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#映画 #ドラマ 記事まとめ

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2020年2月の記事一覧

「パラサイト 半地下の家族」アカデミー賞4冠 ポン・ジュノ監督を小川キャスターが取材しました!!

去年5月、カンヌ映画祭で 最高賞のパルムドールを受賞。 そして、今月、アカデミー賞で 作品賞を受賞するなど、 4冠に輝いた韓国映画 「パラサイト 半地下の家族」の ポン・ジュノ監督。 きのう、緊急来日した監督に お話を伺いました。 奇想天外な物語に隠された 監督の強い思いとは・・・。 ***2020年2月24日(月)放送*** ●小川キャスター 「NEWS23の小川彩佳と申します。 今日は、よろしくお願いします。」 ●ポン・ジュノ監督 「よろしくお願いします。」 韓国映画

スピーチ、エミネム、パラサイト‼︎胸熱すぎたアカデミー授賞式2020を総ざらい

昨日は興奮した。予想はほとんど当たらなかったけれど(苦笑)。以下、備忘録も含め、受賞作品についてではなく授賞式について超私的な総括を。※ヘッダーはシネマトゥデイより。 とどのつまりパラサイト・ナイト!『1912』との一騎打ちと予想したものの、『パラサイト』に大きく傾いた。ハリウッドの資金が投入されない韓国映画が作品賞をとるだなんて! 授賞式の演出もリズムがあって、スピーチ時間もたっぷり。パフォーマンスもまったりせずに、例年の数倍本当に楽しめた。どこかおカタいイメージがあった

明智光秀は自分と重ね合わせる余地が大きくてハマりやすい説

「麒麟がくる」面白いですねえ。久しぶりに大河を毎週楽しみにしてます。 歴史には詳しくないんですが、明智光秀って明確に突出した才覚はないイメージがあります。信長や道三や信玄のように戦に秀でているわけでもなく、秀吉のように人たらしでのし上がっていけるわけでもなく、家康のように長期目線に立った戦略家でもない。 実直で、粛々と、着実に実行する遂行家というイメージ。 だからこそ、胸を打つものがある。 みんな特別じゃないわけです。ただ目の前にある仕事を片付けながら、どうにかこうに

ケン・ローチと小島秀夫から教えてもらったラストワンマイルの分断と連帯。

前回のエントリーに続いて、少し年末年始に見た映画の話を続けたいと思います。 ここ1〜2年に生まれ、話題になっている傑作が、どれも社会の分断にフォーカスを当てて何かを掬い取ろうとしているという共通点に関して深く考えざるを得ないと思っている。 そんな中、この分断を連帯に変える”つなぐ”という行為について、とある作品を見て考えされられた。これが「分断から連帯へ」という社会課題に対してMOTIONGALLERYが取り組むことが出来るのではと考えるに至った出会いであった。 次回の

映画『37 Seconds』は観た方がいい

今日から、映画『37 Seconds』の上映が始まりましたね。私は昨年中に試写会で拝見させて頂きました。 HIKARI監督と初めて会ったのは、4〜5年前頃だったかと思います。私がテレビ番組『しまじろうのわお!』で一緒にやっているプロデューサーの藤原さんとHIKARI監督がお知り合いで、藤原さんがHIKARI監督を連れて、飲み会に合流した感じだったかと思います。HIKARI監督も私と同じ様に短編をたくさん撮っていて、アメリカのかなり大きな映画祭で賞を獲ってたりしましたので、お

アニメ『鬼滅の刃』(シーズン1)を見てその魅力を自分なりに分析して見た。

アニメのシーズン1を見ただけで書くのはおこがましいが、とても感動したのでメモがわりに今思いつくところを書かせてもらいます。(アニメからの印象ですが、原作にはかなり忠実だと思うので、そこはあまり意識せず書かせてもらいます) ■主人公のキャラクター ・物語の構造としては完全に「主体+客体の目的」。主人公が鬼になってしまった妹を救いたいという目的を達成できるか。その思いが切実だから応援したくなる。 ・長所「鼻が利く」「努力家」「謙虚」「優しい」 ・短所「(しいていえば)妹のこ