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MLB 記事まとめ

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2022年3月の記事一覧

菊池雄星さん「夢が人生を決める」|僕らの時代 Vol.8

自分らしい価値観をたいせつに、志をもって活躍している人とコラボレーションしていく「僕らの時代」。第8回目のゲストは、メジャーリーガーの菊池雄星さんです。 松下幸之助が未来を担う若者へのこしたメッセージに、今を生きる私たちはなんとこたえることができるでしょう。 野球というスポーツを通じ多くの人に夢を与えている菊池雄星さんは、どんな信念を胸に道をひらいてきたのでしょうか――。 ★★★ 「夢が人生を決める」 これが恩師である花巻東高校の佐々木洋監督と最初に会った時に言われた

【今週の米大学野球】ジョシュ・ハッチャーサイクルヒット2回達成/テネシー大全米1位浮上【6週目】

 こんにちは、あまなつ(@MattDavidson91)です。 2/18に開幕したアメリカ大学野球(NCAA1部)は、6週目が終了しました。  これからレギュラーシーズン終了まで、毎週水曜日or木曜日に、アメリカ大学野球の注目トピックを4-5つ紹介していきます。 1.ジョシュ・ハッチャーサイクルヒット2回達成  強豪のミシシッピ州立大で、1年生からレギュラーを務めており、今季から転校したジョシュ・ハッチャー(ケネソー州立大4年・OF/1B)。  昨年は、打率が2割を切る絶不

【PHI】 最近の動きのまとめとその傾向に対する雑感、あと開幕28人ロースター予想

「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」みたいな長いタイトルになってしまいました。 どうも、フィリーズ担当のペンです。 というわけで、今回はタイトルの通りの内容のnoteを書いていきます。 タイトルの中でも書いていますが、MLB機構と選手会はロックアウトによりスプリング・トレーニングや開幕が遅れたため選手の調整期間に時間がかかることを考慮し5/2までロースターの人数を26名から28名に拡大することに合意しています。 開幕から7シリーズ、23試合分で投手陣を2人増やせ

【MLBトレード】ランドール・グリチャックのCOL入り

 COLがTORからランドール・グリチャック(残り2年)と金銭9.7Mを獲得しました。見返りにライメル・タピア(残り2年)、エイドリアン・ピント(残り6年)。 〇ファーストインプレッション TORがエクステンションしながらも使いどころのなかったグリチャックを巧く処分できたと思います。残り契約2年分の年俸のうち、約半分を負担する形なので相応の痛みはありますが、その分プロスペクトのピントを獲得。COLは2年10MでCFもいけるレギュラーOFを獲得できたと考えると、悪くない便乗ト

エンゼルスのニュース 【Fletcher、Syndergaardの起用法などについて】(3/30)

エンゼルスの監督、Joe Maddonは明かした。David Fletcherは開幕戦、ショートで出場するだろうと。2021年は主にセカンドを守っていた。 Maddon監督は、Fletcherがメジャー1の守備を持つ二塁手であると思っている。ただ、ショートでもゴールドグラブ賞を受賞するに値する守備ができる。それにより、Matt Duffy と Tyler Wadeが2塁でプラトーン起用されることになりそうだ。 Maddon監督は、「Fletcher が開幕戦のショートだ。

Jamie Ritchieという選択肢

Pittsburgh Pirates(PIT)は 現地4/7にSTLの本拠地Busch Stadiumで開幕戦を戦います。開幕直前にはシーズン展望を投稿する予定ですが、今回は小ネタの様な記事です。 先日、通常26人のアクティブロスターが開幕から5/1まで28人に増える事が発表されました。ロックアウトの影響でSTが短縮された事を考慮した措置です。 これによって開幕ロスター入りの可能性が高まったのがJamie Ritchieです。彼は昨冬にマイナー選手として契約した、まだML

エンゼルスのニュース【ファーストの控えなどについて】

Rhett Bollinger さんのこちらの記事を大まかに翻訳したものです。 ファーストのJared Walsh は昨年キャリアで初めてオールスターに選ばれて、ブレイクのシーズンを過ごした。ただ、左投手相手には難があるので、エンゼルスは彼とプラトーン起用する右打者を探している。 Walshは昨年、右投手には393打席で、.333/.405/.589、19本塁打、68打点ととてもよく打った。しかし、左投手相手には192打席で.170/.208/.357、10本塁打、30打

【SF】主な投手陣の期待値

ロブ・ネソです。今回は投手陣の主な予想値(期待値)です。 野手陣とサンフランシスコ・ジャイアンツ(以降SF)の主な移籍情報は、前回の記事をご参照ください。 今回の記事の内容は ①主な投手陣の今年の活躍予想値(期待値) ②ケイレブ・バラガーとハンター・ハービーがDFA→クレームされ新天地へ です。 ①主戦力の今季予想値(期待値):投手編 ローガン・ウェブ:25歳 先発 〜開幕投手候補の1人。昨季は開幕後に故障で出遅れるも、復帰後は11勝3敗 ERA3.03 WHIP1.

【TEX】22年のスタンスを示す労使協定成立後の補強

労使協定が成立して2週間経ってからnoteを書き出すテキサス・レンジャーズ担当です。今回は労使協定後の補強を整理します。前回の記事で取り上げた大型補強と比較して小規模な動き、すなわち前年度102敗チームにふさわしい動きを見せたと思います。 投手の補強 先発 ・マーティン・ペレス(1年4M) ・マット・ムーア(マイナー契約) リリーフ ・ギャレット・リチャーズ(1年4.5M) ・グレッグ・ホランド(マイナー契約) ・ブランドン・ワークマン(マイナー契約) 今シーズンを安価で

3年後...2018MLBドラフトレビューCHC

凡例 ラウンド(全体指名順位) 名前(Name):ポジション:投打:身長/体重:出身校:契約金額(ボーナススロット) 簡易レポ 成績 コメント 1(24). ニコ・ホーナー(Nico Hoerner):SS:右投右打:6-1/200:Stanford:$2.724M($2.724M) コンタクトスキルに優れ、ラインドライブの打球を広角に飛ばすことができる。追い込まれてからも粘り強さを見せ、簡単にアウトにはならない。早いカウントから勝負を仕掛けるが、何でも打ちにいくわけではな

【CIN】Prospects Rankings (RP編)

皆さんこんにちは。CINな日常です。 長いプロスペクトランキングの企画もいよいよ最終回です。なんでこんな大変な記事に手を出したのか。。来年も担当続けられたら、もう少し省力化します。結構大変なんですよ!泣(前回記事は下記リンクから) Tierの考え方 Tier1: ASGクラス (WAR5.0-) Tier2: 上位レギュラークラス (WAR3.0-) Tier3: 下位レギュラークラス (WAR1.0-) Tier4: 代替可能クラス (WAR0.0-) Tier3: 

【MIA】マーリンズがJorge Solerを獲得

ロックアウト前まではチームの課題に対して的確な補強をしてきたマーリンズ。1月の記事でも書きましたが、課題であった捕手、強打の外野手、ユーティリティープレイヤーを獲得し、更にチームのエースであるSandy Alcantaraと契約延長等、コンテンダーに向けた準備を着々と進めてきました。 しかしいざロックアウトが明けてみると、数人の選手とマイナー契約はするものの、ほとんど動きがなし。 ロックアウト前の的確な動きは何だったんだ…他チームが着々補強をする中でそんなことを思い始めたとき

【今週の米大学野球】ジェイコブ・ウィルソン23打数18安打/ジェイク・ジェロフ全米1位12HR【5週目】

 こんにちは、あまなつ(@MattDavidson91)です。 2/18に開幕したアメリカ大学野球(NCAA1部)は、5週目が終了しました。  これからレギュラーシーズン終了まで、毎週月曜日から水曜日に、アメリカ大学野球の注目トピックを4-5つ紹介していきます。 1.ジェイコブ・ウィルソン23打数18安打  昨季1年生ながら、主に2番打者として打率.313をと好成績を残したジェイコブ・ウィルソン(グランドキャニオン大2年/SS)。 今季は開幕から中軸を任され、5週目はなんと

【PIT】Mitch Kellerを信じろ

ロックアウトが明けてから開幕までの準備が駆け足で進み、気付けば開幕まで約2週間に迫っています。 今回はPittsburgh Pirates(PIT)のキーマンの1人であり、今季が野球人生の分岐点となるMitch Kellerについて書きたいと思います。 Kellerは14年ドラフトで2巡目指名を受けると、18年にはMLB公式のランキングで全体16位に選出された元トッププロスペクト。 当時のスカウティングリポートには「悪くても堅実な3番手にはなれるだろうが、それ以上の存在