マガジンのカバー画像

中日ドラゴンズ 記事まとめ

1,589
運営しているクリエイター

2022年6月の記事一覧

校閲と趣味の交差点|野球記事のスクラップ

今年のプロ野球ペナントレースもすでに半分が終わってしまいました。 日々の試合結果に一喜一憂している、ドラゴンズファンの稲垣あやかです。 今シーズンから、中日新聞校閲部内のドラゴンズファン有志でこんな取り組みを始めてみました。 題して、「竜しか勝たんノート」! このノートに、中日新聞朝刊に載っているセ・リーグ順位表と、ドラゴンズのイニングスコアや出場成績などがまとまった表(「テーブル」と呼ばれます)を毎日切り抜いて貼っています。 つまり、このノートを見れば、ドラゴンズが

今こそ覚醒の時!中日・郡司裕也選手

 2対6。28日、山形で巨人と対戦した中日は、どん底の6連敗を喫しました。相手を上回る10安打を放つも攻めきれず、わずか2得点。今夜もチャンスで一本でませんでした。しかし、そんなチーム状況で殻を破ろうとしている選手がいます。3年目・郡司裕也選手です。自慢の打撃が開花した時、一気に竜打線に厚みを生むことができる好選手です。 チャンスを生かせず。。  この日の出番は同点で迎えた5回。二死1、3塁のチャンスで代打で登場。自慢の選球眼を発揮し、3ボールと圧倒的打者有利のカウントを

必ず力が必要です!祖父江大輔投手・福敬登投手【中日ドラゴンズ】

 4連敗で迎えた26日の阪神戦。連敗阻止へ、序盤の3点ビハインドをひっくり返し、8回表終了時点で5対3。2点をリードし、鉄壁のロドリゲス投手、R・マルティネス投手のリレーで勝利を掴めると確信しましたが、ロドリゲス投手が同点に追いつかれ、その後チームは延長11回にサヨナラ負けを喫しました。  この試合で敗戦投手となったのは福敬登投手。与田前監督時代、竜のリリーフ陣を支えたタフネス左腕ですが、今季は2軍落ちを経験し、防御率は8点台と苦しんでいます。  同じく、与田前監督時代に

『ファンサービスをしない監督 落合博満は野球ファンに何を与えたのか 第40章』

第40章「自分から右打ちなんてするな」 和田一浩は、2008年にFAで中日に移籍して、落合に打撃指導を請い、その結果として2010年に38歳という高齢でシーズンMVPを獲得した。 その後、さらなる打撃指導を受けて高みを目指したが、飛ばない統一球の影響もあって、2011年は逆に成績を落としてしまう。 それでも2012年以降もまずまずの成績を残し、2015年には79試合出場ながら打率.298、5本塁打の成績を最後に43歳で現役を引退。 その引退を言い渡したのが当時GMだっ

立浪監督の眼力【6月24日】

 打てぬなら動くのみ!そんな覚悟が伝わる新打線で挑んだ24日の阪神戦。前日(23日)の試合で0対10と大敗し、早急に立て直しが求められていたドラゴンズ。そんな試合で立浪監督は2軍から昇格した石岡諒太選手、山下斐紹選手をクリーンアップで起用する大改革を行いました。試合は4対6で敗戦しましたが、改めて立浪監督の眼力の凄さを感じた試合でした。 大抜擢  試合前日(23日)のスタメンからは想像できないような打順がそこにはありました。この日から1軍登録された石岡選手を3番・一塁、山

6/5 ガールズシリーズ2022

ガールズシリーズ2022に行ってきました✌🏻感想やらなにやらを綴っていきます〜 満員御礼この日の試合はとにかく人で溢れていました。どこを見ても人々人々で埋まっていてどこか懐かしさを感じました☺️ 週末の巨人戦より入ってるんじゃない!?って思うくらい人で溢れていて、大変でした💦 ソフトバンクのファンの方も大勢いらっしゃったみたいですね〜✌🏻 私は、福岡へ行った時に買った柳田選手のタオルがあったので持っていきました✨ ガールズシリーズのグッズガールズシリーズのグッズに

『ファンサービスをしない監督 落合博満は野球ファンに何を与えたのか 第39章』

第39章 「監督の仕事ってのは、選手のクビを切ることだ」 『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』(鈴木忠平著)には、印象に残る落合の言葉がいくつもある。  その中の1つが2004年のシーズン最終戦の前日、戦力外通告を受けた川崎憲次郎が思い出したという言葉だ。  この言葉は、2011年の落合退任後、谷繁元信が8年間を振り返ったときにも話していたから記憶に残っていた。  落合は、監督就任後、最初に選手たちを集めて話をしたとき、この発言をしたのだという。  谷繁は

根尾昂選手は何故投手転向したのか?

この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

根尾昂投手転向について

交流戦も終わり各チームがしばしの休息に入る6月13日、中日ファン、いや野球ファンにとって衝撃のニュースが流れました。「根尾昂、投手転向へ」、これにはプロ野球の試合がなかったこともあり、多くの野球ファンの間で話題を呼びました。その翌日、根尾選手への本格的な投手転向、「登録も変更して調整を進める」ことを報道する記事が大々的に報道されました。 今回は、この一件に関しての経緯、そして私個人が思ったことをまとめてみました。 1.投手転向の経緯そもそもの始まりは今年の4月にあった「シ

根尾昂選手が投手転向に球界騒然!?~根尾昂選手は何故投手転向に至ったのか、何が問題なのかファン目線で考察~

令和4年6月14日、球界を騒然させる一報が全国へ渡りました。 ついに根尾昂選手が野手から正式に投手転向となりました。 これに関しては賛否両論、むしろ批判の方が数多いというのが現実、正直言って根尾選手のファンである私にとっても困惑しかありません。 投手から野手転向というのはプロ野球では数多く聞く話ですが、野手から投手転向というのは実例がほぼありません。 そもそも何故このような経緯になったのか、これに関しては根尾昂選手がどのような選手なのか理解する必要があります。まずは根尾

『ファンサービスをしない監督 落合博満は野球ファンに何を与えたのか 第38章』

第38章『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』でえぐられるマスコミ 『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』(鈴木忠平著 文春e-book)を読了した。 監督落合の8年間を日刊スポーツの担当記者として追い続けた記憶と、監督落合と関係の深い人々の取材を通じて、落合の実像に迫る作品だった。 読む前、私は、少しの不安があった。私がこれまでファンとして見てきた落合像とかけ離れているかもしれない、と。 なぜなら、私は、直接落合と話したことが1度もないからだ。 し

ファンサービスをしない監督 落合博満は野球ファンに何を与えたのか 第37章

第37章 落合監督8年間の総括  落合が中日監督を務めた8年間は、私にとって奇跡のようなサプライズの連続に映った。  何せ、就任1年目に補強せずに現有戦力の10%底上げでリーグ優勝。その強さを8年間維持し続けたからである。  しかも、8年間、補強と呼べるのはタイロン・ウッズと和田一浩の獲得程度であり、それ以外は、自前の選手と安価な選手を育て上げて、常勝チームを作り上げた。  これは、FA移籍や海外移籍、大型補強が盛んになった現代では特筆に値する。  巨人や阪神、ソフトバ

中日ドラゴンズファン必見!全日本大学野球選手権迫る!

こんにちは、ばやのりです。プロ野球交流戦も半分のカードを消化、高校野球は春の地方大会が着々と終わりを迎え夏に向かって動き出し始め、本格的な野球のシーズン開幕と呼べる暑さにもなってきました。そして大学野球は最も注目される大会である全日本大学野球選手権が6/6(月)から始まります。今回はその全日本大学野球選手権についてまとめてみました! 1.そもそも全日本大学野球選手権って?まず、知らない方も大勢いると思うので、全日本大学野球選手権(以後選手権)について解説していこうと思います