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北海道日本ハムファイターズ 記事まとめ

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2021年3月の記事一覧

[北海道日本ハムファイターズ観戦日記 2021] 3/31 対西武2連戦

 開幕2カード目、本拠地開幕戦となった対西武2連戦は1敗1分で勝てず。これで通算成績は1勝3敗です。  昨日の1戦目は先発・河野の乱調がすべて。打線も再三のチャンスを生かせず、完敗でした。見せ場が全くない、ただただ無様な大敗。  しかしそれより酷いと思わせたのが今日の試合です。  先発の新人・伊藤は6回投げて102球、被安打4,与四球2、失点1、ソロ本塁打1本に抑える素晴らしいピッチング。コントールもマウンド度胸も申し分ない、さすがドラフト1位と思わせる出来でした。大卒

大海原へ漕ぎ出すー道産子ドラ1伊藤大海は。ファイターズの航路を導く、その考える力で。

2021 3/31 札幌ドーム F×L 1対1  全然関係ない話ですが、父の仕事の関係で鹿部町に住んでいたことがある。といっても、わたしはその前に転勤した稚内で高校3生だったので、そのまま寮生活になり、鹿部町には、夏休みや冬休みにしかいなかったんですが。それでもなんとなく、親しみがあるよね。鹿部町出身、伊藤大海投手。 リンクした記事にある「自分の課題を見つけてそこを解決して、次のステップに向かうサイクルができている」大渕スカウトの言葉や、ドラフト後に色々なインタビューに答

満塁の呪いが解けないのには、理由があるのだろうか? チャンスを活かせるチームになりたいファイターズは。

2021 3/27 楽天生命パーク宮城 E×F 5対0 今日は、お出かけをしていた。パルコの裏にあるタルト専門カフェ。娘の幼馴染が働いているお店。お友達とひとしきりおしゃべり。このあたりは学生時代からアルバイトと夜遊びで過ごした場所。30年以上たってもあんまり変わってないので、なんとなく若い時のような気持ちになる。気持ちだけ。 おされなタルト・アフタヌーンティ風。野菜やナッツがいっぱい入ってて、味もみんな違ってて美味しかった😀 その後、映画にいく。シアターキノ話題作『

[北海道日本ハムファイターズ観戦日記 2021] 3/26 開幕3連戦 対楽天

ついにプロ野球シーズンが開幕しました。まずは敵地での対楽天3連戦。  初戦は上沢が乱調、タマがことごとく高めに浮いて楽天打線に早々に掴まり、試合を作ることができず。こうなると打線もベテラン涌井のペースにはまってしまい、終盤に相手リリーフからエラーと併殺崩れ、押し出し四球で2点をとって完封を免れるのが精一杯。  2戦目は故障で抹消された田中将大に代わって先発した経験の浅い相手投手をなんとか攻略、その後も力の落ちる相手リリーフ相手に着実に加点、投げるほうでは先発加藤はそんなに

マー君のいない仙台で。ファイターズは今季初勝利。自分らで風を吹かせることができたのか。

トップの写真は、2016年の4月 宮城球場。寒かったずら… 2021 3/27 楽天生命パーク宮城 E×F 4対9 大エース田中将大の帰還。アメリカメジャーリーグ、ニューヨーク・ヤンキースとの再契約が成立せず、新型コロナの影響で生活面での心配もあり、マー君は、日本へ、仙台へ帰ってきた。 駒大苫小牧高校、史上初めて甲子園の優勝旗を北海道へ運んできた。3年連続決勝へ進んだ2006年、早稲田実業、斎藤佑樹との名勝負。再試合、投げ合いに湧き上がった夏の日。ついでのように北海道日

プロ野球開幕 ~背番号4番 谷口雄也選手が一軍にいない春~

明日、プロ野球が開幕する。新型コロナウイルスの脅威が未だに続くが、野球に関わる全ての人たちの努力により、開幕をする。ありがとうございます。私たちはまた最高に刺激的で最高に心が動く素敵な日々を過ごすことができます。 そんなめでたい日の前日。開幕一軍のメンバーが発表されました。 北海道日本ハムファイターズで私の応援している選手は4人います。このうち3人は怪我などしなければ一軍だと思っていた。今日の一軍のメンバーにしっかりと名前がありました。宮西尚生選手、清水優心選手、中島卓也

ルーキーバッテリー

ファイターズのルーキーである伊藤大海と古川裕大。 私が初めてその2人が組むのを「見た」のは2019年8月26日のU-18日本代表と大学日本代表の壮行試合だったらしい。 らしい、というのは2人の記憶が全くないからだ。でも確実に見ていた。 私が注目していたのはU-18日本代表。応援する星稜高校から選出されていた奥川恭伸と山瀬慎之助だ。 この日の試合で習志野高校吹奏楽部が奏でる星稜コンバット(この年、星稜高校と習志野高校にはちょっとしたトラブルがあった)に感動しながら、山瀬の打席

え?もうデビュー戦?

前回のnoteで、五十幡について以下のようなことを書いた。 まだ本格的な練習を再開したばかりで、試合に出られるのはもう少し先かもしれないけれど、期待のルーキーのデビュー戦を楽しみに待ちたい。 それから10日もしないうちに、デビュー戦である。 1番、センター、五十幡亮汰。 キャンプ2日目からトレーナー管理になり、オープン戦どころか練習試合に出ることもできなかった五十幡が、今日突然、スタメンでデビュー戦である。なんとなく代走などで途中出場して様子を見てからスタメンに入るので

今年も強いんだか弱いんだかわからないファイターズは。2021年のシーズンが始まる。#金子チヒロを優勝させたい会 始動します。

2021年が明け、あっという間に2月のキャンプも終わり、あっという間にオープン戦も終わってしまった…。ファイターズは、キャンプ中から天候に恵まれず紅白戦も練習試合も潰れまくり、オープン戦の試合数も少なく、実践不足でどうなるんかいー?と心配していたけれど。 開幕1週間前を迎え、なんとなく先発陣は、意外と整ってきたかもしれない。上沢、金子、池田、加藤、河野、伊藤大海…いいですねえ😀 試合が少なくて鎌ヶ谷と同時進行で選手がバラバラに出場しているのでなんとも言えませんが、後ろの宮

ファンカラ

【「ファンカラ」とは】 2021年チームスローガンでもある「01karat~イチカラ~」。私たちファンは選手達に「ファンから(ファンカラ)選手へ」メッセージを届けることで一緒に開幕戦に臨みます。ファンカラ(ファンの皆さまから)のメッセージを一つひとつの宝石に例え、一つひとつは小さくとも、集まれば大きな輝きとなり、選手を後押しします。(公式HPより) 2021シーズンのファイターズのスローガンは皆さんご存知「イチカラ」。その関連でファンから選手へメッセージを届けよう、という企

同郷の星、有原航平。筆者の人生において、彼はどのような存在なのか、少しだけ語らせてほしい。⑤

④はこちら 北海道日本ハムファイターズでなければ、この夢は実現しなかったかもしれない。 その後、早稲田大学からドラフト1位で北海道日本ハムファイターズへ入団し、素晴らしい6年間を過ごした後、彼は今、アリゾナでスプリングトレーニングに参加している。彼は今、メジャーリーガーになった。ここまで辿り着いたのは、間違いなく彼自身の努力の賜物であるが、昨今のプロ野球界を見ていると、本人の努力だけではどうにもならない部分があり、実際MLBに行きたくても行けないケースがあるのが現状だ。その

私の見たかった伊藤大海

こんなもんじゃない。 こんなもんじゃないはずだ。 私はそう思いながらマウンドに立つ伊藤大海を見つめていた。 3月7日札幌ドームルーキー伊藤大海のオープン戦初登板の日に初めて袖を通した背番号17のレプリカユニフォーム。試合前に札幌ドームのコンコースを歩いていたら、ちらほらと伊藤の背番号を背負った人を見かけた。 若い子たちの集団は、もしかしたら大学時代の友人たちだろうか。 上沢以外のローテーションが確定していない中で、即戦力と言われるルーキーに寄せられる期待は大きい。 過去のn

同郷の星、有原航平。筆者の人生において、彼はどのような存在だったかを少しだけ語らせてほしい。④

③はこちらから 課題も乗り越え、夢の舞台で躍動する世代最強右腕。 平成21年(2009年)秋、新チームで正真正銘、背番号1のエースとなった航平は、最上級生としてチームを牽引していた。その実力はとどまることを知らず、秋の広島県大会優勝、続く中国大会は準決勝で島根開星高校に破れたものの、中国地区3つ目の枠で春のセンバツ出場が決定し、遂に念願の甲子園の切符を自らの手で掴んだのであった。 自らの手でと書いておりますが、広陵にはもうひとり、同学年の上野健太という素晴らしい投手がいま

同郷の星、有原航平。筆者の人生において、彼はどのような存在だったかを少しだけ語らせてほしい。①

 令和2年(2020年)12月27日、北海道日本ハムファイターズからポスティングシステムを利用してメジャー挑戦を表明していた有原航平が、テキサス・レンジャーズと契約を締結した。彼にとって念願であり積年の夢が実現したこの日、筆者にとっても念願の夢が実現した記念すべき日になった。というのも、筆者は有原航平と同郷で、同じのクラブチームに所属した先輩であり、彼が幼い頃から数々の挑戦をずっと注目・応援してきた身であるのだ。とはいっても一緒にプレーした事はほぼないし、自慢するような関係性