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【西武ライオンズ 今日の見どころ】きょうも不発なら 10試合連続本塁打なしの球団最長タイ記録

●8連敗中の平均得点1.75  ホームランは9試合なし 

【15日◇ライオンズ-バファローズ13回戦(ベルーナ)18:00】
隅田知一郎でも連敗を止めることができずに、今シーズン3度目の8連敗。きょうも敗れると、2015年に球団ワースト記録となる13連敗を喫して以来、9年ぶりの9連敗となる。

また、ベルーナドームでも現在5連敗中。本拠地球場6連敗となると、やはり15年に13連敗した時期に7連敗して以来となる。

今回の8連敗中にライオンズ打線が奪った得点は合計14。8試合すべて3得点以下で、1試合平均1.75点。計算上は投手が2点目を失った時点で、勝ち目がなくなっている。

ライオンズの打者のホームランは、今月2日東京ドームの福岡ソフトバンクホークス戦で、西川愛也が打った1号2ランが最後。4日のホークス戦から、きのう(14日)の東北楽天ゴールイーグルス戦までの9試合、チームの誰ひとり本塁打を打っていない。

これまでライオンズで、最も長くホームランが出なかったのは10試合。1959年6月、1967年6月、そして、2000年5月の過去3度、10試合続けて無本塁打だったことがある。

きょうも本塁打が出なければ、この球団ワースト記録に並ぶことになる。

●ライオンズ戦無失点のエスピノーザ ベルーナでは初登板

そんな状況で対するオリックスバファローズ先発のエスピノーザの前に、ライオンズ打線は今シーズン2度の対戦で1点も獲れていない。打ったヒットは2試合でわずか6本、長打は中村剛也の二塁打が1本あるだけだ。

エスピノーザの側からすると、開幕からライオンズ戦15イニング連続無失点中となっている。

ただ、この2試合は、いずれも球場が京セラドーム大阪だった。パ・リーグファンの間では、よく知られていることだが、京セラでのエスピノーザは6試合に先発して5勝0敗、防御率0.91。39 2/3イニングを投げて、許したタイムリーヒットは1本だけと、まさに「無双」。

ところが、京セラ以外の球場では、2勝4敗、防御率3.43と、だいぶ様相が異なってくる。

エスピノーザが初めて体験するベルーナドーム。この時期ならではの気温や湿度、不慣れなマウンドに困惑してくれれば、もしかすると付け入る隙ができるかもしれない。

ライオンズは3年目の菅井信也が本拠地初先発。普通に考えれば、勝つ確率の低い一戦だ。菅井には「自分が連敗を止めなければ…」など、余計なことは考えず、自分のできることを精一杯やってもらいたい。

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