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オリックス・バファローズ 記事まとめ

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#スポーツ

弟は偉大な兄を越えられるか。秋田の金足農が6年ぶり夏の甲子園。エースは2年生吉田大輝投手。兄は6年前の全国準Ⅴ右腕、現在プロで活躍する輝星投手

6年前の夏を思い出す。高校野球は全国選手権100回目の節目だった。秋田の金足農業高が「カナノウ旋風」の快進撃で甲子園決勝まで勝ち進んだ。そして今年、あの年以来となる夏切符をつかんだ。エースは2年生右腕吉田大輝投手。6年前のエースは兄の輝星投手(現オリックス)だった。弟は兄を越えることができるだろうか。夏の楽しみが一つ増えた。 今夏の金足農はノーシードからの勝ち上がりだった。初戦で第1シードの明桜を下して波に乗る。次の3回戦、準々決勝まで、エースの大輝投手が完投。2年生が3試

勝ち続けることの難しさ。夏の高校野球。昨年の甲子園Ⅴの2校が地方大会で敗退。夏の慶応と春の山梨学院。プロ野球は阪神とオリックスが頂上決戦まで勝ち上がれるか

何事も勝ち続けることは難しい。人生でもスポーツでも。高校野球の世界では、昨年の甲子園優勝2校が地方大会で敗退した。夏の慶応と春の山梨学院だ。プロ野球では昨年日本シリーズを戦った阪神とオリックスが今年も頂上決戦へ勝ち上がれるだろうか。勝ち続けることの難しさを野球は教えてくれる。 昨夏、「エンジョイベースボール」をモットーに慶応が快進撃を続けた。甲子園決勝では前年優勝の仙台育英を倒して107年ぶりの優勝を果たした。決勝での大応援には否定的な意見も少なくなかったが、優勝をつかみ取

月が変わればツキも変わる。7月のオリックスが4戦4勝。昨季リーグ王者の意地で、首位ソフトバンクに快勝。変化の波に乗れば、運命も変わる。思い出すノムさんの名言

月が変わればツキも変わる。まるでオリックスのためのようだ。7月に入ってチームは絶好調。首位ソフトバンクにも快勝し、昨季パリーグ王者の意地を見せた。変化の波に乗れば運命も変わる。「ノムさん」こと故野村克也さんも著作の中で、変化についての名言を残している。7月のオリックスが今季の運命を変えることができるか注目だ。 6月までのオリックスは33勝38敗2分け。借金5を抱える状態だった。昨季までパリーグ3連覇を果たしていたとは思えない不調ぶり。 それが7月に入ると、波に乗り出した。

オープン社内報『月刊SENSE TRUST 7月号』

こんにちは! センス・トラスト株式会社です。 私たちは「想像を超える、未来の創造」を理念に掲げ、京阪神間・東京エリアを中心に不動産の買取再生、不動産開発、売買仲介、コンサルティング等の事業を展開しています。 私たちの日々の取り組みや話題のトピックスなどをご紹介しながら、センス・トラストの魅力をお伝えするオープン社内報「月刊SENSE TRUST」。今月もどうぞご覧ください! 6月成約実績のふりかえり例年よりもかなり遅い梅雨入りを迎えた近畿地方。不安定な天気を物ともせず元

どんなに厳しくてもネバーギブアップ!オリックスが自力優勝の可能性消滅。まだ巻き返せる。2021年、22年は自力V消滅の後に逆転劇のリーグ制覇

どんなに厳しくてもあきらめないで。ネバーギブアップ!パリーグ4連覇をめざしているオリックスにエールを送りたい。首位ソフトバンクとの直接対決で敗れ、自力優勝の可能性が消滅した。しかし、2021年、22年と自力Vの可能性が消滅した後に、チームが巻き返して逆転優勝した実績がある。机上の計算に振り回されないで。望みはまだある。 26日にホームの大阪で行われた首位ソフトバンクとの試合。リーグ5位のオリックスは初回にいきなり2失点。直後の攻撃で、太田椋選手がソロ本塁打を放って1点差に詰

「日曜パリーグ劇場」は「サヨナラ!サヨナラ!サヨナラ!」。3試合すべてがサヨナラ決着の珍事。「サヨナラだけがパリーグさ」

かつてテレビ朝日系列で放送されていた「日曜洋画劇場」。映画評論家の故淀川長治さんが番組の終わりに「サヨナラ!サヨナラ!サヨナラ!」と語りかけるフレーズが有名だった。19日に行われたパリーグの3試合はいずれもサヨナラ決着という珍事が起きた。まさに「サヨナラ!サヨナラ!サヨナラ!」と呼ぶにふさわしい「日曜パリーグ劇場」だった。 19日のパリーグ3試合には計9万8842人の観客がスタジアムに詰めかけた。その多くの人たちが、観戦した試合の決着に喜びをあらわにしただろう。 プロ野球

野球の勝負は金次第なのか。平均年俸トップのソフトバンクがパリーグ首位を独走。一方で、2021年には年俸最下位チームがパリーグを制したことも

金持ちがますます豊かになる格差社会。プロ野球の勝負も金次第なのか。今季の平均年俸トップのソフトバンクがパリーグ首位を独走している。セリーグでも平均年俸3位の阪神がリーグ首位、年俸2位の巨人がリーグ2位で追いかけている。一方で2021年には12球団で平均年俸最下位だったチームがパリーグを制したこともある。これでこそ野球は面白い。 労組日本プロ野球選手会が、今季の日本人選手の平均年俸調査を行い、結果を発表した。これによると、球団別で平均年俸のトップはソフトバンクの6806万円だ

格差社会が固定化するのは寂しすぎる。プロ野球のパリーグ。昨年のAクラス組が今季も上位3位を占める。セリーグは昨季最下位の中日が今季トップなのに

格差社会が固定化するのは、あまりに寂しすぎる。プロ野球は各チームが今季13~15試合を終えている。シーズンの10分の1を終えた計算だ。その中で、昨季のパリーグAクラス組が、今季も上位3位を占めている。格差社会が固定化しているようにも思われる。一方でセリーグでは昨季最下位の中日が、今季首位に立つ健闘ぶりだ。パの下位組よ、奮起せよ! 昨シーズンのパリーグは、オリックスがリーグ3連覇を達成した。86勝53敗4分けで勝率6割1分9厘と圧倒的な強さを見せつけた。15.5ゲーム離されて

新天地で人はきっと輝ける。オリックスへトレードされた吉田輝星投手が連日の好投。日本ハム時代の苦悩が消えた。「輝」きを取り戻し、チームの「星」に

4月は進学や就職、人事異動などで新天地に飛び込んだ人が多いだろう。その場所で、人はきっと輝ける。オリックスに移籍して1年目の吉田輝星投手(23)が自らの好投で、実証しようとしている。鳴り物入りで入団した日本ハムからの電撃トレード。古巣にいた頃は苦悩した日が長かったが、環境が変わって連日の好投。まぶしいまでの光を放っている。 秋田の金足農業高時代は、甲子園の星となって、第100回の全国選手権で準優勝に輝いた。「カナノウ旋風」の立役者だった。剛速球の魅力を評価されて、2018年

あいさつから始める飛躍の第一歩。ドジャース移籍の大谷選手が「自分から話に行く」と前向きな姿勢。これが愛されキャラの秘訣だろう

何事もまずはあいさつから。それは飛躍への第一歩となる。当たり前に思えるが、新天地に行くと、緊張のあまり二の足を踏んでしまいそうになる。しかしドジャースに移籍した大谷翔平選手(29)はチームになじむことに積極的だ。これが愛されキャラの秘訣なのだろう。プレーだけでなく、チームの仲間とうまくやっていくことが飛躍へとつながっていくのだ。 エンゼルスで6シーズンプレーした大谷選手。個人的には2度アリーグMVPを受賞したが、ポストシーズンに進出したのは一度もなかった。レギュラーシーズン

言うは易し、行うは難しの「適者生存」。オリックスへFA移籍の西川選手がキャンプ初日から特打ち。チーム3連覇のチームに順応しようと懸命だ

生き残るためには、どんな環境でも溶け込んでいかなくてはいけない。「適者生存」。言うは易し。でも行うは難しだろう。広島からオリックスへFA移籍した西川龍馬選手(29)。パリーグ3連覇中のオリックスでさらなる飛躍を遂げようとしている。チームは2日にキャンプイン。初日から特打ちを行うなどして、新たな環境に適応しようと懸命だ。 プロ9年目を迎える西川選手。2015年にドラフト5位で広島に指名されると、ルーキーイヤーから1軍に出場してきた。左の巧打者が8年間で積み上げた安打数は815

【プロ野球】人的補償は日高投手! セ・リーグに与える影響とは?

西川龍馬選手の人的補償が、高卒1年目右腕・日高暖己投手に決定しました。 FA宣言で、広島からオリックスに移籍した西川選手。 金銭補償を含め、広島の判断に注目が集まっていましたが、即戦力ではなく、育成の道を選びました。 今回の移籍が、セ・リーグにどのような影響を与えるのか探ります。 山本由伸2世 日高投手は2022年、富島高からドラフト5位でオリックスに入団。 大谷翔平選手と同僚になった山本由伸投手2世と呼ばれ、将来性を高く評価されている投手です。 1軍登板はなく

憧れてもらえる人にきっとなれる!「日本のエース」山本投手がドジャース入団会見。12年463億円の巨額契約。オリックスドラ4からの成功物語

目標は「憧れてもらえる選手になること」。オリックスからポスティングシステムでロサンゼルス・ドジャースに移籍が決まった山本由伸投手(25)が入団会見を行った。契約額は12年で総額3億2500万ドル(約463億円)と巨額だ。甲子園出場なしの高卒選手がオリックスにドラフト4位で入団してからの成功物語。山本投手は夢を与える存在となった。 「日本のエース」が海を渡って、野球の最高峰メジャーリーグで戦うことに。選んだチームは伝統球団のドジャース。毎年のようにポストシーズンを戦う強豪チー

不思議な縁が人を育てる。オリックス・山本投手がドジャースと契約合意。「あの時」の縁がなかったら、日本のエースとなっていただろうか

不思議な縁が人を育てる。今や日本のエースとも言われるオリックスの山本由伸投手(25)。ロサンゼルス・ドジャースと12年総額3億2500万ドル(約463億円)の契約に合意したという。「あの時」の縁がなかったら、今のような成長曲線を描いていただろうか。不思議な縁続きは、必然だったのか偶然だったのか。山本投手にも分からないかもしれない。 山本投手は宮崎・都城高校卒。甲子園には一度も出場経験がなかった。全国的には無名の存在と言えた。「あの時」の縁がなかったら、いきなりのプロ行きはな