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今こそ覚醒の時!中日・郡司裕也選手

 2対6。28日、山形で巨人と対戦した中日は、どん底の6連敗を喫しました。相手を上回る10安打を放つも攻めきれず、わずか2得点。今夜もチャンスで一本でませんでした。しかし、そんなチーム状況で殻を破ろうとしている選手がいます。3年目・郡司裕也選手です。自慢の打撃が開花した時、一気に竜打線に厚みを生むことができる好選手です。

チャンスを生かせず。。

 この日の出番は同点で迎えた5回。二死1、3塁のチャンスで代打で登場。自慢の選球眼を発揮し、3ボールと圧倒的打者有利のカウントを作りますが、最後は巨人・桜井投手の前に三振に倒れます。

 その後、左翼の守備に就き、迎えた第2打席。今度は1点を追う7回。またも二死1、3塁の場面で登場。しかし、巨人・今村投手に対してニゴロに抑えられ、チャンスを生かすことができませんでした。

打撃力は折り紙付き

 郡司選手は捕手として中日に入団し、1年目から1軍の舞台を経験してきました。仙台育英高から慶應大と強豪校を渡り歩いてきた郡司選手のプレーは安定感があり、早期のレギュラー獲得を期待されました。

 しかし、同時期に木下拓哉捕手が台頭し、中々出番に恵まれなかった郡司選手。それでも、プロ2年目の昨季は9試合の出場ながら打率4割6分2厘と自慢の打撃力を発揮し、アピールを続けていました。

 そして、今季は打率2割台前半と苦しんでいますが、新たに外野に挑戦し、出場機会を模索してきました。

選球眼を生かして覚醒へ!

 中々打率が上がってこない郡司選手でしたが、直近の4試合では6打数4安打と当たりが戻り、本来の姿を取り戻していっていました。そんな中迎えた28日の試合ではチャンスで打つことができず、悔しい結果となりました。

 それでも、郡司選手の武器である選球眼の良さと打撃力の片鱗が見えた試合でもありました。他打者と比べどっしりと構え、相手投手と向き合い、好結果を期待できる打席を魅せてくれました。

 チャンスで打つことができなかった事実は消えません。それでもアウトになる過程が他打者とは違う郡司選手。「今こそ覚醒の時!」。郡司選手に適時打が生まれ、打点を稼ぐようになった時、竜に欠かせないピースとなっているでしょう。そして、球界を代表する打者となり、3番打者不在問題を一気に解決してくれる予感がします!

【出典】
プロ野球 - スポーツナビ (yahoo.co.jp)

 

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