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今日のまーし #13 たまご

先日、仲間がお好み焼きを食べたいと言い、コンロで作っていました。
ボクはそばで自分が作った夕食をほおばりながら見ていました
みんな知ってるかもしれないけど、お好み焼きにはネタつなぎのために卵を使います。
今日はこの卵についての話。

その仲間が卵を割った瞬間、なにやら黒い汁のようなものが出てきたのだ。
誰もが一瞬にして腐った卵だとわかった。
場はどよめいて、ボクは大爆笑した。


中学校の理科の教科書で、硫黄は「卵の腐ったにおい」って勉強したことをその時思い出した。
興味のないその理科の授業を聞いては、「卵の腐った臭いなんかにおったこともないし、これからもにおうこともないやろ」って心の中でツッコミを入れてたので、なぜかしっかり覚えていたのだろう。
まさか海外で知るとはね。
確かに腐った卵は硫黄の臭いだった。


日本では問題になりそうな話題だが、ここではまれにあることだ。
買い物をしても、安全性の保証などはない。
もちろん大概のものは安全であるが、安全性にもたれきったころに、ハズレクジを引いてしまうのだ。
「忘れたころにやってくる」というやつだ。
だがもうそんなことも慣れてしまえばなんてことはない。


前にも話はしたが、ジュースやガムを選ぶときだって同じようなことだと思う。
何がおいしくて、何がおいしくないかは食べてみないとわからない。


そういう場面に遭遇すると、何かを選択する時、どういう状況でも「やめておこう派」と「やってみよう派」という選択をに強いられる。
知っている人は知っているが、ボクは見た目どおり「やめておこう派」だった。
しかし、どういうわけかいつの間にかコロンビアという国は、ボクを「やってみよう派」に変えてしまった。


このnoteをはじめたのだってそうだ。
あまり深い理由らしい理由はない。
強いていうなら尊敬する「わたがし抄」さんが信仰の話を文章という力でかっこよく書いていたからだ。
信仰という分野では、文章力というか、ボキャブラリーに魅了された部分が大きい。


ボクにはそこまでの信仰力みたいものはない。
お金もない。
きっと救われないだろう。(笑) 

文章力もないし、タイピングもはやくはない。
でも楽しいし、始めてみて良かったと思う。

何かを始めた時、目の前は新しいことばかりだ。

めんどくさいこともあるし、大変なこともあるけど、楽しいことも少なくはないんだぜ。


腐った卵の登場は、文字通り「最低」だったが、ネタとしては「最高」だった。

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