掌編 月魚の夢/うさぎ餅 高北謙一郎
こんばんは。週に一度の掌編投稿です。先日の満月が、平成最後の満月だったそうですね。偶然、明け方ちかくの空で眺めた月はとてもキレイでした。
そんなわけで、今回は月にまつわる物語。しかも2本立て。ここに投稿している作品は以前の朗読イベントのために書かれた作品ですが、その時は能と狂言のような関係性を持つ2作品を並べてみよう、というコンセプトで書いたものです。【月魚の夢】はいま読み返しても「なんという難解な作品を」と思ってしまいましたが、ある意味では最も自分らしい作品ともいえます。