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多浪の就活戦線—ITインターンで始めた第一歩(多浪の就職活動編#3)

こんにちは。実質多浪の社会人ロクです。

実質6浪で大学に入学。大学3年生になりました。当時26歳。
人より6年遅れた就職活動です。

インターネット上の掲示板で見つけた「IT業界は年増に優しい」という書き込みに希望の光を感じ、IT業界一択に絞り就職活動を開始します。

前回の話はこちら。

夏の1dayインターンにエントリー

大学3年生の夏休み前に就職サイトに登録。夏の1dayインターンにひたすらエントリーをしました。

私は周りと比べ、大学入学も就職活動も6年も遅れていました。そのギャップを少しでも埋めるため…周囲よりも早く動く必要がありました。

夏休み期間中に企業の仕事を疑似体験できるインターンシップ。

一日だけ体験できる1dayインターンシップから1~2ヵ月参加できるインターンシップまで、様々な業界・様々な企業のインターンシップの募集がありました。

後者の1~2ヵ月間開催のインターンは、参加のための選考があったため、ハードルが高く感じました。

私はこのタイプのインターンへのエントリーを躊躇してしまい…
結果的に1dayインターンシップのみエントリーをしました。

IT業界のインターンに参加

IT企業が募集している1dayインターンシップにひたすらエントリーし、
私の夏のスケジュールのほとんどがこのインターンで埋まりました。

このインターンはエントリーすれば誰でも参加できます。当然、選考もありません。

エントリー時に入力する必須項目も基本的な内容のみです。難しいものでも「ごくかんたんな自己PR」、「興味を持った理由」くらいなものでした。

私は夏の間に7~8社のIT企業の1dayインターンに参加しました。

1dayインターンに参加してみると、そのほとんどが以下の流れでした。

  • 学生がグループごとに分けられる

  • 学生同士で自己紹介

  • グループ内で課題に取り組み、ディスカッション~発表する

  • IT業界、会社説明を聞く

  • 先輩社員への質疑応答

  • 最後にアンケート記入

本来、インターンシップとは、
「学生が企業で定期間働くことで実際の職場体験を積む制度」
…なのですが、
この1dayインターンはディスカッション・発表等のワークも体験できる会社説明会に近いものでした。

社会人になった後に気付いたことですが、各企業が1dayインターンを実施する目的は早いタイミングで学生に業界・会社を知ってもらうためです。当時IT企業は今ほど人気がありませんでした。

このインターン。
就職活動を控える学生としては得るのものが非常に多いです。

なぜなら、ディスカッション・発表を経験しながら、学生同士で楽しみながら業界や会社を理解できるからです。

実際の就職活動に先行し、これらを体験できたのはプラスに働きました。

保険系のSIer(IT企業)に参加した時のこと

私が1dayインターンに参加した中で一番収穫があったのは、保険系のSIer(IT企業)のインターンに参加した時のことです。

他の企業と同じく、ディスカッション~発表~会社説明~社員への質疑応答の流れで実施される通常の1dayインターンです。

この会社の社員の雰囲気は非常に良く、会社の風土として穏やかで優しい会社でした。直感的に「働きたい」と思える会社でした。

インターンで会社の雰囲気を体感できるのは大きなメリットです。

その雰囲気が私への後押しになったのか、このインターンでは私のディスカッションや発表にも熱が入りました。

大学2年生時、私は先生が厳しめの少人数制の授業でディスカッション・発表の経験を繰り返してきました。

その甲斐もあり、周りの就活生がまだディスカッション・発表等に慣れていない中で、このインターンではやり切った実感がありました。

たった1日のインターンシップでしたが、就活本エントリー前に「働きたい」と思える会社に出会うことができました。

インターンに参加して思うこと

夏の期間、先んじて積極的に単発のインターンに参加したのは大正解でした。

よくネットには、
「1dayインターンは意味がない」
「時間の無駄だ」
と書かれていることもあります。

しかし以下のようにたくさんのメリットがあります。

  • 参加するだけで業界・企業研究になる

  • 会社の雰囲気が分かる

  • 参加費はかからない。無料(かかるのは交通費のみ)

  • 就活本番前にディスカッション、発表の経験を積める

  • 他の大学の学生と知り合い・友達になれる

時間があればインターンは積極的に参加すべきだと思います。

「1dayインターンは選考には直結しない」と言われますが、直結はしなくても選考に関わるのは間違いないです。

そこで良い印象を与えれば本選考の時、様々な形でプラスに働きます。

実のところ、私が参加した保険系のSIerのインターンに参加したことが思わぬ縁につながりました。

続く。

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