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おにくを考える(第1弾) 平滑筋のはなし

“筋肉”と聞くと、想像しやすいのはᕦ(ò_óˇ)ᕤの、ᕦとᕤだと思います。

が、もう少しマジメに掘り下げます。

まず筋肉は細胞の並び方により3種類に分けられます。
骨格筋:ᕦ(ò_óˇ)ᕤのなかの、ᕦとᕤなど
平滑筋:内臓や血管にある
心筋:心臓にある

①は、ᕦ(ò_óˇ)ᕤの通り、体を思い通り動かすための筋肉です。

③も文字通りです。
noteのネタが尽きた頃に、もしかしたら心筋梗塞のこととか書きたくなるかもしれませんが、その時が来たら解説します。

問題?は②の平滑筋です。
消化管(口〜腸)・生殖器の動き血管の収縮・拡張を担う筋肉の構造がコレです。
平滑筋は、意識の有無に問わず身体状況に応じて機能します。つまり、意識的にコントロールできない筋肉なんです。
で、平滑筋の動きをコントロールするのは自律神経(交感神経と副交感神経)です。自律神経は、個人の心理的なストレスの影響をうける…というのは、どこかで見聞きしたことはあると思います。
「緊張でお腹がゴロゴロして痛い〜」は、ストレスから自律神経の影響を受けた平滑筋の運動に由来する場合もあるので、「ストレスで体調が悪い」は、平滑筋に何かが起きている場合も多くあります。

さらに自律神経は、接続する臓器の状態を脊髄や脳にフィードバックし、次の指示を待つ機能もあります。
つまり、自律神経が内臓機能の影響を与え、内臓機能が自律神経に影響を与える…という関係になります。

精神的ストレス・不規則な生活リズムを強いられる音楽家の身体を考えるにあたり、平滑筋のことは基礎知識として必要……ということで、初回のお肉のテーマに挙げてみました。

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