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福岡ソフトバンクホークス 記事まとめ

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2023年1月の記事一覧

【和田毅】21年目の21番に期待すること

 あと一歩のところでリーグ優勝を逃した昨年のホークス。その悔しさからオフには大規模な補強を敢行した。先発陣では、千賀のMLB移籍や、有原・ガンケルの加入、中継ぎで大車輪の活躍を見せた藤井の先発転向で、陣容が大きく変化することが予想される。そんな状況下でも、左のローテ入り有力候補に和田毅は名を連ねている。背番号と同じ21年目を迎える最後のダイエー戦士。昨シーズンを踏まえて、個人的な期待や想いを記したい。 2022シーズンを振り返る シーズンの目標に「二桁勝利&規定投球回到達」

#18 福岡から元気を

こんにちは。あけましておめでとうございます。(遅い) 今年に入ってもう1ヶ月が経とうとしていますね。 1月28日(土)、初めて"冬のフェス"に行ってまいりました。 FUKUOKA MUSIC FES.2023通称「福フェス」と呼ばれるこのフェスは、ホークス・スペースシャワーTV・BEAMSの3社がプロデュースするイベントで、(おそらく)去年から始まりました。会場はPayPayドーム。 チケットが余っていたら行こうと思い、結局行くことを決めたのは1月20日頃。Twitte

【プロ野球】WBC2023侍ジャパンメンバー決定

おはようございます。 何かのご縁で閲覧してくださった方、いつも読んでくださる方々、フォロー、スキしてくださる方々ありがとうございます♪ 3月に行われます野球の世界一を決める 『WBC(ワールドベースボールクラシック)』 に向けて日本代表、侍ジャパンのメンバー発表が行われました。 【監督】 栗山英樹 【投手】15名 ダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス) 戸郷翔征(読売ジャイアンツ) 松井裕樹(東北楽天ゴールデンイーグルス) 佐々木朗希(千葉ロッテマリーンズ) 大勢

1986年の男の子ものがたり(2009年記、門田博光追悼として再掲)

西原理恵子原作、映画『女の子ものがたり』。大阪、なんばパークス・シネマにて。西原氏の、小学生時代から高校卒業、東京に向かうまでの自伝を映画化。 深津絵里をここまでしょぼくれた感じで撮った映画は初めてじゃないかな? きみこ役の波瑠という女の子がよかった。 さて、なんばパークスとは、大阪球場跡にできたショッピングビル。エントランスの床、当時マウンドとホームベースがあった場所に、ご丁寧にもそれぞれの形を模したデザインがされている。 ということは、8階と6階にあるなんばパークス

[野球]追悼・門田博光

 門田まで死んでしまった。悲しくて仕方ない。  初めて好きになった球団が南海で、その中心打者が門田だった。小さな体を目一杯使ったものすごいスピードのフルスイングで歴代HR3位の記録を残した大打者。でもアキレス腱を断裂するまでは俊足・好守・強肩の、ライナー性の打球でHRより二塁打が多いような中距離打者で、今で言えばトリプルスリーを狙うような選手だった。足が速いわりに盗塁が少ないのは走る意欲がなかったから、そして三番打者で走る必要がなかったからだと思われるが、アキレス腱を切って

門田博光さん死去

◉門田博光選手、南海ホークスの大打者ですが、ホークスファンとしては忸怩たる思いがあります。福岡移転で、福岡行きを拒否して、同じく関西のオリックス・ブルーウェーブ(現オリックス・バファローズ)に移籍して、活躍されましたので。四番打者が抜けてしまった福岡ダイエーホークスは、案の定の弱さで、しばらく低迷することに。ホームランアーティストにありがちな、徹底したエゴイストでもありました。だからこそ、プロ野球選手としては小柄な体で、歴代3位の567本塁打を打てたわけで。でも、御本人は60

1月放送後記事~しゅみません、趣味の欄に何書いてます?~

 こんにちは、久々の放送記事投稿に緊張気味のこーすけです。このnoteでは、福岡都市圏のラジオ局、LOVE FMで放送されている九大生の作る番組、「ケロケロ見聞録」がより面白く、よりわかる記事となっております。 皆さま、あけましておめでとうございます。年末年始はいかがお過ごしになられたでしょうか。私は家で手巻き寿司を作ったり、帰省して走って初詣に行ったりと、充実した日々を過ごしていたように思います。毎日ちゃかちゃか動いていて逆に疲れてしまいましたが。 さて、1月放送のテーマは

【記録】 楽天イーグルス走者vs甲斐キャノン通算対戦成績

石井監督3年目の最大ライバル若鷹軍団石井体制の総決算になりそうな今シーズンの東北楽天ゴールデンイーグルス。そのなか、最大&最強のライバルになる存在は、オフに物凄い補強をした福岡ソフトバンクホークスでしょう。 楽天が悲願の優勝を鷲掴むには、巨大戦力を手中にした若鷹軍団ともバチバチ戦わなければならない。 昨年は10勝15敗、勝率.400と負け越してしまいました。ですから今年は最低でも勝率5割。そこからいかに上積みを作ることができるのか?!の勝負になってくるでしょうか。 昨年

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令和5年度パ・リーグ順位予想【Aクラス篇】

 乱セの次は熱パ、パ・リーグの順位予想に入ろうではないか。オリックスのV3か、はたまたソフトバンクの逆襲か、今季もパ・リーグの順位は全く分からない。 優勝:楽天 GMの肩書きを外した石井一久監督の真価が問われる今季、楽天は10年ぶりの優勝をするのではないかと考える。このオフ、オリックスとソフトバンクがFA戦線を大いに盛り上げたが、こういった時に音沙汰のないチームは帰って不気味である。  昨季、前半戦を独走しながらもAクラスにさえ入ることができなかった要因は左打者に偏った打

「育成のソフトバンク」の終焉

 眠れる鷹が来期の覇権を奪還すべく大補強を敢行した。希薄だった甲斐拓也の2番手捕手として嶺井博希をまず横浜から獲得。その後も近藤健介を日ハムから、オスナ、ガンケルをロッテ、阪神から、そしてテキサス・レンジャーズから有原航平を…と全日本チームを作ることができそうな面子が集まった。今回は、そんなソフトバンクの大補強について思ったことを書いていくこととする。 若手選手のモチベーションは? 僕個人のソフトバンクの印象といえば、「原石のダイヤを磨くのが上手い」というものである。千賀滉

さらば永遠の逸材 田中正義

ついに移籍が現実のものとなりましたね 1/11、ホークスは近藤健介の人的補償として田中正義投手が日本ハムファイターズに移籍することを公表しました。 かねてより新庄監督が獲得を示唆するような発言があり、田中正義投手は人的補償の有力候補として挙げられていました。 プロテクトを予想した時から覚悟はしていましたが、いざ正式に決まるとやはり寂しいですね 素材が一級品なことは周知の事実で、春キャンプではいつもブレーク候補に挙げられておきながら、決まって怪我をすることからもどかしいい思

和歌山ホークス 第34期生卒団式

▼2023年1月9日  第34期生6名の卒団式が執り行われました。一般的な卒団式がどのようなものか知りませんが、ホークスの卒団式は「感動と笑い」がテーマです。いつからそうなったかは覚えていませんが、卒団生は3年間の思いを語り、在団生は場を盛り上げることに全力を尽くします。役割はそれぞれですが、「しょうもないことも全力で」をモットーにするホークスらしさが全開の卒団式です。 ▼どんな言葉がかけられたか  一人ずつ名前が呼ばれ、拍手で迎え入れられます。セレモニーに慣れていない選手

【ホークス】有原航平、獲得【ソフトバンク】

また野球の話? うん、また野球の話だよ。 『ホークス、有原投手を獲得』ホークスが有原航平さんを獲得しました! 有原さんは、レンジャーズ傘下3Aから自由契約となっていました。メジャーの舞台では、2021年からの2年で3勝と苦しみましたが…NPBでは日本ハムでの6年で計60勝。2019年には、最多勝を獲得。2桁勝利は3回達成。実績は十分です。 そして30歳と、まだまだ衰えの心配が無いのも魅力です。 今オフ、ホークスはエース千賀滉大投手(29)さんが海外FAで移籍してしまいした

ポスティングについて

 先日、海外FA権を行使してニューヨーク・メッツへと移籍した千賀滉大が「数年前からMLB移籍を訴えていたが、球団にポスティングを受理して貰えなかった」という趣旨の文章をTwitterで公開したことにより、ソフトバンクが大いに批判されている。今回は、なぜソフトバンクがポスティングシステムを渋るのかを考えよう。 最悪のシナリオは「Uターンで他球団へ」 一昨日、ソフトバンクは千賀に代わる先発投手としてテキサス・レンジャーズを戦力外となっていた有原航平を獲得したが、これこそがポス