MLBトレード日記

主にMLBのトレードについて。TBファンなのでTBのことについても。 https://…

MLBトレード日記

主にMLBのトレードについて。TBファンなのでTBのことについても。 https://www.youtube.com/channel/UC37qElyHjngxOJQmdI4guVg

マガジン

  • 2023年MLBデッドラインレビュー

    2023年MLBデッドラインのレビュー記事になります。 ※ヘッダー画像はMLB公式 https://www.mlb.com/news/biggest-questions-after-2023-mlb-trade-deadline

  • 2022MLBデッドライントレード

    2023年MLBデッドライントレードに関する記事をまとめています。 ※画像はMLB公式

  • 2023MLBデッドラインプレビュー

    2023年MLBデッドラインのプレビュー記事になります。 ※ヘッダー画像はMLB公式

  • 2022MLBデッドラインレビュー

    2022年MLBデッドラインのレビュー記事になります。 ※ヘッダー画像はMLB公式

  • 2022MLBデッドライントレード

    2022年MLBデッドライントレードに関する記事をまとめています。 ※画像はMLB公式

最近の記事

速報性に拘らない

 トレードをはじめとしたトランザクション動画を作成する際、速報性を重視すると、結構重要な部分が落ちてしまうことがあります。SEAのグレゴリーサントス獲得動画なんかはまさに拾い物RPのパフォーマンスの継続性という個人的に重要と感じた論点を動画に盛り込めず、かなり残念でした。現状のサントスがまさに移籍1年目から開幕アウトが決定し、怪我の影響で実績面では2023年1年限りのところ、そのパフォーマンスがフロックではなく継続可能であると主張する方が厳しくなった気がしますしね。  その

    • 【MLB】サントストレード動画アップ後所感

       サントストレード動画アップ後に改めて考えたことを書きます。  まず本動画はこちら↓ 〇サントスは確変か否かという論点 グレゴリー・サントスはたしかに2023年に素晴らしい成績を残しましたが、1年前はSFからロスター整理のためにプロスペクトとも呼べない40人枠外の投手1人とのトレードでCWSに移籍した投手でした。分かりやすく言えば1年前のサントスは今回サントスとのトレードでCWSに移籍したベロアよりもトレードバリューは低かったと思います。必ずしも確変と決まったわけではあり

      • 【今更】新年の御挨拶

         どうもMLBトレード日記です。遅ればせながら新年明けましておめでとうございます。こちらのnoteを見る方の中にはyoutube動画を御覧になってくださる方や、チャンネルを登録してくださっている方々もいらっしゃるかと思います。改めて御礼申し上げるとともに今年も何卒宜しくお願い致します。  昨年からyoutubeがメインとなり、noteの更新頻度は低下してしまいました。今後、noteでは動画制作に係る雑談なんかを話せればなと思います。 ◯初めてよかったyoutube 何とな

        • 【MLB】グラスノウトレード動画アップ後所感

           グラスノウトレード動画アップ後に改めて考えたことを書きます。  まず本動画はこちら↓ 〇ふと過去のトレードを思い出した FAまで残り1年の投手との比較を過去に行い、今回の見返りは僥倖としましたが、TB史上でも一番好きなゾブリストもまたFAまで残り1年でトレードであったことを思い出し、確認してみました。8年前なので当時と相場も変わっていると思いますが、今回のペピオとデルーカというのはやはり破格な気がします。TBファン的にはこちらの方が分かりやすいかもしれません。 ゾブリ

        速報性に拘らない

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        • 2023年MLBデッドラインレビュー
          7本
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          8本
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          2本
        • 2022MLBデッドライントレード
          22本
        • 2021オフMLBトレードレビュー
          3本

        記事

          【MLB】ソト獲得のNYYはオーバーペイだったのか?

           ソトトレード動画アップ後に改めて考えたことを書きます。  まず本動画はこちら↓ 〇過去のトレードと比較したら普通では? 現地と比較して日本でやたらにNYYのオーバーペイが叫ばれているように見えますが、かなりバイアスがかかっているように見えます。  今回のトレードは2対5ですが、概ね以下のように分けて納得がいく程度のバリューだと思います。 ※厳密には違うと思いますが目安です。  以下、過去の同種のトレード(FAまで残り1年の選手1人によるトレード)と比較しますが、バリ

          【MLB】ソト獲得のNYYはオーバーペイだったのか?

          【MLB】グラスノウ見返り考察動画後日談

           最近は動画投稿が主になりましたが、アップした後に気付くことも少なくないので後日談的なものを載せたいと思います。  まず本動画はこちら↓ ○もうスライドは作らない オフシーズンにトランザクションが増えてきて動画投稿が追い付くか心配でした。基本的に夜に出たら現行自体はnoteと同じような形で1時間程度で終わるのですが、スライドに時間がかかり、さらに編集ソフト上でのテロップとか諸々に時間がかかっていました。  そんなわけでこのグラスノウの動画からスライド作りは無しにして、直

          【MLB】グラスノウ見返り考察動画後日談

          【MLB】スアレストレード動画後日談

           最近は動画投稿が主になりましたが、アップした後に気付くことも少なくないので後日談的なものを載せたいと思います。  まず本動画はこちら↓ ○トレード評価の表現を日和る 第一感として「マリナーズに何の得があるんだこれ?」というのがあり、ARIの一方的な勝ちトレードだというのが正直な感想でした。一方、MLBフロントのトップ同士の判断を踏まえると、完全否定するのもどうかと思い、評価の部分の物言いを検討していました。つまり、否定的な評価を下すに当たって、どの程度強い表現まで許容さ

          【MLB】スアレストレード動画後日談

          【MLB】山本と今永の成績予測の試み後日談

           最近は動画投稿が主になりましたが、アップした後に気付くことも少なくないので後日談的なものを載せたいと思います。  まず本動画はこちら↓ ○山口まで綺麗に直線に乗っていることに驚き 言いたいのはこれだけです。こちらの散布図は単純にMLB挑戦を起点として直近3年のNPBにおける1年当たりWARとMLB移籍後の3年間の1年当たりWARをプロットした図です。NPB3年間で40先発以上、MLB挑戦後はIL入り期間が3分の1未満という絞り込みを行いました。フォーク使いの千賀、岩隈を

          【MLB】山本と今永の成績予測の試み後日談

          2023トレードデッドライン補強成功ランキング

          ※画像はMLB公式 #野球が好き

          2023トレードデッドライン補強成功ランキング

          【2023TDLレビュー】STL久々の売り手ムーブはまあまあ

           STLは今回のトレードデッドラインで純粋な売り手の立場として動きました。21世紀になってからシーズン負け越しは2007年の1回のみで、その2007年も売り手ムーブはしていなかったので、デッドラインを売り手として迎えたのはいつ以来でしょうか。個人的に知らない時代かと思います。とりあえず、多くのプロスペクトを獲得したことは、将来に向けて悪くない動きでした。 〇STLの主要なトレード一覧※ Pro Rkはプロスペクトランキングの略。MLB公式のランキングを用いている。全は全体の

          【2023TDLレビュー】STL久々の売り手ムーブはまあまあ

          【2023TDLレビュー】LAA意外に暗くないかも?

           LAAは今回のトレードデッドラインで買い手に回りルーカス・ジオリトをはじめとして多くの選手を獲得しました。大谷がオフにFAになるということで売り手になるという予想もありましたが、勝負に出た形。基本的には無理筋ながら理解できないわけではない動きだと思います。 〇LAAの主要なトレード一覧※ Pro Rkはプロスペクトランキングの略。MLB公式のランキングを用いている。全は全体の順位。#は旧所属における順位。外は旧所属TOP30外 〇レビュー 獲得した選手のうち、6月に獲得

          【2023TDLレビュー】LAA意外に暗くないかも?

          【2023TDLレビュー】MIAプチコンテンド

           MIAは今回のトレードデッドラインでほどほどに補強し、今季のプレーオフ進出を狙いつつ、ファームシステムも守りました。今季プレーオフ進出に失敗しても問題ない程度の動きは中長期的に見て整合的です。デッドラインを終えて約二週間。状況の苦しさが逆にリスクヘッジの正しさを示しているとも言えるかもしれません。 〇MIAの主要なトレード一覧※ Pro Rkはプロスペクトランキングの略。MLB公式のランキングを用いている。全は全体の順位。#は旧所属における順位。外は旧所属TOP30外

          【2023TDLレビュー】MIAプチコンテンド

          【2023TDLレビュー】CWSファーム立て直しはできたが

           一昨年、昨年と厳し目ながらもコンテンダーとして動き無理をし過ぎた影響が強い印象に見えましたが、今夏のトレードで大分立て直しました。デッドライン直後には全体トップ100以内のクエロを含め、6人が傘下TOP20以内にランクイン。ディラン・シーズ、ルイス・ロバート、アンドリュー・ボーン、エロイ・ヒメネスの4人以外の選手についてはオファーを聞くという方針に基づき、レンタル選手を着々と売りました。 〇CWSの主要なトレード一覧※ Pro Rkはプロスペクトランキングの略。MLB公式

          【2023TDLレビュー】CWSファーム立て直しはできたが

          【2023TDLレビュー】TEX先の先を見据えて

           TEXは今回のトレードデッドラインでマックス・シャーザーをはじめ、投手の補強に重点を置きました。放出した見返りの質はほどほどでファームシステムもそれほど傷めずに弱点を埋められたのではないでしょうか。2年前にシーガーとセミエンを長期契約で獲得した際、個人的にはやや早いという印象を持ちました。しかし、チームのコアとなる選手への先行投資が実りつつあります。 〇TEXの主要なトレード一覧※ Pro Rkはプロスペクトランキングの略。MLB公式のランキングを用いている。全は全体の順

          【2023TDLレビュー】TEX先の先を見据えて

          【2023TDLレビュー】NYMの賢明な撤退

           NYMは今回のトレードデッドラインでシャーザー、バーランダーをはじめ多くの主力を放出。トレードの際に年俸の大半を負担することで見返りのプロスペクトの質を大幅に向上させるという手法でファームシステムを大きく改善しました。ペイロールの推移を見ると、2025年に向けて補強を勧めたいところです。 〇NYMの主要なトレード一覧※ Pro Rkはプロスペクトランキングの略。MLB公式のランキングを用いている。全は全体の順位。#は旧所属における順位。外は旧所属TOP30外 〇レビュー

          【2023TDLレビュー】NYMの賢明な撤退

          【MLBトレード】トミー・ファムのARI入り

           ARIがNYMからトミー・ファム(残り半年)と金銭を獲得しました。NYMはジェレミー・ロドリゲス(残り6年)を獲得。 〇ファーストインプレッション ARIはプレーオフ進出に向けて打線をテコ入れできました。NYMはレンタルでシーリングの高そうなプロスペクトを獲得。上手く立ち回った印象です。 〇ARIサイド 左打ちの外野手が揃う半面、ルルデス・グリエルの不調、カイル・ルイスに至ってはマイナー落ち状態ということで右の外野手補強は必須でした。ファムはキャリアを通じてハードヒット

          【MLBトレード】トミー・ファムのARI入り