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#海外文学のススメ 記事まとめ

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お題企画「#海外文学のススメ」に投稿された作品をまとめる公式マガジンです。
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2023年9月の記事一覧

妄想レベル98のハリネズミ〜児童文学への誘い〜

こんにちは、ぷるるです。 先日、散歩中におもしろいハリネズミと出会いました。 この本は201…

ぷるる
11か月前
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ビート文学の入口 「オン・ザ・ロード~路上」ジャック・ケルアック(改訂)

ケルアックは、バロウズやギンズバーグらとともに、1950~60年代アメリカの「ビート・ジェネレ…

福田尚弘
11か月前
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カフカ『変身』など

 近いうちに、村上春樹さんの長編小説『海辺のカフカ』の感想を投稿する予定なので、その前振…

海人
11か月前
87

オスカー・ワイルド『サロメ』界隈をあるく|西洋絵画も交えて

最近、フランス象徴主義つながりで、『サロメ』を再読(佐々木直次郎訳&平野啓一郎訳)したと…

ポール・ボウルズ『シェルタリング・スカイ』

ポール・ボウルズ『シェルタリング・スカイ』を読む。 調べると、2010年以来の再読。偏愛作品…

既視の海
11か月前
30

ポール・ボウルズ『雨は降るがままにせよ』

ポール・ボウルズ『雨は降るがままにせよ』を読む。 アメリカ・ニューヨークで銀行の預金係を…

既視の海
11か月前
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誰もが持つ、一人で抱えていく痛み

こんにちは、ぷるるです。 最近とんぼをよく見かけるようになりました。 夜、聞こえるのは虫の声。 吹き抜ける風にはもう、秋の気配が忍んでいます。 夏の終わりを感じて、ちょっと切なくなりますね。 ところで私は物心ついた頃から、この時期が一年で最も苦手です。 胸の一番柔らかい部分をぐっと掴んでくる痛みに、心がいっぱいになるから。 すべてが流れ過ぎ去ることに、打ちのめされてしまうから。 秋が深まりだせば、この気持ちも薄れていくのですけどね。 しばらくは一緒に、日々を過ごさねば

「誰が正しいのか」よりも知りたいのは——トーベ・ヤンソン『誠実な詐欺師』、日高敏…

拝啓 夏の忙しい日々が、ようやく終わりました。のびた髪を切り、傷んだ靴を新調し、ゆがんだ…

既視の海
1年前
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