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変わる生活と戻る価値観

昔と今

曾祖母の記憶

戦前から行われていたであろう裁縫のイメージは生活と密にあるもので、補修なども家庭の中でしていたのではないかと想像しています。曾祖母などもチクチクといつも何かを縫っていたような記憶があります。

物とお金のバランス

戦前の日本はお金の価値よりも物の価値が高かったと推測します。そして現在は逆のバランスの不安定さがあり、時代が逆行しているように感じています。

貧乏と贅沢の抱き合わせ


手仕事やコロナ禍のキャンプブーム、DIYなど便利ではないことを上質な趣味としたり、価値観が揺り戻されたような感覚に陥ります。
自分がやっている布小物の作家という活動は昔の価値観のものだけど、現代の生活において贅沢な営みだと感じています。
みんな手芸やろうよと強要するつもりはないのですが、お金はなくても贅沢な生活は存在すると思っています。

裁縫の進歩について感じること

一方で、ハンドメイドの世界ではプラバンやレジンなど便利に進化したものがある中で、裁縫って全然革命が起きていなくないですか?ミシン以降、なにか大きなありましたか?消えるチャコペンくらいしか思い出せないです。あとは家庭用のカッティングマシンが発売されましたね。3DCADとか?
ミシン人口ってかなり多いはずなのに、ほとんどの人は紙と鉛筆で型紙引いてますよね。さすがにそろそろ何か面白いことが起きるんじゃないかと科学の進歩に期待しています。

好きなことを勝手に書いているのですが、読んでくださっている方がいるようで、うれしく思います。同業の作家さんとお話しする機会が少なく、自分の中にためているのが苦しくなることがあり、自分の文章を読んでなにかを感じてくれる方がいましたら幸いです。

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