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ガンバ大阪 記事まとめ

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2022年2月の記事一覧

マッチレビュー J1第2節 浦和レッズvsガンバ大阪 

 埼玉スタジアムでの浦和レッズ戦は1-0での勝利。公式戦3試合目にして初勝利となりました。前半は浦和に攻め倒されましたが、片野坂監督、後半はさすがの修正力でゲームの流れを変えてくれました。  前半は圧倒的に浦和のペース。ガンバのプレスをいなす浦和のビルドアップが秀逸。ボランチの片割れが最終ラインに落ちたり、広げたサイドバックを使ってガンバのブロックを動かしてからまた戻して……と、じっくりボールをつなぎながらガンバのプレスの穴を探る浦和。特にショルツの持ち方が嫌らしく、ガンバ

[量的優位を作り出せ]2022J1リーグ第2節ガンバ大阪VS浦和レッズ試合レビュー

2022シーズンJ1リーグ第2節ガンバ大阪VS浦和レッズの試合レビューしていきます。開幕戦のレビュー読み返したらレビューっていうより雑感でしたが、なんかレビューの方がそれっぽいのでレビューでいきます。 スタメンはこんな感じ! ガンバは出場停止のパトリックに変わってペレイラ、そして前節右WBで出場の小野瀬がシャドーで起用されました。開幕戦、ルヴァンに続いて3‐4‐2‐1の形がとられました。 前半  とにかくボールを握られ続けましたね。しんどかったです。 ガンバは序盤から

2022 第2節 vs浦和

0.試合前 物議を醸したリーグ開幕戦、打ち負けたルヴァン豚戦を経てリーグ第2節はアウェイに乗り込んでの浦和戦。割と良い想い出が多いからか、アウェイの中では好きなセットの一つ。2008のACL準決勝、2014のリーグ戦、2015のチャンピオンシップなどなど。イメージ的にも比較的得意としている印象。個人的には2019シーズン最終節がお気に入り。 対する浦和はリカルドロドリゲス体制2年目。J2から優秀な若手のみならず愛弟子・岩尾を連れてくる辺り、フロントも1枚岩になり始めた印象

全てのビジネスマンは片野坂サッカーを学べ

明治安田生命Jリーグ2022年シーズンが始まりました。 多くのクラブが新しい監督を招聘する中、大阪にホームタウンを置くガンバ大阪も新監督として片野坂監督が就任しました。 2021年シーズンまで大分トリニータを率い、J3からJ1まで2段階昇格を果たし、昨年はJ2降格するも天皇杯準優勝と輝かしい成績を残した名将です。 その片野坂監督からビジネスマンが学ぶべきことがあるのです。 まず始めにお伝えすると、片野坂サッカーの特徴は攻守の標準的(マニュアル)なサッカーです。 「標

マッチレビュー ルヴァンカップ第1節 G大阪vsC大阪

 ルヴァンカップ第1節、セレッソ大阪戦。2点差の状況から一度は追いつくものの再び決められ2-3で敗戦。  いいところのなかった前半。ビルドアップに着目すると今日の山本・奥野の列落ちは倉田・セジョンのコンビと比べると抑制的。前節の反省として、中盤を空洞化させないようにポジションを守ろうという意識があったのかもしれない。  ただ、ポジションを崩さないということは、相手から見れば誰がどこに居るのか把握しやすい、噛み合わせやすいということで、セレッソ側は誰が誰を潰しにいくのかであ

【ガンバ大阪】パトリックはどうすべきだったのか

まず、大前提として鈴木優磨のことが昔っから大嫌いだ。風貌してうっとうしいし、しかもプレイヤーとしても優秀だからなおさらダルい。ガンバ戦でめっちゃ点取りやがって。新スタのファーストゴールをこいつに持っていかれたのは一生の汚点だと未だに思う。 だが、これだけ相手やそのサポに悪い印象を持たれるというのは、それだけ「いい選手」なのである。単純に、こちらの望まないことをやってくるわけだから。鹿島のチームメイトやサポからすれば、これほど頼もしい存在はない。 パトリックとやり合ったのも、

マッチレビュー J1第1節 G大阪vs鹿島

 ホームでの開幕戦は1-3で敗北。ぴえん。  残念な退場もあって試合の半分以上を10人で過ごすことになりました。ただ、この試合、11人対11人の状態でもモメンタムはそこまで変わらなかったのではないかと思う。  鹿島とガンバの間に感じた差は「深さ」を取るために無理してるかしてないか、という点。  「カタノサッカー」の代名詞として語られる「疑似カウンター」。自陣深くまで相手を引き込んで「深さ」を取ることで縦に生まれた広いスペースを使って一気に相手ゴールまで強襲——といきたか

2022 第1節 vs鹿島

0.試合前 片野坂さん体制初陣。 大分で見せたスタイルを踏襲するのか、ガンバでは違うスタイルを築くのか。期待と不安が入り混じる。 対するは鹿島。プレシーズンマッチで水戸に初の黒星を喫し話題に。逆に発奮材料としてきそうで嫌な予感。FWと2列目の充実度合いが羨ましい。 スタメン発表。 まさかの東口不在。石川がガンバではJ初出場。 FPも読めない布陣。鹿島の強力2トップに太刀打ちできるのか、不安。ボールを握ることを前提にしているようだ。 1.前半 鹿島の出足と前線の連動性

2022年2月19日J1リーグ開幕戦ガンバ大阪対鹿島アントラーズ試合観戦の感想

ついに2022年シーズンの開幕です。ガンバ大阪のシーズンパスは、次年度以降には継続されない、今年限りの席選びが出来ましたが、色々考えた結果、これまで自分が保持している全く同じ座席を選びました。悩むのも面倒だったし、席種を変える気にもならなかったです。 さてガンバ大阪の開幕戦の対戦相手の鹿島アントラーズは、監督の来日が鹿島は2月は岩政コーチが監督代行です。先週のプレシーズンマッチで水戸ホーリーホックに衝撃の敗戦を喫しましたが、監督の到着が遅れているので戦術が浸透していないのか

【開幕スタメン予想】ガンバ大阪篇

皆さん、こんにちは。ゆーだいです! 今回は、開幕戦のスタメン予想をやっていきたいと思います。 スタメン予想GKGKは言わずもがなの東口順昭。 開幕戦もビックセーブを連発し、活躍して欲しいと言いたいところですが、なんとかDFが踏ん張って良い意味で東口選手の活躍を奪って欲しなと思います。 ただ、踏ん張りきれなくてもビックセーブでチームを救ってくれるはずです。 DFCB CBは右から三浦、昌子、クォン ギョンウォン。 三浦選手と昌子選手は昨シーズン、監督交代などがあり苦し

片野坂ガンバに注目する3つのポイント

前回のnoteから9か月が経ってしまった。宮本監督が解任され、新しい監督が正式発表されたら書こうと思って下書きをしていたが、松波サンへのヘイトが溜まりすぎて「誰がこれ見んねん」という自戒の末お蔵入りとなり、今に至った。 そして何とか残留が確定し、大分トリニータから片野坂監督を引き抜いて2022年シーズンを迎えることになったガンバ大阪。片野坂監督が率いるガンバ大阪で注目しているポイントが3つあるのでそれをここでは記する。 1. 戦術的な変化 2. 選手の再生 3. 「ガンバ