志向を持つ選手の考えを尊重する姿勢を取り続けている。 この状況、カープ球団は鈴木誠也がいない来季以降のカープに向けて、戦力的な準備を始めなければいけないことを意味している。 戦力的な準備

キタムラの「冷製」マネジャー日記 #129

こんにちは。乙武の右腕ことキタムラです。基本的に乙武の1週間のスケジュール紹介を中心に、思ったことを適当に書いていきます。たまに毒も吐きますが、温かい目で見守っていただければ幸いです。それではよろしくお願いします。 さて、東京には4度目の緊急事態宣言が発令されました。4回目ともなると効果は上がらないと思われますが、どうなることやら。我々は5年ほど前から謎の自粛をしておりますんで、ご心配なく。それではさっそく、今週の日記です。 【6月28日(月)】 夜から麹町に移動して『ダ

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最下位のチームだから。

セ・リーグ最下位を独走する広島東洋カープ。東京五輪代表が12球団で1番多く、選手層は厚いと言えるはずが今シーズン苦戦を強いられている。 数年前はリーグ三連覇を成し遂げたりと、「黄金期」とも言える強さを誇ったが、今はその対極にいるようだ。 それでも僕は広島東洋カープというチームが好きであり、応援を辞められない。 だが、何故そんな弱々しいチームが好きなんだと言われれば自分でもよくわからなくなってしまう。 例えるなら、「どうして毎日炭水化物を摂取しているの?」と言われるのと

他球団ファンに自慢したい若鯉たち。vol.1

スズキジャ( * ' ꒳ ' ) 今回は最下位に沈みながらも、たくさんいる将来有望なカープの若手たちを18歳〜24歳の野手に絞って紹介していく。 今季のカープは最下位に沈み、おおよそのところ「弱い。」「可哀想。」という印象しか抱かれないが他球団ファンの方にもカープ自慢の若手たちを知ってもらえると嬉しい。 □野手陣・坂倉将吾 武器のバッティングが開花したプレーヤー。昨季は規定打席未到達ながら打率.287でシーズンを終えた。今季は、ここまで打率.325と打撃の猛アピ

今のカープに足りないのは、相手の心理につけ込む攻撃的な野球

粘り強く1失点で抑えた大道5回1失点。悪天候のなか、1回の守り以外ランナーを毎回かかえるも、要所要所でしっかり抑え、粘りのピッチングを見せた。一つだけあえて言うなら、ピッチャーのところではしっかりアウトをとりたかった。 走塁ミスのあった5回裏これまでとらえられなかったが、5回裏にノーアウト1塁3塁と絶好のチャンスがやってきた。通常の守備よりも少し浅く守っていたが、バットに当たれば一点をとれると思った。バッター野間の打った打球はピッチャーのわずか横を抜け、ショートゴロとなる。

広島カープ いつか活躍して欲しいある選手のこと

広島カープでずっと前から応援している選手がいる。それは広島のプリンスこと堂林翔太選手である。堂林翔太選手は2009年にドラフト2位で、広島カープにやってきた。 堂林翔太選手は高校時代に中京大中京のエースとして夏の甲子園を制覇している。ただし、優勝した瞬間はマウンドにはいなかった。 なぜなら「日本文理の夏はまだ終わらなーい!」で有名な第91回夏の甲子園、9回の裏の日本文理高校の脅威の追い上げで打たれた投手だからである。 投手交代をして中京大中京が逃げ切ったが、クールなイメ