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書類選考・面接に落ち続け、自暴自棄に【フリーターになったきっかけ その③】(フリーター編#3)

こんにちは。実質多浪の社会人ロクです。

多浪受験前のフリーター時代のエピソードです。

前回の話はこちら。


就職先を探し始める

夢中になったテレビゲームを売却し、すっきりしたところで、私は就職先を探し始めました。

会社で働く。と言っても高校卒業をしたばかり。社会のことは何も分かりません。

どんな仕事があって、どのように応募するのか、どうやって就職活動するのかも分かりません。

「どんな仕事がしたいのか?」
「自分にはどんな仕事が向いているのか?」

自問自答しながら、PCをインターネットに繋げ、仕事を探すことにしました。

自分の好きなことを仕事にしたい

当時自分が好きだったこと。
やはりゲームでした。

「ゲームの仕事をしよう!」

今考えれば、あまりに短絡的で浅はかな発想です。

スキルも社会人経験もない自覚もなく、
ただ行動を起こすことにしました。

ゲーム会社への応募を繰り返す

インターネットで求人を見つけ、履歴書を書き、かたっぱしから郵送しました。

今考えれば、全く中身のない、あまりに稚拙な履歴書でした。

しかし当時の私は、根拠のない自信を持っていました。ゲーム会社で働く自分をイメージすらしていました。

なぜ自信を持っていたのか。それには理由がありました。

高校時代、テレビゲーム以外に打ち込んでいたことがありました。
それは自分のPCでオリジナルRPGを作ることでした。

といっても、プログラムの知識やスキルがあるわけではありません。

簡単にRPGを作れるソフトウェアを使い、オリジナルRPGを作っていました。

半年間かけた大作でした。
コンテストに応募したところ、賞を受賞したことがあり、学生時代唯一の成功体験でした。

このようなとても小さな成功体験が、根拠のない自信となり、行動の源となりました。

選考落ち…の連絡すら来ない日々

それまで十数社応募したでしょうか。
1週間経っても、2週間経っても、ゲーム会社から連絡は来ません。

書類選考以前の話だったのでしょう。
1ヵ月経って、ようやく選考落ちしたことに気づきました。それからすっかり自信を失ってしまいました。

イラストはイメージです。

当時の私は18歳。精神年齢の幼さもあり、選考落ちした結果にも納得がいっていませんでした。

「なんか分からないけど、自分ってすごいんじゃないか?」
「すごい能力を持っているんじゃないか?」
「俺は本気出せばすごい!」

遅く到来した、いわゆる中2病だったと思います…。

現実を知り、前を向き始める

その後、私は自暴自棄に近い状態になっていました。

「もう人生終わりだ!」

本気でそう思っていました。あまりに極端で、気持ちの揺れが激しい18歳です。

夢中になっていたゲームも売却し、やることもありません。

何もしていないと、暇で頭がおかしくなりそうでした。

高校生の時、私はスーパーや清掃のアルバイトをしたことがありました。

そこで、馴染みのあった清掃会社に連絡し、アルバイトをすることにしました。

清掃会社でのアルバイトをきっかけに、約3年と半年間、フリーター生活を続けることになります。

続く。

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