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浦和レッズ 記事まとめ

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2022年4月の記事一覧

描いている絵は同じものか?【ACLグループステージ第1節&第5節】浦和レッズvsライオン・シティ・セーラーズ

日本よりも暑いタイの地で約二週間の間に6試合と過密日程で行われるACLグループステージ。レッズがこれまで取り組んできたサッカーや選手一人ひとりの実力がアジアの舞台でどれだけ通用するのか楽しみな大会です。 保証のなかった圧倒的な勝利【第1節】ライオン・シティ・セーラーズvs浦和レッズACL初戦の相手はシンガポール王者のライオン・シティ・セーラーズ。初めての対戦となり未知の実力ですが、勝利して短期決戦で良いスタートを切りたいところです。 マッチレポート スタメン 試合内容

◎4月30日(2017年) 両者対極の成績で迎えた試合は「まさか」の結果に

2017年4月30日(日)、浦和レッズはNACK5スタジアム大宮で、大宮アルディージャとJ1リーグ第9節を行い、0-1で敗れた。5年前で止まっているさいたまダービーだが、今のところ最後になった2017シーズンの第1戦は、まさかの結果だった。いや、これがまさかではないのが、さいたまダービーなのだが。 3年連続リーグ優勝を逃していたレッズ  前年、Jリーグで2ndステージを制し、年間1位の勝点を積み上げたものの、チャンピオンシップで鹿島アントラーズに敗れJリーグチャンピオンの

【雑感】2022/4/30 山東泰山vs浦和(ACL GS-MD6)

中2日での6連戦という、なかなか経験しないであろう日程を選手を入れ替えながら勝ち抜けたことはとても良かったですね。この6連戦トータルの振り返りは4月の月報に回すとして、今回は山東泰山戦に絞ってサクッと雑感を書いておきます。月報も全9試合分を振り返るとなると結構ヘビーですが、次の試合は5/8まで空くのでそこまでには書けるはず。はず。。 1位か2位かは未確定だったものの、GS突破は決まった状態だったので消化試合という意味合いも強く、リカルドが前日会見で宣言した通りこれまで出場機

4月29日(2011年) 震災から再開2試合目、仙台のホーム開幕戦で初黒星

 2011年4月29日(金・祝)、浦和レッズはアウェイ、ユアテックスタジアム仙台でベガルタ仙台とJリーグ第8節を行い、0-1で敗れた。3月11日に発生した東日本大震災で中断していたJリーグが再開して2試合目。震災の被害が最も大きい地域での試合だった。 再開2試合目で被災地へ行くとは  中断後、リーグ戦の日程やナビスコカップの大会方式が組み直された。いま思えばリーグ戦の「節」も試合順に付け直されるべきだったのではないか。2020年にコロナ禍で中断したときは、そうなっていた。

【雑感】2022/4/27 浦和vsライオン・シティ・セーラーズ(ACL GS-MD5)

2位以上を確保することと、2位だとしても他グループの2位よりも優位に立つことという2点をきちんと達成できたので、この試合の結果については文句なしではないでしょうか。 セーラーズの5-4-1は、特に中盤4枚の横幅がコンパクトにはなっていたものの、5バックがなかなかラインを上げられずにスペースが出来ていたり、横のスライドが追いつかない場所が多かったりと、大邱の5-4-1と比べると浦和が使えるスペースは多かったと思います。 ビルドアップでは明本、馬渡のどちらかが後ろに残ってスタ

4月28日(2018年) 対湘南、21世紀初黒星

 2018年4月28日(土)、浦和レッズは埼玉スタジアムに湘南ベルマーレを迎え、Jリーグ第11節を行い、0-1で敗れた。21世紀になって、湘南ベルマーレに初めて敗れた日だった。 7勝1分けのあとの黒星  ベルマーレがJリーグに昇格した1994年から1999年までの6シーズンで、両チームはJリーグで16回対戦しレッズが10勝6敗という対戦成績だった。そしてベルマーレは2000年からJ2で戦い、再びJ1の舞台に上がってきたのが2010年。それから降格と昇格を繰り返してこの前年

潜入!「REDS TV GGR」の裏側!【浦和レポVol.10】

こんにちは。 浦和レッズレポート担当者です😊 10回目の浦和レッズレポートは、先週金曜日に放送された「REDS TV GGR」についてです📺 毎週金曜日23:00から放送中のテレビ埼玉「REDS TV GGR」(4月22日)に、3月から文化シヤッターに入社した浦和レッズOB福島春樹さんが出演しました⚽️ 皆さんは見て頂けましたか❓ 実は担当者として、撮影に同行いたしました。テレビ埼玉さんからも許可を頂いたので、当日の様子を書いていきます❗️ 撮影の日はとても暑くて

4月27日(1996年) 普通じゃないだろ、船で横浜へ

 1996年4月27日(土)、浦和レッズはアウェイ三ツ沢球技場で、横浜フリューゲルスとJリーグ第10節を行い、4-1で勝利した。開幕5連勝で始まったシーズンだが、その後連敗もし、少しかげりが見えたとき、この快勝は気分が良かった。そして、この試合に際してレッドダイヤモンズ後援会が奇想天外なアウェイツアーを行った。  レッドダイヤモンズ後援会は現在「一般社団法人 浦和レッズ後援会」と名称を替えているので、ここでは後援会とだけ記すことにする。  また、この話は僕のYouTube「

【戦術レビュー】決定力ってなんだろう - AFC Champions League GS 第4節 浦和レッズ vs 大邱FC

この記事でわかること 浦和の5-4-1対策 前回との変更点 5+1は残せるようになってきた 決定力を分解して考える 浦和レッズサポーター間での議論活性化を目標に戦術を解説するマッチレビュー。今回はACL GS第4節、大邱FC戦です。 前節、痛い敗戦を喫した浦和は大邱とのリベンジマッチに臨みました。 想定外だった大邱の5-4-1に手こずった前節の反省を生かした浦和は、しっかりと対策を打ってきました。 しかし、ゴールだけが決まらず0−0のドロー。グループ首位奪還はできま

4月26日(1995年) 積み重ねてきた努力とピッチが踏みにじられた日

 1995年4月26日(水)、浦和レッズはホーム大宮サッカー場に清水エスパルスを迎えてJリーグ1stステージ第11節を行い、2-3で敗れた。試合終了直後、レッズサポーター10数人がスタンドから飛び降りて、清水のGKシジマールを追いかけ回すという事件があった。 接戦を制したのは残念ながら清水  1995年の話が、しかも僕が病気療養中で仕事を休んでいるときの話が続くが、この日も「浦和レッズの30年」から外せない。  例によって試合は見ておきたいから、スタッフADで大宮サッカー

【雑感】2022/4/24 浦和vs大邱FC(ACL GS-MD4)

同じ相手と中2日でしたが、まさに3日前の後半の延長線上にあるような展開から試合がスタートしたように見えました。浦和はCFがユンカーからシャルクに代わりましたが、それ以外はMD3の66分での4枚替えを行った後と同じメンバーでしたし、大邱の方はスタメンもスタンスもそのまま継続といった感じでした。 なので、試合序盤は右はモーベルグが外レーンからスタートして、そこにボールが入ったらどんどん仕掛けてもらう、左は明本、関根が裏を狙いつつ相手と競り合う強さを見せながら突破を図るという展開

4月25日(1998年) アウェイ鹿島戦、8年目のビッグな初勝利

 1998年4月25日(土)、浦和レッズはアウェイのカシマサッカースタジアムで鹿島アントラーズとJリーグ1stステージ第8節を行い、4-1で勝利した。Jリーグがスタートして8シーズン目。初めてこのスタジアムからリーグ戦の白星を持ち帰ることができた。 ボランチに石井、福永がトップ  言わずと知れた、小野伸二加入の年。開幕から第5節までは4勝1敗とまずまずだったが、第5節の勝利はアビスパ福岡にホームでPK勝ちという危ない勝ち方だった。  さらに第6節はアウェイで昇格チームのコ

4月24日(2016年) ACL効果はっきり。等々力で川崎に完封勝ち

 2016年4月24日(日)、浦和レッズはアウェイ等々力競技場で川崎フロンターレとJ1リーグ1stステージ第8節を行い、1-0で勝利した。2014年以来2年ぶりに川崎に勝った。 3日前にシドニーから帰国  この年の川崎はリーグ戦開幕から5勝2分けの負けなしで第7節終了時で首位に立っており、レッズと鹿島アントラーズが勝点1差で追うという状況だった。  またレッズはこの年、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)に出場しており、4日前の4月20日(水)にはシドニーに遠征していた。

4月23日(1997年)「博多は広瀬」の大チャント

 1997年4月23日(水)、浦和レッズはアウェイ博多の森球技場で、アビスパ福岡とJリーグ1stステージ第4節を行い、3-0で勝利した。  この前年Jリーグに昇格した福岡は、そのシーズン16チーム中15位。厳しい成績だったが降格制度はなかったので97年もJリーグだった。  と、エラそうに言っているが、Jリーグ初年度と2年目に降格制度がなくて助かったのはレッズも同じだ。  福岡はこの年も苦しい滑り出して、Jリーグの前に行われたヤマザキナビスコカップ予選リーグは3分け3敗で敗