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PM 記事まとめ

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PM(プロダクトマネジャー、プロジェクトマネジャー)の記事をピックアップする公式マガジンです。#PM、#PdM、#プロジェクトマネジャー、#プロダクトマネジャーのハッシュタグをつ…
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2022年8月の記事一覧

PMFまでたくさんの失敗を許容できる、プロダクトマネジメントの考え方。

こんにちは。プロダクトマネージャー の武政です。 こちらは8/30の開発PM研究会で「PMFにむけて"進歩的な失敗"をたくさん許容できる土台を作ろう。」というテーマで登壇しました。 ターゲットは新規事業の立ち上げやスタートアップの1人目PMになることを考えている方、1人目PMの採用や受け入れを考えてる方などです。 今回の登壇テーマスタートアップの1人目PMが入社後、はじめの90日の取り組みをご紹介。 当スライドのコアメッセージスタートアップのBtoB事業。0→1段階はど

月間800件のユーザーフィードバックから学習したら評価4.83になったアプリの話

新規事業開発室の本澤(ほんざわ)です。 2022年8月19日に推し活アプリ「Oshibana」に関する数字(2022年7月末時点)を公開しました。現時点でPM/事業開発として大切にしていることについて紹介します。 🌸「Oshibana」とは? 「Oshibana」は、推し活を通して「今日も生きてて幸せ」な状態をサポートするアプリです。推す側の立場から「推し」や「推し活」について考え、ユーザーと一緒にサービス開発を行っています。 🍎App Storeでのレビュー数が5,

PMとして大切にしていること

こんにちは(こんばんは)、 Uniposでプロダクトオーナー・マネージャーを務めているワトソンです。 今回こんな素敵な企画があると言うことで、このビッグウェーブに絶対乗ろうと決意していたのですが、8月末まで自分を追い込みやっと重い腰を上げました。 企画自体はとても素敵で「絶対書くぞ!」と思って行動に移せたことと、 他のPMの方の投稿がとても後押しになりました。 みなさん、ありがとうございます。 カバー写真は、仲間感のあるモルモットたちの写真です 「大切にしていること」

営業効率化アプリで学んだプロダクト改善の進め方を、UXディレクターがまとめてみた

田中です。「バイトル」のディップ株式会社で、商品企画メンバーとして社内プロダクトや業務フローの改善を行なっています。 このnoteで扱うプロダクトの属性は「iOS&Webアプリ、業務効率化系、アジャイル開発」となっています。 (ただし、toCや有形プロダクトであっても共通して読めるであろう構成です) ディップのディレクターがどんな風に企画改善を行っているのかを、この上半期に学んだことをアウトプットする目的でまとめました。 このnoteを読むと、こんなことがわかります👇

経験の浅いPMが最初にぶつかる5つの壁

みなさんこんにちは。クライス&カンパニーの松永です。 以前、田中が書いた「未経験からPMになるには?」というnoteと、同様のテーマのPodcastがいずれも比較的好評でした。 人気にあやかって、その”続き”ともいえる内容を書いてみたいと思います。 未経験からPMになる人が増えている 様々な努力をして、念願のPMになれたとしても、もちろんそれがゴールではありません。PMとして活躍していくために、実際に業務に臨んで初めて分かる難しさ、ぶち当たる壁のようなものがあると聞き

「プロダクトは品質さえよければ売れる」と考える人に、他の可能性に気づいてもらう話

「私はプロダクトの品質さえよければ売れると思ってるんです。だからマーケティングとか、そういった予算は絞って、プロダクトの品質にもっと使うべきだと思うんです」 「なるほど…。衝突ですが『激落ちくん』をご存じですか?」 「はいはい、スポンジですよね。うちでも使ってますよ」 お店に並ぶ、激落ちくん「あれはメラミンスポンジというものなのですが、なぜ他社のメラミンスポンジではなく、激落ちくんを使われているんですか?」 「…というと?」 「メラミンスポンジは100円ショップでも

解約される理由を深ぼって「継続率92%」累計1,000万食の「PETOKOTO FOODS」が語る、継続されるサブスクをつくるコツ。再開率が2〜3倍に伸びた施策

フレッシュドッグフードのD2C「PETOKOTO FOODS」を取材しました。 「PETOKOTO FOODS」について教えてください。大久保: 愛犬のための国産食材を使用した「フレッシュドッグフード」です。2020年に販売をスタートしたブランドです。 2020年にリリースして、販売食数としては累計1,000万食を突破していて、ARRでは5億円を超えています。(前年同月比でARRは8倍に) 特徴としては、初回からの定期購入モデルにもかかわらず「継続率が92%」と継続率が

Google Mapsがレビュー数を伸ばすための取り組みとサービスデザイン考察記事

先日、グーグルが飲食店検索で初のトップにという記事を見かけて、Google Mapsがどうやってレビュー情報を集めてきたのか、過去に書いた考察記事を公開しました。 UXリサーチ目的で、普段からデザインアップデート記録を残しているんだけど、Google Mapsのレビュー機能は2016年から頻度高く使ってきたので、実体験とコンテンツを増やしてきたのか考察をまとめた内容です。 Google Mapsのレビューを始めたキッカケ最初にレビューを投稿したのは2016年で、旅行前にG

ドメインエキスパートPMとは何者か?(マネーフォワードに聞いてみた)

はじめにはじめまして。クライスPMチームの、菱沼です。今年の3月までマネーフォワード社の人事マネージャーを経験した後、クライス&カンパニーに11年ぶりにカムバック・サーモンしました(所謂、出戻り転職になります)。 これまで弊社PMチームでは様々な角度からPMのキャリアや醍醐味についてnoteを発信してきましたが、今回はにわかに採用ニーズとして広がりつつある「ドメインエキスパート」というPM職の一つにスポットを当ててみたいと思います。 初めて聞いた方も多いかもしれませんが、

多様なコンテンツをとどける、レコメンドベースのnoteのホームタイムラインをつくる

本記事では、note社内において、レコメンドとパーソナライズをベースにした新しいホームタイムラインのMVP(Minimal Viable Productの意、開発コードネームはHorizon)を開発した経緯や思想とその推移を、エンジニアの観点から書いている。PdM的な観点から書いた以下の記事も参照いただけると幸いである。 想定する読者としては、以下のような読者を想定している。 情報推薦や検索、データマイニング、機械学習の活用に興味があるエンジニア ちょっと賢い機能をコア

英国大手チャレンジャーバンク Monzoのグロースについて(創業者/ex-CEOのブログ翻訳)

イギリスのチャレンジャーバンクの代表格、Monzoの創業者で元CEOのTom Blomfieldが退任後に初期にどのようにグロースさせたのかについてブログエントリーを書いていたので、主要なポイントを翻訳して要約してみました。 主に創業(2015年)から2018年までの話(銀行業を取る手前)までの内容になります。 Monzoについて2015年に創業したイギリスの新しい銀行モデル「チャレンジャーバンク」のパイオニア。モバイルアプリとプリペイドデビットカードを発行しており、コーラ

PM(PdM兼PMM)として意識している「事業上の"資産"を生み出す」こと

これは何?株式会社LayerXで、バクラク申請とバクラク経費精算のPM(PdM兼PMM)をしているnumashiといいます。 最近meetyでカジュアルに会話させていただく方々から、LayerXのPMって何しているの?とよく聞かれます。 せっかくなので、実務も含めてよく聞かれることをまとめてみようと思います。なお、後述する実務部分の記載は、あくまで私(N=1)の話です。 PM(Tech PdM/PdM/PMM)と事業開発私自身の話をする前に、2022年8月に読んだPMの役割

B2Cプロダクトローンチ後のやるべき集客チェックリスト30

 B2Cの個人開発やアプリ起業でMVPを作った後、世間にプロダクトをローンチしますが、「集客や認知度を上げるために何をやればいいかわからない」という悩み事があります。  特にエンジニアやマーケティング経験の薄いBiz系の人間だとプロダクトの性質に合わせたマーケティングへの勘所はあんまりないかなと思います。  私も直近で、ビジネススキルの独学ができるDactyというサービスをローンチしましたが、自分が開発もやっていることもあり、あまりマーケティングができていませんでしたので、

データには現れない使い勝手の負荷を解消する

こんにちは。TimeTree, Inc.でプロダクトマネージャーをやっている吉本です。 使い勝手は細部に宿ると言いますが、その使い勝手の悪さはどう見つけるのでしょうか。使い勝手と聞くとどこか感覚的なことでもあり、データやアンケートからはなかなかそういうものは綺麗な形で現れてきません。 今回、その使い勝手についてそれを発見した経緯や改善までのプロセスを紹介しようと思います。 現在、TimeTree社ではTocalyという日程調整サービスを展開しておりその中での改善例を具体