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6年の遅れを背負った就活、40社応募もほぼ全滅。始まった試練(多浪の就職活動編#7)

こんにちは。実質多浪の社会人ロクです。

実質6浪で大学に入学。大学三年生になり、6年遅れの26歳で新卒での就職活動をスタートしました。

10月になり、就活サイトで企業への本エントリー受付が開始。IT企業一択40社以上にエントリーシートを提出しました。期待して合否を待ちました。

前回の話はこちら。


書類・適性検査の結果を待つ

多浪というハンデを少しでも克服するため、就活に対する情熱や覚悟、意気込みは、周りの学生より強いという自信がありました。

夏にはIT企業の1dayインターン7~8社参加。就職支援団体主催の就活セミナーに受講料を支払い2ヵ月間受講しました。

先行してインターンに参加したことと、就活セミナーを受講したこともあり、IT業界の業界・企業研究や自己PRも事前に練り上げていました。

実質4浪~6浪にかけ、2年半近く受験勉強に費やし、人より多く受験勉強をしてきた経験もあって、基礎学力を測る企業の「適性検査・筆記試験」にもたしかな手ごたえがありました。

大学3年生の11月までには40社以上のIT企業にエントリーシートを提出していました。

当時私は「エントリー数が多くて、面接日程が詰まってしまうのでは…」と心配するほど自信を持っていました。

しかし翌月、この愚かで甘い期待は見事に打ち砕かれます。

エントリーシートの結果

これまでエントリーしたIT企業の合否が続々と出てきました。

40社以上応募をしていましたが…


そのほとんどが書類選考で不合格でした…。

企業からのメールはことごとく

「今後のご健勝とご活躍をお祈り申し上げます」…で文末を締めくくる不採用通知、
いわゆる「就活のお祈りメール」でした。

エントリーシートの志望動機、自己PRには自信を持っていました。

2ヶ月間の就活セミナーで作り上げた自己PRは、添削を重ねて作り込み、知人や友人にも見てもらいフィードバックをもらっていました。

適性検査や筆記試験にも自信がありました。

この時点では自分がなぜ選考が通らなかったのか全く分からず…

就活とは落ちて当たり前なものなのだろう。

40社応募してもほとんど落ちるのだろう。

…と自分に言い聞かせ、

現実から目を背けようとした次の日、
大学の友人との会話をきっかけに現実を知ることになります。

立ちはだかった現実

これまで応募した企業のほとんどが書類選考落ちとなり落胆していた時、
大学の友人と就活の近況を話し合う機会がありました。

当時はリーマンショック後の就職難の時代。

「友人も同じように苦戦してるのだろう。」
…そう思い込んでいましたが、予想外の言葉が返ってきた。

5~6社出したエントリーシートは全て通過。
さっそく面接を控えているとのことでした。

別の友人に聞いても同じ状況でした。

むしろこの時点で、書類選考で落ちた友人を探す方が難しいくらいでした。

その時、書類選考でほとんど落ちたのは私だけだと気づきました。

多浪で大学に入学した際、

「6年遅れが不利になるのではないか」

「新卒で就職活動はできないんじゃないか。就職できないんじゃないか。」

そんな拭いきれない不安がありました。

書類選考に落ちた理由ははっきり分かりませんが、「年齢の壁」が原因なのではないかと感じました。

1社に望みをかける

ほとんどが書類選考不合格となり、「このままでは就職できない」…と急激な不安に苛まれました。

多浪の就活は厳しくなる覚悟はしていました。
しかし、いざ現実に直面してみると心が折れそうになります。

絶望に打ちひしがれていた時、これまで応募した40社中の1社から書類選考通過の案内メールが届きました。

通信・金融系のユーザー系SIerでした。

厳しい状況の中で希望の光が差し込みました。

私はこの1社に就職の望みをかけますが、淡い期待は打ち砕かれることになります。

続く。

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