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千葉ロッテマリーンズ 記事まとめ

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2021年6月の記事一覧

唐川侑己さんが出ても(幕張から)帰れま10 #4:誰かにとっての、それぞれの「やるべきこと」(G-M)

 まず、ちょっと落ちついてほしい。いいですか。  同点の8回裏、球場に流れたのは「Get The Party Started」ではなくて「Just Vitality~自分への挑戦状~」だった。それはそうだろう、と私は思っていた。何しろ今シーズンの唐川さんは開幕からフル回転だった。スケジュール帳に登板した日を記録しているのだが、数えてみたらなんと京浜東北線が遅延した日数に迫るほどのペースだった。今週はヤクルトのクリーンナップを中1日で二度も相手にするという大変なこともこなした

唐川侑己さんが出てくるまで(幕張から)帰れま10 #3:傘の花咲くZOZOマリン(S-M)

 はい。  長い間ご愛顧ありがとうございました! Mayim先生の次回作にご期待ください!  もうここで全てを終わらせてもいいのだがそんなわけにはいかないのでもうちょっと書く。    いよいよヤクルト戦がやってきた。noteをはじめたきっかけが虫明さんのヤクルト観戦エッセイな私としては一番楽しみなカードだった。早々に私史上最前の席を押さえ(テーブルありがたすぎる。貴族の席じゃないか)ワクワクドキドキしていたらなんと先発が奥川くんという最高の情報が飛び込んできた。運がいい

唐川侑己さんが出てくるまで(幕張から)帰れま10 番外編:恋人も濡れるハマスタ(M-DB)

 かつて巨人に在籍し、球団史上最速解雇の記録を打ち立てたある意味伝説のクローザー、ダン・ミセリは、2試合でトータル4失点を喫した横浜スタジアム(以下ハマスタ)についてこう吐き捨てた。「こんなリトルリーグみたいに狭い球場でやっているからだ」。  こういうことをのたまうのはただの逆ギレであり論外なのだが、この言葉自体はハマスタで観戦している間ずっと胸の中に去来する忘れられない一言である。確かにハマスタは狭い。上がったら全部入るんじゃないかと思うくらいポンポンポンポンスタンドイン

オンラインサロン俱楽部Baseball-Station ㊹『令和の怪物千葉ロッテマリーンズ佐々木朗希投手投球動作分析』(文1,045字、動画24分09秒)

 お待たせしました!プロ初登板し、その後プロ初勝利を飾りました、令和の怪物千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手の投球フォーム分析を行いたいと思います。  最速154km/hだった初戦と2戦目、ストレート自体はまだまだ全力で投げていないだろうと思わせる、力感のないフォームでした。  以前、雑誌の野球太郎で、佐々木朗希投手の分析をさせて頂きましたので、その時の分析内容を紹介させて頂きます。 佐々木 朗希(大船渡)8点 『まだまだ未完成の高校最速男』 まずは高く上げた左脚が彼

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【5月】二軍ロッテの選手運用

1. はじめにヘッダーの画像は最も旬な選手を載せようと思っているので本当は清田育宏にしたかったのですが、読者が334人くらい減る気がしたので、今回は2番目に旬だと感じる藤原恭大に致しました。では始めます。 2. スタメン (守備位置別) 3,4月に比べ、全体的に日替わりの傾向が強くなっている。それだけ多くの選手にユーティリティ(UT)になってもらいたかったり、使いたい選手が増えているといったところか。以下では抜粋して赤く塗ったところに言及。 植田 5月は19試合中17

プロ野球・コリジョンルールについて

本日、ロッテ対中日の試合で色々あったので急遽この話題をnoteに書くことにしました。 0.まずコリジョンルールって何? コリジョンルールは、野球における本塁での衝突(コリジョン)を防止するための規則。本塁での過激な接触プレーによる負傷者が後を絶たなかったことから、2014年にメジャーリーグ(MLB)で採用され、日本野球機構(NPB)においても2016年より採用された。 1.得点しようとしている走者が、走路をブロックしていない捕手または野手に接触し