2024年7月の記事一覧
勝ち続けることの難しさ。夏の高校野球。昨年の甲子園Ⅴの2校が地方大会で敗退。夏の慶応と春の山梨学院。プロ野球は阪神とオリックスが頂上決戦まで勝ち上がれるか
何事も勝ち続けることは難しい。人生でもスポーツでも。高校野球の世界では、昨年の甲子園優勝2校が地方大会で敗退した。夏の慶応と春の山梨学院だ。プロ野球では昨年日本シリーズを戦った阪神とオリックスが今年も頂上決戦へ勝ち上がれるだろうか。勝ち続けることの難しさを野球は教えてくれる。 昨夏、「エンジョイベースボール」をモットーに慶応が快進撃を続けた。甲子園決勝では前年優勝の仙台育英を倒して107年ぶりの優勝を果たした。決勝での大応援には否定的な意見も少なくなかったが、優勝をつかみ取
弟は偉大な兄を越えられるか。秋田の金足農が6年ぶり夏の甲子園。エースは2年生吉田大輝投手。兄は6年前の全国準Ⅴ右腕、現在プロで活躍する輝星投手
6年前の夏を思い出す。高校野球は全国選手権100回目の節目だった。秋田の金足農業高が「カナノウ旋風」の快進撃で甲子園決勝まで勝ち進んだ。そして今年、あの年以来となる夏切符をつかんだ。エースは2年生右腕吉田大輝投手。6年前のエースは兄の輝星投手(現オリックス)だった。弟は兄を越えることができるだろうか。夏の楽しみが一つ増えた。 今夏の金足農はノーシードからの勝ち上がりだった。初戦で第1シードの明桜を下して波に乗る。次の3回戦、準々決勝まで、エースの大輝投手が完投。2年生が3試
月が変わればツキも変わる。7月のオリックスが4戦4勝。昨季リーグ王者の意地で、首位ソフトバンクに快勝。変化の波に乗れば、運命も変わる。思い出すノムさんの名言
月が変わればツキも変わる。まるでオリックスのためのようだ。7月に入ってチームは絶好調。首位ソフトバンクにも快勝し、昨季パリーグ王者の意地を見せた。変化の波に乗れば運命も変わる。「ノムさん」こと故野村克也さんも著作の中で、変化についての名言を残している。7月のオリックスが今季の運命を変えることができるか注目だ。 6月までのオリックスは33勝38敗2分け。借金5を抱える状態だった。昨季までパリーグ3連覇を果たしていたとは思えない不調ぶり。 それが7月に入ると、波に乗り出した。