布小物の作家

布小物の作家

最近の記事

なぜ離れられない?共依存に隠された心理メカニズム

ハンドメイドの記事を中心に書いていますが、昨今話題の共依存について思うことがあり、noteにまとめてみました。大好きで離れられないとは全く違うということ、一部の変わった人たちだけの話ではないことを感じてもらえると幸いです。 恋愛における依存とは何か?依存の定義 相手から与えられた不安や興奮などの感情を「相手に解決してもらおう、相手が解決するべきだ」という思考が生まれ、相手が思い通りに行動しなかった場合に問題が発生します。これが恋愛における依存のメカニズムだと思います。相手

    • オンライン販売:マーケットプレイス

      いろんな場所で販売してみようminne!Creema!メルカリ! ミンネとクリーマとメルカリshopsで販売したことがあるのですが、各サービスでのお客様の反応が全く違うことに驚きました。まず最初に売れたのがメルカリでした。数点売れたときの販売実績の傾向として、「相場より安いものしか売れない」でした。あとはわかりやすく可愛いもの。機能性云々はあまり見られていない印象を感じました。 minne ミンネは誰も見てないなって感じ。ハンドメイド作家さんでミンネで始める方が多いと

      • オンライン以外の活動

        オフラインでの活動 オンラインで活動する方法として、インスタグラムでの投稿やマーケットプレイスの出品が挙げられますが、オフラインでの活動はどうしようと考えていた時期がありました。マルシェへの出店についてメリットを感じながらも疑問を持つ中で、現在経過としては展示会を開催しています。展示会と聞くとちょっと大げさな響きを感じずにいられないのですが、今の自分にとっては手の届かないものではなくなってきています。 きっかけ 展示をしてみようと思ったきっかけになったのはあるお店に買い

        • 趣味と作家業:使っているツールについて

          自分の時間作家業と趣味 布小物の制作をしており、具体的にはポーチや入園入学グッズなどを作っています。趣味としてやっている手芸もあり、和の小物を作ることがあります。ちょっと背伸びした大人の趣味かもしれません。評価を受けずに自由に作る時間も大事にしています。 自分のための手芸 販売はせずに自分だけのために作るものは違う楽しさがあります。間違ってもいいし、下手でもいい。評価を受けずに自由に作る時間が自分にとっては大事な気がしています。 日本の色の組み合わせは補色が使われること

        なぜ離れられない?共依存に隠された心理メカニズム

          変わる生活と戻る価値観

          昔と今曾祖母の記憶 戦前から行われていたであろう裁縫のイメージは生活と密にあるもので、補修なども家庭の中でしていたのではないかと想像しています。曾祖母などもチクチクといつも何かを縫っていたような記憶があります。 物とお金のバランス 戦前の日本はお金の価値よりも物の価値が高かったと推測します。そして現在は逆のバランスの不安定さがあり、時代が逆行しているように感じています。 貧乏と贅沢の抱き合わせ 手仕事やコロナ禍のキャンプブーム、DIYなど便利ではないことを上質な趣味

          変わる生活と戻る価値観

          子供の笑顔が力になる:ハンドメイド作家の使命感

          二人の女の子出会い これから行っていきたい活動について書きたいと思います。マルシェで出会った二人の女の子にきっかけをもらいました。 別のマルシェで再会 作品を見てくれている女の子がいたのですが、同じ子が次に出店したマルシェにも来ていたんです。「この間も来てくれていましたよね?」とお父様にお声がけすると、「うちの子供は縫物が好きで勉強のために連れてきているんです。」という返答がありました。 自作のバッグ 肩から掛けているバッグをよく見ると手作りのバッグ!!「うちの家族

          子供の笑顔が力になる:ハンドメイド作家の使命感

          モンスターカスタマー化した上客の脅威

          お客様との関係性 太客 展示会では困ったこともあり、オフラインならではのお客様との密接な関係性について頭を悩ませています。以前出店したマルシェで作品を購入してくださった方がInstagramの告知を見て展示会にお越しくださいました。 ラインの交換から 展示会中にオーダーをしてくださったのですが、Instagramはあまり利用しないのでラインを交換してほしいとの申し出があり、断り切れず、交換することになってしまいました。オーダー品も直接お渡しすることになったのですが、

          モンスターカスタマー化した上客の脅威

          制作から販売へ:ハンドメイド作家の舞台裏

          制作~サイトへの出品まで 具体的な制作の工程をご紹介します。 型紙製作 生地やパーツの選定 仕入れ 生地の地直し 裁断 縫製 仕上げ 撮影 ショップに出品 告知 型紙製作 以前はエクセルで計算式を作って要尺を出していたのですが、今は鉛筆と紙で定規で型紙を作る方法に退化しました。どちらの方法も頭では同じ作業をしているのですが、定規を使ったり、鉛筆を削ったり、といった作業が苦ではないと感じたからです。 100円ショップで買っています 紙は2.5センチ方

          制作から販売へ:ハンドメイド作家の舞台裏

          作家が感じる喜びと挑戦

          ハンドメイドマルシェ出店で感じたこと 主催者に左右されやすい 以前はマルシェを中心に出店していたのですが、主催の集客力に影響を受けやすく、動員数があれば売れるけど、少なければ売れなくてイベント中にヒヤヒヤする場面が何度かありました。販売金額からの手数料という形でなく、出店料一律〇〇円というイベントですと、利益率はその金額に大きく左右されてしまいます。 出店料が重くのしかかる 主催者側からすれば、開催すれば出店料は入金されるわけで、動員数の保障などは当然ありません。一生懸

          作家が感じる喜びと挑戦