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ビジネスパーソンにおすすめの、5つの記事テーマをご紹介します!

4月20日に、ビジネスパーソン向けに、noteを活用したコンテンツ発信の方法をお伝えする「ビジネスパーソンのためのnote勉強会」を開催しました!

この記事では、勉強会でお話しした、ビジネスパーソンのみなさんにおすすめの執筆テーマを、事例とともにご紹介します。
他のクリエイターの記事事例を参考にして、ぜひ、みなさん自分に当てはめて、内容を考えてみてください!

おすすめの記事テーマのご紹介

今回は5つのテーマを紹介します。

新社会人のかたや、若手のビジネスパーソンにもおすすめしやすいのは①や②のテーマです。経験を長く積んでかたいるや、発信に慣れてきたかたは③〜⑤のテーマにも挑戦してみてください。

①入社エントリ / 退職エントリ

「入社エントリ」とは、企業への「入社」に関する投稿のことです。同じように、「退職」に関しての投稿を「退職エントリ」といいます。

転職をされたかたはもちろん、新社会人のかたにもおすすめのテーマです。
こんな目的をもったひとは、書いてみてください。

30歳になった。Googleを辞めた。スタートアップのYOUTRUSTに転職した。|おがしょう👯‍♀️YOUTRUST広報さん
Googleを退社し、キャリアSNSを運営する株式会社YOUTRUSTの広報に異業種転職を果たしたおがしょうさんの記事です。この記事の大きな特徴は、構成の流れがきれいで読みやすいところ。まずはじめに、どこに転職をしたのかを明確にし、Googleへの入社理由と転職の経緯、そしてYOUTRUSTに入社を決めた理由を順番に書きつづっています。異業種転職を考えているひとの参考にもなりそうな記事です。


新卒でByteDanceに入社しました|Ryomaさん
2021年4月に新卒でTikTokを運営するByteDance株式会社に入社したRyomaさんの記事です。簡単な生い立ちにはじまり、入社に至るまでの考え方の変化の経緯を丁寧につづっています。Ryomaさんは幼いころから、どこにでもアクセスできる「ラジオ」のようなものに憧れをもっていたそう。その気持ちがさまざまな経験をへて「インターネットを活用したプロダクトを作る」ことに具体化していったプロセスは、就活生の参考にもなりそうです。新社会人のかたは、就活の振り返りを含めて入社エントリを書くことがおすすめです。


新潮社を退職して、一人の「編集者」になりました。|高橋裕介@編集者さん
新卒から13年間、株式会社新潮社で編集を行っていた高橋さんの退職エントリです。新潮社への感謝とともに、作家のエージェント企業「株式会社ストレートエッジ」に転職する経緯をつづっています。デジタル化や活字離れがすすむなかで、小説と小説家を守るために「編集者として何を提示すべきなのか」を考え抜いた過程と葛藤、大企業の肩書きを外して活動する不安と期待の混じり合いがありありと伝わってきます。退職エントリという枠組みを超えて、同業界で働く人々に対して、業界の未来を一緒に考えさせられるような記事でした。


全社新人賞に輝いた僕が、その後鳴かず飛ばずになってしまった理由。|せんがさん
新卒から3年弱働いた株式会社オプトを退職されたせんがさんの「退職エントリ」です。タイトルからもわかるように、この記事の特徴は、会社の中での自分の立ち居振る舞いに関する失敗を中心に、転職の経緯をつづっているところ。1年目は活躍できたけれども、2年目の目標設定を間違えてしまったというせんがさんの失敗は、若手社会人が共感したり、学びになったりする内容だと思いました。会社の中で働く自分に焦点をあてた退職エントリは、人間味があふれていて面白いですね。


②節目ごとの振り返り

4月の新年度や、1年が終わる12月など、節目ごとに仕事の振り返り記事を書いてみましょう。担当した業務の一覧や、どんな学びがあったか、次の目標などを、盛りこんでみてください。

こんな目的をもったかたにおすすめです。

2021年 Ubieでやったこと(採用,型化,オンボーディング,組織の色々)|sonopy@Ubie Discoveryさん
株式会社Ubieの事業開発専門組織「Ubie Discovery」でカルチャー開発を行うsonopyさんの2021年振り返り記事です。4半期ごとのテーマとサマリを書き出し、箇条書きでこだわった点ややりきれなかった点などを記しています。記事最後に「2019年、2020年も書くべきだった。Ubieの組織づくりの軌跡が記録できたはずだ」とあるように、振り返り記事は、自分の振り返りにとどまらず、会社の歴史をも残し、それをみた読者が企業のファンになる可能性もありそうです。


新卒1年目を終えての振り返りと2年目の目標|なぎさん
なぎさんの新卒1年目の振り返り記事は、1年目ならではの悩みがリアルに詰まっています。希望通りではなかった配属部署で切磋琢磨する姿や、素直な思いは多くの1年目社員が共感できそうです。「モチベーショングラフ」や最後に記された目標は、なぎさんの素直な気持ちが表れています。モヤモヤを消化するために書いたそうですが、「励まされた」などのコメントが読者から届いたことで誰かの救いにもなっているのだなと感じたと、他の記事でつづっていました。


③関わったプロジェクトへの思い

商品やサービスのリリースへの道のりや、大変だった点、こだわりなどを執筆してみてください。

「思い」を伝えることで、読者にサービスや商品のファンになってもらえたり、実際の売り上げにつながったりする可能性があります。終了したものだけでなく、進行中のプロジェクトについて語り、興味を持ってもらうのもおすすめです。

こんな目的をもったかたにおすすめです。

僕が「NOT A HOTEL」を始めた本当の理由|Shinji Hamauzuさん
NOT A HOTEL株式会社を経営する濱渦さんが、サービスをリリースした際に公開した記事です。濱渦さんが、なぜ住宅のD2Cサービスである「NOT A HOTEL」を作ったのか、どんな価値を提供したいのかがよくわかります。この記事では、価値提供や商品の魅力を語るに止まらず、資産価値や経済面として購入者にどんなメリットがあるのかも掘り下げて説明しています。この点が、読者の読みごたえにつながり、サービスの認知拡大にもつながったのではないかと思います。


プラスクラスの評価制度を作りましたの記録(前編)|じんじのとださん
Webコンサルティング企業の株式会社プラスクラスで人事を担当するとださんが、「評価制度」を組織内でつくった記録記事です。スタートアップ企業において、どのように評価制度をつくりあげ、何を重要視すべきかなどがつづられています。自分自身の振り返り、会社の歴史の保存、これから評価制度を作る人の参考など、様々な用途として参考にできそうな記事です。


④業務で得たビジネスの知見

長くキャリアを積まれてきたひとや、技術的なノウハウを持っているひとは、自分の職種や業種にかかわる知見を発信してみましょう。

例えば、「営業のコツ」や「マネジメントで意識した方がいいこと」、プログラミングやデザインの技術的な知見などです。

こんな目的をもったかたにおすすめです。

【1時間で分かる】P&G流マーケティングの教科書|石井賢介(Marketing Demo代表取締役) さん
ブランドマーケティングに強いP&Gジャパン合同会社を退職した石井さんが、P&Gで体得したマーケティングの思考法をまとめた記事です。「マーケティングの世界には教科書みたいなものがないのかな」と悩み苦しんでいた自分にあてた記事だそう。「マーケティング」の考え方全体をテーマにしているので、どんな職種の人にもためになる内容になっています。記事の最後に石井さんがP&Gを退職した今のミッションと、「無料相談」や「研修」などの問い合わせ募集を最後につづっています。投稿の後日談として、多くのスタートアップ企業経営者から経営相談の連絡がきたとnoteやTwitterに書かれていました。


コンサルティング会社完全サバイバルマニュアル(アナリスト編)|uudaiyさん
コンサルティング企業で新卒から13年働いていたuudaiyさんが、自分の後輩に向けてつづった「コンサルティング会社でのサバイバルマニュアル」です。この記事は、ドラマ性が記事内に織り込まれているところが魅力的です。コンサルの考え方や活躍するためのヒントにとどまらず、同僚とのやりとりや登場人物の人間性が面白く、小説を読んでいるような気分になります。このように、仕事の「ノウハウ」にストーリーを盛り込むことで、よりオリジナリティが溢れる内容になります。


⑤自分の業界に関するニュースについて

最後に、自分の業界に関するニュースについて発信してみましょう。

例えば就活や決算発表など、最新のニュースやトピックに関して業界から感じることや、業界ニュースに関する所感をまとめてみることがおすすめです。

こんな目的をもったかたにおすすめです。

ファーストキャリア重視に変わる就活動向。優秀な若手人材の確保は重要な経営課題に。|石田裕子(サイバーエージェント専務執行役員)さん
株式会社サイバーエージェントの専務執行役員である石田さんは、世の中で話題のトピックについてまとめながら、自分の考えを語っています。この記事は「学生の就職活動」について。コロナでオンラインに移行した就職活動のようすをまとめています。採用に関わる人や経営者なら知っておきたい就活事情と、そのために会社が求められていることを考えて書くことは、自分の視野が広がると同時に、読んだ人の仕事上のヒントになり、他の仕事につながる可能性もありそうです。


【マンガ業界Newsまとめ】2021年のマンガ売上の6割はデジタル、ピッコマの勢い止まらず。など |2/27-041|菊池健さん
マンガ事業を手がける株式会社コミチ執行役員の菊池さんは、1週間ごとにマンガ業界で起きたニュースをまとめて発信しています。ニュースの概要と、それに関するご自身の所感をまとめていて、記事にもあるようにマンガ業界の多くの方に読まれているそうです。読者から連絡が来るなど人脈を広げる一手となったとTwitterで発信していました。自分の業界についてまとめることは、視野も広がり、業界内のつながりにもつながるので、おすすめです。


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